特定の Office ドキュメントの電子コピーをクライアントや仕事仲間と共有する場合は、ドキュメントに含まれる非表示のデータや個人情報を確認することをお勧めします。 ドキュメントを他のユーザーと共有する前に、このような非表示の情報を削除することができます。 Word、Excel、PowerPoint、または Visio のドキュメント検査機能は、ユーザーが共有する予定のドキュメント内の非表示データや個人情報を見つけて削除するのに役立ちます。

非表示情報としては、以下のものがあります。

  • Word 文書で共有したくない非表示データまたは個人情報

  • 他のユーザーと共同作業すると Excel によってブックに追加されるデータ

  • プレゼンテーションまたはそのメタデータに格納される可能性のある PowerPoint の非表示のデータまたは個人情報

  • Visio 文書内の文書の情報とファイルのプロパティ

注: ドキュメントが Microsoft に送信された場合を除き、Microsoft ではそのドキュメントの情報にアクセスすることはできません。

この記事では、ドキュメントまたはメタデータで保持するアイテムと削除するアイテムを決定するために、通常は Office ドキュメントに保存される情報の種類について説明します。 削除できない情報があります。 ドキュメント検査 、 Word、 Excelの詳細については、表 PowerPoint。

クライアントや仕事仲間と共有する Word 文書の電子コピーには、多くの場合、文書自体または文書プロパティ (メタデータ) に格納されている非表示データや個人情報が含まれます。

ヒント: コメントを表示するだけで印刷しないようにする場合は、[ファイル]、[印刷] の順に移動し、[すべてのページを印刷] をクリックして、[変更履歴/コメントの印刷] をオフにします。

非表示データと個人情報の種類

Word 文書に含まれる非表示データと個人情報には、次の種類があります。

  • コメント、変更履歴、バージョン、インク注釈     他の人と共同で作成した文書には、変更履歴、コメント、インク履歴、バージョンなどが含まれている場合があります。 この情報により、文書に手を加えた人の名前、校閲者のコメント、文書に加えられた変更を他の人が確認できますが、これらの情報はチームの外部の人とは共有するのが望ましくない場合があります。

  • 文書のプロパティと個人情報     メタデータとも呼ばれる文書のプロパティには、作成者、件名、タイトルなど、文書の詳細情報が含まれています。 また、文書を最後に保存した人の名前、文書が作成された日付など、Office プログラムによって自動的に保持される情報も含まれています。 ユーザーが使用する機能によっては、電子メール ヘッダー、校閲者への送信に関する情報、回覧用紙、テンプレート名などの個人を特定できる情報 (PII) が文書に含まれていることもあります。

  • ヘッダー、フッター、透かし     Word 文書のヘッダーやフッターに情報が含まれていることがあります。 また、Word 文書には透かしを追加する場合があります。

  • 隠し文字     Word 文書には、隠し文字に設定されたテキストが含まれている場合があります。 文書に隠し文字が含まれているかどうかがわからない場合は、ドキュメント検査を使って検索できます。

  • ドキュメント サーバーのプロパティ     Windows SharePoint Services をベースにしたドキュメント ワークスペース サイトやライブラリなど、ドキュメント管理サーバー上の場所に保存された文書には、このサーバーの場所に関係する文書のプロパティや情報が含まれていることがあります。

  • カスタム XML データ     文書自体には表示されないカスタム XML データが含まれていることがあります。 このような XML データは、ドキュメント検査で見つけて削除することができます。

ドキュメント検査を使用して非表示データと個人情報を見つけて削除する

ドキュメント検査を使用して、Word 文書内の非表示データと個人情報を見つけて削除することができます。 電子メールの添付ファイルなどの Word 文書の電子コピーを共有する前に、ドキュメント検査を使用することをお勧めします。

重要:  ドキュメント検査で削除されたデータは復元できないことがあるため、元の文書のコピーでドキュメント検査を使用することを強くお勧めします。

  1. 非表示データと個人情報を調べる Word 文書を開きます。

  2. [ファイル] タブをクリックして [名前を付けて保存] をクリックし、[ファイル名] ボックスに名前を入力して元の文書のコピーを保存します。

  3. 元の文書のコピーで、[ファイル] タブをクリックし、[情報] をクリックします。

  4. [問題のチェック] をクリックし、[ドキュメント検査] をクリックします。

  5. [ドキュメント検査] ダイアログ ボックスで、検査対象のデータの種類に対応するチェック ボックスをオンにします。

  6. [検査] をクリックします。

  7. [ドキュメント検査] ダイアログ ボックスで検査結果を確認します。

  8. プレゼンテーションから削除する項目の検査結果の隣にある [すべて削除] をクリックします。

    重要: 

