説明 [予約の種類] フィールドでは、リソースを本予約と見なすか、仮予約と見なすかを指定します。仮予約リソースを、リソースの利用の可否グラフ、リソースの平準化、およびその他のリソース関連操作に含めるかどうかを選ぶことができます。
[予約の種類] フィールドは、いくつかのカテゴリに分類されます。
データ型 列挙型
[予約の種類] (タスク フィールド)
入力の種類 Null
使用のポイント 割り当てられているリソースが本予約であるか、仮予約であるかを確認する場合は、[タスク配分状況] ビューに [予約の種類] フィールドを追加します。実際のデータは、割り当てフィールドにのみ表示され、タスク フィールドには表示されません。
例 プロジェクトのほとんどのリソースは本予約され、いくつかが仮予約されているとします。すべての割り当てを調べ、仮予約と本予約の種類別にリソースの割り当てを確認します。[タスク配分状況] ビューに [予約の種類] フィールドを追加します。
[予約の種類] (リソース フィールド)
エントリの種類 入力済み
使用のポイント 新しい仮予約プロジェクトまたは既存のプロジェクトの新しいフェーズを見積もるときに、リソースを仮予約として指定します。仮予約リソースを入力すると、仮予約リソースの利用可能時間を拘束せずに、新しいプロジェクトやフェーズのコスト、利用可能時間、およびスケジュールを容易に予測できます。仮予約プロジェクトまたはフェーズが承諾されたら、適宜、リソースの予約の種類を変更することができます。
特定のリソースを利用する場合に仮予約を使います。ただし、そのリソースがプロジェクトで利用できるかどうかを確認する必要があります。たとえば、他の部署からリソースを借りる承諾を得たり、外部のコンサルタントを使用するときには確認が必要です。リソースを仮予約として入力すると、スケジュールやコストの見積もりが容易になり、仮予約の割り当てに関する情報も具体的になります。
[予約の種類] フィールドに基づいて、並べ替え、フィルター、またはグループを行うことができます。また、仮予約リソースの有無に関係なく、リソースの利用可能時間を確認したり、リソースを平準化したりすることもできます。
例 現在、新しいプロジェクトの開始に必要なリソースと予算があるかどうかを調べる必要があるとします。プロジェクトを設定し、組織のリソース プールから実際のリソースを追加します。このプロジェクトを開始できなかった場合を考慮して、そのリソースを他のプロジェクトにも割り当てられるように、[リソース シート] ビューに [予約の種類] フィールドを追加し、すべてのリソースの予約の種類を [仮予約] に設定します。
解説 [リソース情報] ダイアログ ボックスを使って、個々のリソースに対して予約の種類を設定することができます。リソースを選んでから、[リソース情報]
をクリックします。[全般] タブをクリックし、[予約の種類] ボックスで [本予約] または [仮予約] を選びます。既定では、リソースは本予約されます。
[予約の種類] フィールドと [承諾] フィールドを混同しないでください。予約の種類では、プロジェクトに対してリソースを本予約するか、暫定的に仮予約するかを指定します。[承諾] フィールドでは、リソースが割り当てメッセージングに応じたかどうかを示します。
仮予約リソースは本予約リソースの場合と同じように割り当てます。ただし、Microsoft Office Project を使っている場合は、Microsoft Office Project Web Access に仮予約リソースの割り当てを発行することはできません。作業と残存作業時間の値には、本予約だけでなく、仮予約も含まれることに注意してください。
[予約の種類] (割り当てフィールド)
入力の種類 計算結果
計算方法 割り当ての [予約の種類] フィールドは、リソースの [予約の種類] フィールドと同じです。
使用のポイント 仮予約と本予約の両方のリソースがタスクに割り当てられている場合に、予約の種類別に割り当てを確認するには、割り当てビューに [予約の種類] フィールドを追加します。[予約の種類] フィールドに基づいて、割り当ての並べ替え、フィルター、またはグループを行うことができます。
例 プロジェクトに既に 20 人の本予約リソースが設定されており、タスクに割り当てられているとします。さらに 3 人のチーム メンバーが仮予約リソースとして設定されています。これらのリソースは本予約ではなく、仮予約されていますが、スケジュールや予算を容易に計画できるように、既に暫定的にタスクが割り当てられていますすべての割り当てを調べ、仮予約と本予約の種類別にリソースの割り当てを確認します。[タスク配分状況] ビューに [予約の種類] フィールドを追加します。
解説 仮予約は、個々の割り当てに対してではなく、リソース全体に対して行われます。
[割り当て情報] ダイアログ ボックスを使って、個々のリソースの予約の種類を確認することができます。[タスク配分状況] または [リソース配分状況] ビューで、割り当てを選び、[割り当て情報]
をクリックします。[全般] タブをクリックし、[予約の種類] ボックスの設定を確認します。
[予約の種類] フィールドと [承諾] フィールドを混同しないでください。予約の種類では、プロジェクトに対してリソースを本予約とするか、仮予約のみとするかを指定します。[承諾] フィールドでは、リソースが割り当てメッセージングに応じたかどうかを示します。
仮予約リソースは本予約リソースの場合と同じように割り当てます。ただし、Project Server を使っている場合は、Project Web Access に仮予約リソースの割り当てを発行することはできません。作業と残存作業時間の値には、本予約だけでなく、仮予約も含まれることに注意してください。