他のプログラムまたは Web 情報のスライド、テキスト、画像、オブジェクト、およびテーブルを Access、Word、PowerPoint、Excel、および Outlook などの Office アプリケーションに貼り付けるときに、書式を指定できます。
[特殊貼り付け] を使用する
図や他のオブジェクトと同様に、プレゼンテーション内のテキストには、書体、色、フォント サイズなど、独自の書式設定があります。 書式が異なるテキストを Office プログラムにコピーする場合、PowerPoint や Word などのプログラムは、コピー先のテキストに合うようにそのテキストの書式を自動的に変更します。 ただし、[形式を選択して貼り付け] を使用すると、元の書式を維持したり、リンクや図として貼り付けすることができます。
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貼り付けるスライド、画像、テキスト、またはオブジェクトを切り取るか、コピーします。
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アイテムを挿入Officeファイルをクリックします。
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[ホーム] タブの [クリップボード] で [貼り付け] の下の矢印をクリックし、[形式を選択して貼り付け] をクリックして、次のいずれかのオプションを選択します。
ヒント: キーボードを使用する場合は、 Ctrl + Alt + V を選択して 、Paste Special を呼び出します。
貼り付け
貼り付けるスライド、テキスト、またはオブジェクトの形式を指定するには、[貼り付け] をクリックして、以下の表を使用し、「使用する形式」リストから形式を選択します。
使用する形式 |
用途 |
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書式付きテキスト |
他のプログラムまたは Web ページからのテキストの書式をテキストが保持します。 |
書式なしテキスト |
貼り付け先の Office プログラムの書式をテキストが引き継ぎます。 |
Microsoft Office 描画オブジェクト |
クリップボードの内容を Microsoft Office 描画描画オブジェクトとして表示します。 |
図 (GIF) |
クリップボードの内容をグラフィックス交換形式 (GIF) の図として表示します。 GIF ファイル形式は色数が 256 色に制限されているので、カラー写真よりも、イラストなどのスキャンした画像に効果的です。 GIF は、線画、白黒画像、高さが数ピクセルの小さなテキスト、およびアニメーションにも適したファイル形式です。 |
図 (JPEG) |
クリップボードの内容を Joint Photographic Experts Group (JPEG) の図として表示します。 ![]() JPEG ファイル形式は、1,600 万色をサポートし、写真や複雑なグラフィックスに最も適しています。 |
図 (PNG) |
クリップボードの内容をポータブル ネットワーク グラフィックス (PNG) の図として表示します。 PNG ファイル形式は GIF に似ていますが、色のサポートがより向上しています。 単色の領域を圧縮する一方で、線画、ロゴ、文字列を含むイラストなどの細かい部分を保持します。 PNG 画像は、画質を低下させることなく、保存、復元、再保存することができます。 GIF ファイルとは異なり、PNG はアニメーションをサポートしておらず、一部の古い Web ブラウザやアプリケーションは PNG をサポートしていません。 |
図 (Windows メタファイル) |
クリップボードの内容を Windows メタファイル形式 (WMF) の図として表示します。 図を 16 ビット グラフィック (Windows 3.x 以降で使用する) として保存できます。 |
図 (拡張メタファイル) |
クリップボードの内容を拡張メタファイル (EMF) 形式の図として表示します。 高度なグラフィック機能をサポートする 32 ビット グラフィックとして図を保存できます。 |
デバイスに依存しないビットマップ |
クリップボードの内容を、Web ページで使用するグラフィックとして機能するスライドなど、デバイスに依存しないビットマップ (DIB) として表示します。 DIB は、ドットの行と列で構成された、コンピューター メモリ上でのグラフィックス画像の表現形式です。 各ドットの値 (ドットが埋まっているかどうか) は、1 ビットまたは複数ビットのデータとして格納されます。 |
ビットマップ |
クリップボードの内容をビットマップとして表示します。 Microsoft Windows BMP 形式は数百万色を表示できます。 この形式は、複数のアプリケーションでサポートされているので、画像の作成に使用したアプリケーションを持っていない可能性がある人に画像を配布するときに最も実用的なファイル形式です。 |
リンク貼り付け
別のドキュメントまたはプレゼンテーションへのハイパーリンクを追加するには、[リンク貼り付け] をクリックします。

注: [リンク貼り付け] オプションをサポートしていないドキュメントから内容を切り取ったか、またはコピーした場合や、リンクしようとするドキュメントがまだ保存されていない場合に、[リンク貼り付け] オプションは使用できません。
実際の内容を貼り付けるのではなく、内容をオブジェクトのリンクと埋め込み (OLE) アプリケーション アイコンとして貼り付けるには、[アイコンで表示] チェック ボックスをオンにします。 アイコンをクリックすると、アプリケーションを開き、内容を表示することができます。 [アイコンで表示] チェック ボックスは、[リンク貼り付け] を使用する場合、または内容を OLE オブジェクトとして貼り付ける場合にのみ使用できます。 その後、貼り付けた内容のアイコンを変更できます。