    • ブックから削除した非表示の内容は、[元に戻す] をクリックしても復元できないことがあります。

    • OpenDocument テキスト (.odt) 形式で保存するドキュメントから非表示データと個人情報を削除する場合は、この形式でドキュメントを保存するたびにドキュメント検査を実行する必要があります。

ドキュメント検査が Word 文書で見つけて削除するもの

Word のドキュメント検査では、Word 文書固有の非表示データと個人情報を見つけて削除できるいくつかの異なる検査項目が表示されます。 ドキュメント検査で見つけて削除できる Word 文書内のさまざまな種類の非表示データと個人情報の一覧については、次の表を参照してください。

注: 

  • 検査モジュールを追加してドキュメント検査をカスタマイズしている組織では、文書内でその他の種類の情報を確認できることがあります。

  • 既定の機能を Microsoft Word Starter 2010、一覧に記載されている機能が Word Starter でサポート Word されません。 」を参照してください。

検査名

見つけて削除できる項目

コメント、変更履歴、バージョン、および注釈

注:  Word Starter 2010 のドキュメント検査では、バージョンと注釈のみが削除されます。

  • コメント

  • 変更履歴マーク

  • 文書のバージョン情報

  • インク注釈

ドキュメントのプロパティと個人情報

  • ドキュメント プロパティ ([<ドキュメント名> のプロパティ] ダイアログ ボックスの [ファイルの概要] タブ、[詳細情報] タブ、[ユーザー設定] タブの情報など)

  • 電子メール ヘッダー

  • 回覧用紙

  • 校閲者への送信に関する情報

  • ドキュメント サーバーのプロパティ

  • ドキュメント管理ポリシーの情報

  • コンテンツ タイプの情報

  • データにバインドされているフィールドのデータバインド リンク情報 (最後の値がテキストに変換される)

  • ユーザー名

  • テンプレート名

ヘッダー、フッター、透かし

  • 文書のヘッダー内の情報

  • 文書のフッター内の情報

  • 透かし

隠し文字

隠し文字 ([フォント] ダイアログ ボックスで設定可能なフォント効果) に設定されている文字

注: この検査モジュールでは、他のメソッドで見えなくなっているテキスト (たとえば、白い背景上の白いテキスト) は検出できません。

カスタム XML データ

  • 文書内に保存されているカスタム XML データ

非表示の内容

非表示に設定されているために表示されないオブジェクト

注: この検査モジュールでは、他のオブジェクトが重なって見えなくなっているオブジェクトは検出できません。

Excel ブックの電子コピーを共有する場合は、ブック自体またはそのドキュメント プロパティ (メタデータ) に格納されている可能性がある非表示データや個人情報がないかブック内を必ず確認してください。

Excel のドキュメント検査を使用すると、ブック内の非表示データと個人情報を見つけて削除することができます。

注: 他のユーザーに送信したブックから非表示のデータと個人情報を削除することができますが、 Excel ブックが共有ブックとして保存されている場合は、コメント 、注釈、ドキュメントのプロパティ、個人情報を削除できません。 共有ブックからこの情報を削除するには、最初に共有ブック機能をコピー してオフにします

非表示データと個人情報を見つけて削除する

ドキュメント検査 は、Excel ブック内の非表示データと個人情報を見つけて削除するのに役立ちます。 メールの添付ファイルなどのブックの電子コピーを共有する前に、ドキュメント検査を使用することをお勧めします。

重要: 元のブックのコピーに ドキュメント検査 を使用することを強くお勧めします。削除したデータを復元できるとは限 ドキュメント検査 があります。

  1. 非表示のデータと個人情報を検査する対象のブックを開きます。

  2. [ファイル] > [名前を付けて保存] をクリックし、[ファイル名] ボックスに別の名前を入力して元のブックのコピーを保存します。

  3. 元のブックのコピーで、[ファイル]、[情報] の順にクリックします。

  4. [問題のチェック] をクリックし、[ドキュメント検査] をクリックします。

  5. [ドキュメント検査] ボックスで、検査対象の非表示コンテンツの種類に対応するチェック ボックスをオンにします。 個々の検査の詳細については、「ドキュメント検査で Excel ドキュメントで検索および削除される機能」 を参照してください

