統合請求書プロセスにより、ConsGLS を使用した Microsoft Dynamics AX 2009 SP1 ロールアップ 6 でエラーが発生する

この記事では、統合請求書プロセスで Microsoft Dynamics AX 2009 SP1 ロールアップ 6 と ConsGLS でエラーが発生する問題の解決策について説明します。

適用対象: Microsoft Dynamics AX 2009 Service Pack 1
元の KB 番号: 2493827

現象

次のような状況で問題が発生します。

[ 売掛金勘定 ] メニューで、[ 定期処理] をポイントし、[連結請求書] を選択 します。 [選択] を 選択し、[ 新しい請求書の選択] を選択します[お問い合わせ] フォームで [OK] を選択すると、次のエラー メッセージが表示されます。

結合された SELECT ステートメント内のレコードの合計内部サイズは 24598 バイトですが、Microsoft Dynamics は既定で 24576 バイトを超えないようにパフォーマンスチューニングされています。

原因

この問題は、ConsGLS を使用した Microsoft Dynamics AX 2009 SP1 ロールアップ 6 で発生します。

既定の最大バッファー サイズは 24 kb です。 ただし、結合された SELECT ステートメント内のレコードの内部サイズは 24,598 バイトです。

解決方法

この問題を解決するには、Microsoft Dynamics AX Server 構成ユーティリティの [ データベース チューニング ] タブで、最大バッファー サイズとして 25 以上を指定します。 これを行うには、次の手順を実行します。

  1. AOS サーバーで、[ 管理ツール] を選択します。
  2. [Microsoft Dynamics AX 2009 Server Configuration] を選択します。
  3. [データベースチューニング] タブで、[最大バッファー サイズ] フィールドに「25 以上」と入力します。