PowerPoint がインストールされていないコンピューターでプレゼンテーションを実行するには、プレゼンテーションをビデオ ファイルとして保存します。
MOVファイルは、QuickTimeムービーをサポートする任意のアプリケーションで再生することができます。 MP4 形式は国際標準であるため、特にハードウェア デバイスでは、より広範にサポートされています。
PowerPoint 2016 for Mac では、ビデオ形式での保存はサポートされていません。 その他のバージョンの PowerPoint for macOS (2011、2019、および Microsoft 365 サブスクリプション) では、この機能がサポートされています。
ビデオ形式で保存する
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[ファイル]、[エクスポート] の順に選択します。
(ビデオ オプションが提供されていないため、 名前を付けて保存は使用しないでください)。
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[ファイル形式] リストを開き、目的のビデオ形式 (MP4 または MOV) を選択します。
MP4 と MOV のオプションがバージョンの PowerPointにない場合は、詳細については、以下の 「要件 」を参照してください。
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表示品質、インターネット品質、または低品質のビデオ品質を選択します。 ビデオの品質が高いほど、ファイルのサイズが大きくなります。
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切り替えのタイミングを記録したプレゼンテーションから作成するビデオで、それらのタイミングを使用する場合は、[記録されたタイミングとナレーションを使用する] がオンになっていることを確認します。 タイミングを設定していない場合は、各スライドがビデオに表示される時間の長さを設定できます。
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すべての選択が終わったら、[エクスポート] を選びます。
注: プレゼンテーションをビデオとしてエクスポートすると、スライド ショーに記録されたナレーション付きオーディオは再生されますが、他の埋め込みメディア ファイルは再生されません。
プレゼンテーションをビデオとして保存した後、他のビデオを共有するのと同じように、ビデオを開いて再生できるアプリケーションまたはデバイスを使って、そのビデオを共有できます。
ビデオ形式で保存するための要件
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適用対象:
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適用対象:
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ファイルを保存する際に、サウンドトラック、ムービー クレジット、およびムービーの再生方法のその他のオプションを選ぶことができます。
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[ファイル] メニューの [ムービーとして保存] をクリックします。
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クレジットやバックグラウンド サウンドなどのオプションを追加するには、[ムービー オプション] をクリックし、次のいずれかの操作を行います。
目的 |
操作 |
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サウンドトラックの追加 |
[ムービーの設定] をクリックし、[バックグラウンド サウンド] ポップアップ メニューの [メディアの設定] で [サウンドの選択] をクリックします。 注: コンピューターで再生するオーディオ ファイルを選択できない場合、[有効化] ポップアップ メニューで [すべてのファイル] をクリックします。 目的のサウンドトラックを探して、ダブルクリックします。 |
クレジットの追加 |
[クレジット タイトル] タブをクリックし、ムービーの作成者や著作権情報など、クレジットに含める情報を入力します。 注: クレジットはムービーの最後ではなく、ファイルのプロパティに追加されます。 ファイルのプロパティを表示するには、検索でファイルを選択し、[ファイル]、[情報を見る] の順にクリックします。 |
画面サイズの変更 |
[ムービーの設定] をクリックし、[サイズと品質] でムービーのサイズを選択します。 |
ムービーの連続再生 |
[ムービーの設定] をクリックし、[メディアの設定] で [ムービーの繰り返し] チェック ボックスをオンにします。 |
ムービーとして保存されるプレゼンテーションに関する制限事項
注:
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プレゼンテーションをムービーとして再生する場合、個別にタイミングを設定するか、スライド ショーを記録してプレゼンテーション全体のタイミングを確立しない限り、各スライドは均一の時間で表示されます。 スライドのタイミング設定の詳細については、「リハーサルをしてスライドのタイミングを設定する」をご覧ください。
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いくつかの画面切り替えは、ムービーではプレゼンテーションとは異なる方法で再生されます。 アニメーション効果はムービーではまったく再生されません。
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PowerPoint for Mac 2011 では、プレゼンテーションを映画として保存してもナレーションは保存されません。