Outlook で JIS (ISO-2022-JP) にエンコードされたメールを受信した際、半角カタカナがメールの本文に含まれていると本文が文字化けする場合がある

Office 2003 のサポートは終了しました

マイクロソフトでは、2014 年 4 月 8 日に Office 2003 のサポートを終了しました。この変更は、ソフトウェアの更新プログラムおよびセキュリティ オプションに影響しています。 この変更の意味および保護された状態を維持する方法について説明します。

現象
Microsoft Office Outlook 2007、Microsoft Office Outlook 2003、Microsoft Outlook 2002 および Microsoft Outlook 2000 で、JIS (ISO-2022-JP) にエンコードされたメールを受信した際に、半角カタカナがメールの本文に含まれていると、メールの本文が文字化けする場合があります。一度、この現象が発生すると JIS でエンコードされたメールを受信する度に現象が発生し、JIS 以外でエンコードされたメールを受信するまで現象が発生し続ける場合があります。

この現象の文字化けの特徴として、メールの本文に半角カタカナが多く表示されます。なお、[宛先]、[CC]、[BCC]、[件名] は文字化けしません。
原因
この現象は、文字化けしたメールを受信する直前のメールが原因で発生します。

一般的に日本語メールで使用される JIS (ISO-2022-JP) には、半角カタカナのコードが含まれませんが、ISO-2022-JP に JIS X 0201 で規定されているシーケンスを追加する実装がメーラーにされている場合、ASCII 文字から半角カタカナへの移行を表すシフトアウト コード (0xE) と半角カタカナから ASCII 文字への復帰を表すシフトイン コード (0xF) を挿入し、半角カタカナのコードとして認識させます。

Outlook は、このような実装に対応するため、受信したメールの本文をデコードする際、デコード前の本文中にシフトアウトが出現すると、以降の ASCII 文字を半角カタカナに変換するフラグをオンにします。その後、シフトインが出現するまでは、文字を ASCII コードから半角カタカナのコードに変換し続けます。しかし、デコード前の本文中にシフトアウトが含まれているにもかかわらず、対応するシフトインが存在しなかった場合に、半角カタカナに変換するフラグがオンになったままの状態となり、それ以降受信したメールの ASCII コードも半角カタカナに変換してしまうため、文字化けが発生します。
解決方法
この現象を解決するには、現象が発生しているメールの送信者 (エスケープ シーケンスのシフト アウトだけが挿入され、シフト インが欠如しているメールの送信元) に、該当のメールの内容を確認し、 メールソフトの開発元に問い合わせてください。
回避策
この現象を回避するには、以下の方法を実行してください。

Outlook で文字化けしたメールを正しく表示させる方法

Outlook で文字化けしたメールを正しく表示させるには、以下の手順を実行してエンコードを再設定ください。

Outlook 2007 の場合 :
  1. Outlook 2007 で文字化けしているメールを開きます。
  2. [メッセージ] タブをクリックします。
  3. [アクション] の [その他のアクション] をクリックし、[エンコード] をポイントして、[日本語(自動選択)] をクリックします。

    補足 : [日本語(自動選択)] が [エンコード] メニューに無い場合は、[その他] をポイントし、表示されるメニューから、[日本語(自動選択)] をクリックします。
Outlook 2003 の場合 :
  1. Outlook 2003 で文字化けしているメールを開きます。
  2. [表示] メニューの [エンコード] をポイントし、[日本語 (自動選択)] をクリックします。

    補足 : [日本語 (自動選択)] が [エンコード] メニューに無い場合は、[その他] をポイントし、表示されるメニューから、[日本語 (自動選択)] をクリックします。

次に受信するメールの文字化けを防ぐ方法

Outlook で文字化けしたメールを受信後、次に受信するメールの文字化けを防ぐには、Outlook を再起動してください。Outlook を再起動することでメモリ上の半角カタカナに変換するフラグがリセットされて、それ以降に受信したメールが正しくデコードされ、メールが読めるようになります。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
プロパティ

文書番号:983143 - 最終更新日: 10/19/2010 08:12:00 - リビジョン: 3.1

Microsoft Office Outlook 2007, Microsoft Office Outlook 2003, Microsoft Outlook 2002 Standard Edition, Microsoft Outlook 2000 Standard Edition

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