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SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタにローリング更新プログラムおよび Service Pack を適用する方法

はじめに
この資料では、Microsoft SQL Server 2008 の更新プログラムをフェールオーバー クラスタ インスタンスに適用する方法について説明します。

重要
  • アクティブ ノードで SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンスを更新する場合、SQL Server サービスは停止します。 これによって SQL Server のダウンタイムが発生します。 ダウンタイムを回避するには、この資料の説明に従って、パッシブ ノードにローリング更新プログラムをインストールします。
  • フェールオーバー クラスタ インスタンスで実行可能な所有者ノードのバージョンが混在することを回避するには、クラスタ アドミニストレータ ツール (Cluadmin.exe) を使用して、フェールオーバー クラスタ インスタンスの実行可能な所有者ノードの一覧からノードを削除します。 実行可能な所有者ノードのバージョンが混在することを回避して、データ破損の可能性を防ぐ必要があります。
  • SQL Server 2008 では、クラスタ サービスは SQL ネットワーク名リソースの実行可能な所有者の一覧をチェックします。 SQL ネットワーク名リソースもチェックポイントの対象となります。 この動作は SQL Server 2005 の場合とは異なります。SQL Server 2005 では、SQL Server リソース自体がチェックポイントの対象となります。
詳細

フェールオーバー クラスタへの SQL Server 2008 ローリング更新プログラムのインストール

  1. 更新プログラムを起動する前に、特定の SQL Server のクラスタ化されたインスタンスについて、実行可能な所有者の一覧を収集していることを確認します。 特定の SQL Server ネットワーク リソース名を調べるには、次のコマンドを実行します。
    cluster.exe resource
    次のような出力が表示されます。
    リソース                                グループ                                ノード               状態--------------------              --------------------              ----------        ------Cluster Disk 1                    Cluster Group                     NODE1             OnlineCluster Disk 2                    SQL Server (INST1)                NODE1             OnlineCluster Disk 3                    SQL Server (INST2)                NODE1             OnlineCluster Disk 4                    Available Storage                 NODE1             OnlineCluster IP Address                Cluster Group                     NODE1             OnlineCluster Name                      Cluster Group                     NODE1             OnlineSQL IP Address 1 (SQLVS1)         SQL Server (INST1)                NODE1             OnlineSQL Network Name (SQLVS1)         SQL Server (INST1)                NODE1             OnlineSQL Server                        SQL Server (INST1)                NODE1             OnlineSQL Server Agent                  SQL Server (INST1)                NODE1             OnlineSQL IP Address 2 (SQLVS2)         SQL Server (INST2)                NODE1             OnlineSQL Network Name (SQLVS2)         SQL Server (INST2)                NODE1             OnlineSQL Server                        SQL Server (INST2)                NODE1             OnlineSQL Server Agent                  SQL Server (INST2)                NODE1             Online
    この例では、次のコマンドを使用して、SQL ネットワーク名リソースごとに実行可能な所有者の一覧を作成できます。
    • cluster.exe resource "SQL Network Name (SQLVS1)" /listofowners > c:\SQLVS1_list_of_owners.txt
    • cluster.exe resource "SQL Network Name (SQLVS2)" /listofowners > c:\SQLVS2_list_of_owners.txt
  2. クラスタ アドミニストレータ ツールで、対応する SQL ネットワーク名リソースを使用して、更新プログラムを適用するフェールオーバー クラスタ インスタンスの実行可能な所有者の一覧からノードの半分を削除します。 最初にパッシブ ノードを実行可能な所有者から削除します。 この更新プロセスの後の手順で参照するために、実行可能な所有者から削除したノードの一覧を記録しておきます。

    : 高可用性を維持するために、実行可能な所有者のノードの半分を削除することをお勧めします。
  3. フェールオーバー クラスタ インスタンスの実行可能な所有者の一覧からノードを削除した後、手順 2. で削除したノードに SQL Server 更新プログラムを適用します。実行可能な所有者から削除された各ノードに更新プログラムを適用するには、適用する更新プログラム パッケージに付属しているマニュアルを参照してください。

    : ノードのインスタンスに対して初めて更新プログラムを適用する場合は、アクティブなリソース グループを別のノードに移動してから更新プログラムを適用してください。 これにより、使用中の共有コンポーネントが更新される際に発生する可能性があるダウンタイムまたは再起動操作を回避できます。
  4. 実行可能な所有者から削除されたノードに更新プログラムを適用した後、クラスタ アドミニストレータ ツールで SQL ネットワーク名リソースを使用して、更新されたノードをフェールオーバー クラスタ インスタンスの実行可能な所有者の一覧に再度追加します。

    ノードを正しい SQL Server インスタンスに確実に戻すために、更新プログラムを実行する前に収集した実行可能な所有者の一覧を使用します。 一覧で更新済みのノードをマークしてください。
  5. SQL ネットワーク名リソースに基づいて、Windows Server 2008 の正しいリソース グループ、アプリケーション、またはサービスを確認してから、該当するグループ、アプリケーション、またはサービスを更新されたノードの 1 つに移動します。
  6. すべての SQL Server リソースが現在のアクティブ ノード上でオンラインになっていることを確認します。
  7. クラスタ アドミニストレータ ツールで、SQL ネットワーク名リソースを使用して、更新されなかったノードをフェールオーバー クラスタ インスタンスの実行可能な所有者から削除します。
  8. 手順 7. で削除したノードに、SQL Server 更新プログラムを適用します。
  9. 手順 4. を繰り返して、更新されたすべてのノードを、更新したフェールオーバー クラスタ インスタンスの実行可能な所有者に追加します。
  10. クラスタが問題なく動作していることを確認します。 クラスタのノード間で SQL Server のインスタンスを移動します。
プロパティ

文書番号:958734 - 最終更新日: 06/24/2009 09:20:55 - リビジョン: 4.3

Microsoft SQL Server 2008 Enterprise, Microsoft SQL Server 2008 Standard, Microsoft SQL Server 2008 Enterprise Evaluation, Microsoft SQL Server 2008 R2 Enterprise, Microsoft SQL Server 2008 R2 Standard

  • kbexpertiseadvanced kbinfo KB958734
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