Microsoft Excel では、Excel 4.0 (XLM) マクロが引き続きサポートされていますが、Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) の最新バージョンに移行することをお勧めします。 マクロを移行すると、VBA プログラミング オブジェクト モデルの強化機能を利用することができます。 移行を簡単に実行できるように、以前のバージョンの VBA には対応する機能がない新しいいくつかのオブジェクト、メソッド、およびプロパティが、残っている関数のオブジェクト モデルに追加されました。 さらに、VBA のページ設定操作のパフォーマンスが向上し、XLM マクロの PAGE.SETUP() 機能と同等のパフォーマンスを実現できるようになりました。
移行の準備が整っていない場合は、引き続き Excel 4.0 マクロを実行できます。 Excel でマクロを無効にして XLM マクロを開くと、次のメッセージが表示されます。
"セキュリティ設定のため、マクロが無効にされています。 マクロを実行するには、このブックをもう一度開き、[マクロを有効にする] を選択する必要があります。 マクロを有効にする方法について詳しくは、[ヘルプ] をクリックしてください。
XLM マクロを実行できるようにマクロの設定を変更するには、次の操作を行います。
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[ファイル] タブをクリックし、[オプション] をクリックします。
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[セキュリティ センター] をクリックし、[セキュリティ センターの設定] をクリックします。
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[ マクロの設定] をクリックし、[ すべてのマクロを有効にする (推奨しません。危険なコードが実行される可能性があります)] をクリックします。
重要: この設定は使用しないことをお勧めします。または、マクロのセキュリティ設定を元に戻して、 通知なしですべてのマクロを無効 にすることをお勧めします。
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[ ファイル制限 機能の設定] をクリックし、[ ファイルの種類] で [ Excel 4 マクロシート ] を選択し、[ 開く ] のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
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[選択した形式のファイルを開く処理] で [選択した形式のファイルを保護ビューで開き、編集可能にする] をクリックします。
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[OK] を 2 回クリックします。
補足説明
Excel Tech Community では、いつでも専門家に質問できます。Microsoft コミュニティでは、サポートを受けられます。また、Excel User Voice では、新機能についての提案や改善案を送信することができます。