条件付き書式は、色、フォント、およびスタイルを使用して、定義した条件を満たすメッセージをメッセージ一覧で目立たせる手段です。 送信者の名前や電子メール アドレスなど、受信メッセージが満たす必要がある条件を指定すると、条件を満たすメッセージだけに条件付き書式が適用されます。
たとえば、条件付きルールでは、上司から送信されたすべてのメッセージがメッセージ一覧に赤いテキストで表示されるよう指定できます。
メール メッセージの既定のフォントまたはテキストの色を変更して、メール メッセージの本文をさらに変更できます。
注: Microsoft Outlook 2007 では、メール メッセージのテキストの条件付き書式ルールの作成に、[整理] 機能を使用していました。 Microsoft Outlook 2010 以降では、テキストの条件付き書式には [ビューの詳細設定] ダイアログ ボックスからアクセスするようになりました。
条件付き書式ルールを作成する
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[表示] タブの [現在のビュー] で [ビューの設定] を選択します。
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[ビューの詳細設定] ダイアログ ボックスで、[条件付き書式] を選択します。
一連の既定のルールが表示されます。 [未開封メッセージ] ルールが表示されます。 このルールを使用すると、未読メッセージがメッセージ一覧で太字で表示されます。 また、以前のバージョンの Outlook を使用して[整理] ウィンドウで作成した条件付き書式ルールがすべて表示されます。
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次のいずれかの操作を実行します。
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ルールを削除するには、ルールを選択し、[削除] を選択 します。
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ルールを一時的に無効にするには、そのルールのチェック ボックスをオフにします。
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ルールの条件を変更するには、ルールを選択し、[条件] を選択 します。
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テキストの書式設定を変更するには、ルールを選択し、[フォント] を選択 します。
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新しい条件付き書式ルールを追加するには、[追加]を選択し、[名前] ボックスに名前を入力し、[フォント] を選択して書式を指定し、[条件] を選択してこのルールの条件を指定します。
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条件付き書式ルールの例
Outlook 2010 で作成できる条件付き書式ルールの例を次に示します。
前のセクションの手順 1、2 を実行後、次の操作を行います。
すべてのメッセージを作成する John Kane
赤で表示する
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[追加] を選択します。
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ルールの名前を入力します。
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[フォント] を選びます。
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[色 ] で[赤] を 選択します。
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[OK] を選択します。
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[条件 ] を選択します。
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[From]ボックスに「John Kane」と入力します。
注: 名前は、受信したメッセージに表示されている完全な名前と完全に一致する必要があります。
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[フィルター ]、[条件付き書式]、および[ビューの詳細設定] ダイアログ ボックスで、[OK] を選択します。
単語を含むすべてのメッセージを作成する Contoso
が緑色で表示される
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[追加] を選択します。
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ルールの名前を入力します。
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[フォント] を選びます。
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[色 ] で[緑] を 選択します。
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[OK] を選択します。
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[条件 ] を選択します。
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[単語 の検索] ボックスに、「Contoso」 と 入力します。
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[フィルター ]、[条件付き書式]、および[ビューの詳細設定] ダイアログ ボックスで、[OK] を選択します。
単語を含むすべてのメッセージを作成する 休日
件名またはメッセージ本文に青で表示される
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[追加] を選択します。
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ルールの名前を入力します。
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[フォント] を選びます。
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[色 ] で[青] を 選択します。
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[OK] を選択します。
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[条件 ] を選択します。
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[単語 の検索] ボックスに「holiday」 と 入力します。
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[フィルター ]、[条件付き書式]、および[ビューの詳細設定] ダイアログ ボックスで、[OK] を選択します。