  6. [検査] をクリックします。

  7. [ドキュメント検査] ボックスで検査結果を確認します。

  8. ドキュメントから削除する非表示コンテンツの種類の検査結果の隣にある [すべて削除] をクリックします。

    重要: 

    • ブックから削除した非表示の内容は、[元に戻す] をクリックしても復元できないことがあります。

    • データを含む非表示の行、列、またはワークシートを削除すると、ブック内の計算または数式の結果が変わることがあります。 非表示の行、列、ワークシートに含まれている情報がわからない場合は、ドキュメント検査を閉じ、非表示の行、列、またはワークシートを再表示して、その内容を確認します。

    • [コメントと注釈]、[ドキュメントのプロパティと個人情報]、[ヘッダーとフッター] の検査は、共有ブックとして保存されているブック ([校閲] タブ > [ブックの共有]) では使用できません。 共有ブックでは、個人情報を使用して複数のユーザーが同じブックで共同作業できるようにしているためです。 この情報を共有ブックから削除するには、ブックをコピーして共有を解除します。 ブックの共有を解除するには、[校閲] > [ブックの共有] をクリックし、[複数のユーザーによる同時編集と、ブックの結合を許可する] チェック ボックスをオフにします。

      注:  Microsoft Excel Starter 2010 では共有を解除できません。 共有を解除するには、フル バージョンの Excel を使用する必要があります。

    • OpenDocument スプレッドシート (.ods) 形式で保存するスプレッドシートから非表示データと個人情報を削除する場合は、この形式でスプレッドシートを保存するたびにドキュメント検査を実行する必要があります。

Excel の非表示データと個人情報の種類

次のような項目が、Excel ブックに含まれる非表示データや個人情報のソースになることがあります。

  • コメントおよびインク注釈     他のユーザーと共同で作成したブックには、コメントやインク注釈などの項目が含まれている可能性があります。 この情報により、他のユーザーは、ブックで作業した人の名前、校閲者からのコメント、ブックに加えられた変更を見ることができます。

  • ドキュメントのプロパティと個人情報     Excel のメタデータまたはドキュメント プロパティには、他の Office アプリと同様に、作成者、件名、タイトルなどの詳細が含まれます。 Office では、ブックを最後に保存したユーザーの名前、ドキュメントが作成された日付、ドキュメントの場所 (Excel 2013 以降のバージョン) が自動的に保持されます。 メールのヘッダー、校閲者への送信に関する情報、回覧用紙、プリンターのプロパティ (プリンターのパス、セキュリティで保護された印刷パスコードなど)、Web ページを発行するためのファイル パス情報など、他にも個人を特定できる情報 (PII) が含まれていることがあります。

  • ヘッダーとフッター     ブックのヘッダーやフッターに情報が含まれていることがあります。

  • 非表示の行、列、ワークシート    ブックでは、行、列、ワークシート全体を非表示にできます。 非表示の行、列、またはワークシートを含むブックのコピーを配布する場合は、他のユーザーがこれらの行、列、またはワークシートを再表示すると入力されているデータを見ることができます。

  • ドキュメント サーバーのプロパティ     Windows SharePoint Servicesをベースにしたドキュメント ワークスペース サイトやライブラリなど、ドキュメント管理サーバー上の場所に保存されたブックには、追加のドキュメント プロパティやサーバーの場所に関連する情報が含まれる場合があります。

  • カスタム XML データ     ブックには文書自体では表示されないカスタム XML データが含まれていることがあります。 ドキュメント検査では、この XML データを見つけて、削除することができます。

  • 非表示のコンテンツ     ブックには、非表示に設定されているオブジェクトが表示されない場合があります。

  • 外部リンク    ブックには、他のブックのデータへのリンク (外部リンク) を設定できます。 そのデータを含むワークシートの名前はブックと一緒に保存されますが、表示されない場合があります。

  • 埋め込まれたファイルまたはオブジェクト    ブックには、非表示のデータが含まれている可能性がある埋め込みファイル (Office、テキスト ドキュメントなど) や埋め込みオブジェクト (グラフや数式など) を含めることもできます。

  • VBA コードのマクロ    ブックには、非表示データを含む可能性があるマクロ、VBA モジュール、COM または ActiveX コントロール、ユーザー フォーム、User-Defined 関数 (UDF) を含めることができます。

  • データがキャッシュされている可能性があるアイテム    ブックには、表示されない可能性があるピボットテーブル、ピボットグラフ、スライサー、タイムライン、キューブ式のデータをキャッシュできます。

