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Windows Server 2008 ベースのコンピューターでの Microsoft Dynamics CRM 4.0 のサポート

はじめに
この資料では、Windows Server 2008 ベースのコンピューターでの Microsoft Dynamics CRM 4.0 のサポートについて説明します。
詳細

Microsoft Dynamics CRM 3.0

Microsoft Dynamics CRM 3.0 と Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM 3.0 Client は、Windows Server 2008 ベースのコンピューターと互換性がありません。

Microsoft Dynamics CRM 4.0

Microsoft Dynamics CRM 4.0 は、Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターと互換性があります。Microsoft Office Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM 4.0 Client は、ターミナル サービスまたは Citrix と共に使用する場合は Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 でサポートされます。

次のバージョンの Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 がサポートされています。
  • Windows Server 2008 Standard の 32-Bit Edition および 64-Bit Edition
  • Windows Server 2008 Enterprise の 32-Bit Edition および 64-Bit Edition
  • Windows Server 2008 Datacenter の 32-Bit Edition および 64-Bit Edition
  • Windows Server 2008 Web Server の 32-Bit Edition および 64-Bit Edition

Windows Server 2008 での Microsoft Dynamics CRM 4.0 のインストール
注: Microsoft Dynamics CRM 4.0 は現在、IPv6 環境ではサポートされていません。
注: Microsoft Dynamics CRM 4.0 のインストール時に、サービス アカウントとして Network Service を使用する必要があります。他のアカウントを使用すると、インストールは失敗します。

サーバー ロールは、サーバーの主要な機能を表します。Windows Server 2008 では、1 台のコンピューターを 1 つのサーバー ロール専用にすることも、1 台のコンピューターに複数のサーバー ロールをインストールすることもできます。Windows Server 2008 上に Microsoft Dynamics CRM 4.0 をインストールするには、Windows Server 2008 Server の以下のロールがインストールされている必要があります。
  • 静的なコンテンツの役割サービス (Web サーバー (IIS) の役割に含まれる)
  • 動的なコンテンツの圧縮の役割サービス (Web サーバー (IIS) の役割に含まれる)
  • Windows 認証 IIS の役割サービス (Web サーバー (IIS) の役割に含まれる)
  • 互換性コンポーネントの役割サービス (Web サーバー (IIS) の役割に含まれる)
  • インデックス サービス (ファイル サービスの役割に含まれる)

Microsoft Dynamics CRM 4.0 をインストールする前に上記のサーバー ロールを追加するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[管理ツール] の順にポイントし、[サーバー マネージャー] をクリックします。
  2. [ロール] を右クリックし、[役割の追加] をクリックします。
  3. [次へ] をクリックしてサーバーの役割画面に進みます。
  4. 以下の役割のチェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。
    • アプリケーション サーバー
    • ファイル サービス
  5. [次へ] をクリックしてアプリケーション サーバーの役割サービス画面に進みます。
  6. [Web サーバー (IIS) サポート] のチェック ボックスをオンにします。役割の追加ウィザードで [必要な役割サービスを追加] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  7. [次へ] をクリックして Web サーバーの役割サービス画面に進みます。既にオンになっているチェック ボックスはそのままで、[IIS 6 管理互換] のチェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。
  8. [次へ] をクリックしてファイル サービスの役割サービス画面に進みます。[インデックス サービス] のチェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。
  9. [インストール] をクリックします。

アプリケーション サーバー、ファイル サービス、または Web サーバー (IIS) が既に有効になっている場合、特定の役割サービスを有効にするには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[管理ツール] の順にポイントし、[サーバー マネージャー] をクリックします。
  2. [ロール] を展開し、追加するサービスに応じて [アプリケーション サーバー]、[ファイル サービス]、または [Web サーバー (IIS)] をクリックし、[役割サービスの追加] をクリックします。
  3. 目的の役割サービスを追加してウィザードを完了します。
詳細

Windows Server 2008 で Microsoft Dynamics CRM 4.0 を使用する場合に起きる可能性のある問題

Windows Server 2008 で Microsoft Dynamics CRM 4.0 を使用していて、上記のロールがインストールされていない場合は、以下の問題が起きる可能性があります。. その回避策も併せて示します。

問題 1:Microsoft Dynamics CRM 4.0 Web アプリケーションを開こうとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
"Web ページに問題があるため、正しく表示または機能しなくなる可能性があります。"行: 194 文字: 1 エラー: オブジェクトを指定してください。コード: 0 URL: http://localhost/

この問題を回避するには、Web サーバー (IIS) ロールで静的なコンテンツの役割サービスを有効にします。

問題 2:Microsoft Dynamics CRM 4.0 をインストールすると、次のエラー メッセージが表示されます。
"Microsoft.Crm.Setup.Server.EnableCompressionAction の操作に失敗しました。" System.Runtime.InteropServices.COMException (0x80005006): HRESULT からの例外: 0x80005006

この問題を回避するには、Web サーバー (IIS) ロールで動的なコンテンツの圧縮の役割サービスを有効にします。

問題 3: Microsoft Dynamics CRM 4.0 Web アプリケーションを開こうとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
"HTTP エラー 401.2 - 権限がありません"

