区切りテキスト (.txt) やコンマ区切り (.csv) ファイルなど、Excel で大きなデータ セットを含むファイルを開いた場合は、"このデータ セットは Excel グリッドに対して大きすぎます。このブックを保存すると、読み込まれなかったデータが失われる可能性があります。" つまり、データセットが Excel で使用できる行または列の数を超えているので、一部のデータが読み込まれません。
データが失うことを避けるために、追加の予防措置を講じすることが重要です。
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データの取り込みを使用して Excel for PC でファイルを開く - PC 用 Excel アプリがある場合は、Power Query を使用してデータ セットを読み込み、ピボットテーブルで分析できます。
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Excel でファイルを 保存しない - 元のファイルの上に保存すると、読み込まれなかったデータが失われる可能性があります。 これは不完全なデータ セットにもなっているのに注意してください。
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切り捨てられたコピーを保存する - ファイルを保存する必要がある場合は、[ファイル] の [コピーを保存] >移動します。 次に、元のファイルの切り捨てコピーである別の名前を入力します。
Excel のグリッドの制限を超えるデータ セットを開く方法
EXCEL for PC を使用すると、[データの取り込み] を使用してファイル を インポートし、すべてのデータを読み込み込みできます。 データには Excel の行数と列数を超えるデータは表示されませんが、完全なデータ セットが存在し、データを失わずに分析できます。
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Excel で空白のブックを開きます。
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[テキスト /CSV ファイル] タブ に> ファイルを >し、[インポート] を選択 します。 [プレビュー] ダイアログ ボックスで、[ピボットテーブル レポート の 読み込み> 選択します。
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読み込まれたら 、フィールド リストを使用して、ピボットテーブル内のフィールドを配置します。 ピボットテーブルは、データ セット全体を使用してデータを集計します。
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また、ピボットテーブル のデータを並べ替える、またはピボット テーブルのデータをフィルター処理することができます。
Excel ファイル形式の制限の詳細
Excel を使用する場合は、使用しているファイル形式をメモすることが重要です。 .xls ファイル形式の各シートの行数は 65,536 行に制限されます。.xlsx ファイル形式のシートあたりの制限は 1,048,576 行です。 詳細については 、Excel および Excel の仕様と制限でサポートされているファイル形式 を参照してください。
Excel の制限に達するのを防ぐには、.xls 形式ではなく .xlsx 形式を使用して、はるかに大きな制限を利用してください。 データ セットが .xlsx の制限を超えているとわかっている場合は、代替の回避策を使用してすべてのデータを開いて表示します。
ヒント: Excel でデータ セットを開いた場合は、すべてのデータがインポートされたのをクロスチェックしてください。 ソース ファイルの行数または列数を確認し、Excel で一致を確認できます。 この操作を行うには、行または列全体を選択し、Excel の下部にあるステータス バーにカウントを表示します。