この問題を回避するには、Web サーバー (IIS) ロールで Windows 認証の役割サービスを有効にします。

問題 4:Microsoft Dynamics CRM 4.0 をインストールしようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
"Internet Information Services (IIS) 7 と IIS 6 互換コンポーネントを Windows Server 2008 にインストールしてください。"
Microsoft Dynamics CRM 4.0 では、IIS 6.0 管理互換の役割サービスのみがサポートされます。
この問題を回避するには、Web サーバー (IIS) ロールで IIS 6.0 管理互換の役割サービスをインストールする必要があります。

問題 5: IPv6 のみを有効にしている場合、Microsoft Dynamics CRM 4.0 では以下の問題が起きることがあります。次のような状況を想定します。IPv6 のみの環境に Microsoft Dynamics CRM 4.0 Internet Facing Deployment (IFD) をインストールします。internalnetworkaddress レジストリ キーを IPv6 アドレスに設定します。Microsoft Dynamics CRM 4.0 Web アプリケーションを開こうとします。この状況で、次のエラー メッセージが表示されます。
無効な IP アドレスが指定されました。
次のような状況を想定します。IPv6 のみの環境に Microsoft Dynamics CRM 4.0 サーバーをインストールしようとします。次に、セットアップ プロセスを設定し、Microsoft Dynamics CRM サーバーとして使用する Web サイトを作成します。この状況で、次のエラー メッセージが表示されます。
Check WebServerValidator: Failure: 要求したプロトコルと互換性がないアドレスを使用しました。

この問題を回避するには、IPv6 と共に IPv4 も有効になっていることと、更新プログラム ロールアップ 3 以降がインストールされていることを確認してください。

問題 6: 次のような状況を想定します。Windows Server 2008 に、ドメイン ユーザー アカウントで実行中のセキュリティ アカウントを使用して Microsoft Dynamics CRM 4.0 Server をインストールしようとします。Microsoft Dynamics CRM 4.0 のインストールでは、ドメイン ユーザーを IIS ワーカー プロセス グループ (IIS_WPG) に追加しようとします。Windows Server 2008 では IIS 7.0 が動作しています。しかし、Microsoft Dynamics CRM 4.0 では IIS 6 互換モードが使用されています。この場合、セットアップ プロセスが失敗し、次のエラー メッセージが表示されます。
Microsoft.Crm.Setup.Server.ConfigureAspNetAccountAction の操作に失敗しました。System.ComponentModel.Win32Exception:グループ名が見つかりません。
この問題は、IIS 6 互換モードに IIS_WPG グループが含まれていないことが原因で発生します。

この問題を回避するには、Network Service アカウントを選択して Microsoft Dynamics CRM 4.0 を起動する必要があります。

Microsoft Dynamics CRM 4.0 のインストール後、実行中にサービス アカウントをドメイン ユーザーに変更するには、次の手順を実行します。
  1. Microsoft Dynamics CRM サーバーで [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] をクリックします。
  2. 実際の Web サーバー名を展開し、[アプリケーション プール] をクリックします。
  3. [CRMAppPool] を右クリックし、[詳細設定] をクリックします。
  4. [識別] をクリックし、作成したサービス アカウントに変更し、[OK] をクリックします。
  5. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「iisreset」と入力し、[OK] をクリックします。

Active Directory の設定を次のように変更します。
  1. ドメイン コントローラーで、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[Active Directory ユーザーおよびコンピューター] をクリックします。
  2. Microsoft Dynamics CRM のセキュリティ グループが作成された場所に移動し、サービス アカウントを PrivUserGroup と SQLAccessGroup の両方に追加します。

Windows Server 2008 IIS サーバーのファイル システムを次のように変更します。
  1. Microsoft Dynamics CRM Server で、C:\Program Files\Microsoft Dynamics CRM\ に移動します。
  2. トレース ディレクトリに、サービス アカウントのフル コントロールのアクセス許可を付与します。

Microsoft Dynamics CRM サーバーで、サービス アカウントを次のグループに追加します。
  • ローカル IIS_IUSRS グループ
  • ローカル CRM_WPG グループ

これを行うには、以下の手順を実行します。
  1. Microsoft Dynamics CRM サーバーで [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[サーバー マネージャー] をクリックします。
  2. [構成] を展開し、[ローカル ユーザーとグループ] を展開し、[グループ] をクリックします。
  3. [グループ] ウィンドウで [IIS_IUSRS] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [追加] をクリックし、サービス アカウントを入力します。[名前の確認] をクリックし、[OK] を 2 回クリックします。
  5. [グループ] ウィンドウで [CRM_WPG] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  6. [追加] をクリックし、サービス アカウントを入力します。[名前の確認] をクリックし、[OK] を 2 回クリックします。


問題 7 Windows Server 2003 から Windows Server 2008 にアップグレードすると、インデックス サービスがアンインストールされます。インデックス サービスがアンインストールされると、Microsoft Dynamics CRM 4.0 でアプリケーションのヘルプ ファイルを使用できません。
この問題を回避するには、ファイル サービス ロールでインデックス サービスの役割サービスを有効にします。

関連情報
関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
948680Windows Server 2008 でサポートされている Microsoft サーバー アプリケーションについて
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プロパティ

文書番号:950100 - 最終更新日: 09/12/2011 00:47:00 - リビジョン: 2.0

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