  • Excel アンケート    ブックには、Web 用 Excel で入力され、ブックと共に保存され、ブックには表示されない非表示の Excel アンケートの質問が含まれていることがあります。

  • Scenario Manager のシナリオ    ブックには、シナリオの管理を使用して定義されたシナリオを含めできます。 これらのシナリオには、キャッシュデータまたは非表示データが含まれている可能性があります。

  • フィルター    ブックにアクティブなオートフィルターやテーブル フィルターを設定すると、キャッシュデータや非表示データがブックと一緒に保存される可能性があります。

  • 非表示の名前    ブックには、非表示のデータのソースである可能性がある非表示の名前が含まれています。

ドキュメント検査が Excel ドキュメントで見つけて削除するもの

ドキュメント検査では、Excel ブックに固有の非表示データと個人情報を見つけて削除するのに役立つ項目が検出され、表示されます。 次の表は、ドキュメント検査で見つけて削除できるブック内の非表示データと個人情報の種類の一覧です。

注: 

  • 表に記載 Excel 一部の機能は、一部の機能で Microsoft Excel Starter 2010。

  • 組織でドキュメント検査にカスタムの検査モジュールを追加した場合、その他の種類の情報が表示されることもあります。

項目:

ドキュメント検査で見つけて削除できる項目:

コメントと注釈

  • コメント

  • インク注釈

注:  Excel Starter 2010 のドキュメント検査では、注釈のみを削除します。

ドキュメントのプロパティと個人情報

  • ドキュメント プロパティ ([<ドキュメント名> のプロパティ] ダイアログ ボックスの [ファイルの概要] タブ、[詳細情報] タブ、[ユーザー設定] タブの情報など)

  • (Excel 2013 以降のバージョン)[すべて削除] をクリックすると、ドキュメントの保存場所がファイルから削除されます。 ドキュメントの保存中にドキュメントの場所がファイルに追加され、 Excel 2013 閉じて、ファイルをもう一度開く必要があります。

  • メール ヘッダー

  • 回覧用紙

  • 校閲者への送信に関する情報

  • ドキュメント サーバーのプロパティ

  • ドキュメント管理ポリシーの情報

  • コンテンツ タイプの情報

  • ユーザー名

  • プリンター パスの情報

  • シナリオのコメント

  • Web ページを発行するためのファイル パス

  • 定義された名前とテーブル名に関するコメント

  • アクティブでない外部データ接続

ヘッダーとフッター

  • ワークシート ヘッダー内の情報

  • ワークシート フッター内の情報

非表示の行と列

  • 非表示の行

  • データが入った非表示の列

    注: 

    • データが入っていない非表示の列も、その列がデータを含む列の間に挟まれている場合は、検出され、削除されます。

    • ブックの非表示の行または列にデータが含まれる場合、それを削除すると、ブック内の計算または数式の結果が変わることがあります。 非表示の行または列に含まれている情報がわからない場合は、ドキュメント検査を閉じ、非表示の行または列を再表示して、その内容を確認します。

    • ドキュメント検査では、非表示の列に配置されている可能性のある図形、グラフ、コントロール、Microsoft ActiveX オブジェクトとコントロール、画像、または SmartArt グラフィックは検出されません。

    • 非表示の行や非表示の列は、テーブル ヘッダー、リスト ヘッダー、またはピボットテーブルの一部である場合、削除されません。 これらの行と列は再表示されません。

非表示のワークシート

非表示のワークシート

注: ブックの非表示のワークシートにデータが含まれる場合、それを削除すると、ブック内の計算または数式の結果が変わることがあります。 非表示のワークシートに含まれている情報がわからない場合は、ドキュメント検査を閉じ、非表示のワークシートを再表示して、その内容を確認します。

カスタム XML データ

ブック内に含まれているカスタム XML データ

非表示の内容

非表示に設定されているために表示されないオブジェクト

注:  ドキュメント検査では、他のオブジェクトが重なって見えなくなっているオブジェクトは検出されません。

ドキュメント検査で見つけることはできても削除できない情報

ドキュメント検査では、ブックで非表示のデータを含む可能性がある次の項目が検出されます。 ブックが正しく動作しなくなる可能性があるため、このような項目を削除することはできません。 検出された各項目を確認し、手動で削除するか、非表示データがない項目 (静的画像など) に置き換えてください。

項目:

ドキュメント検査で見つけることができる項目:

外部リンク

他のブックにあるデータへのリンク。 ブックと共に保存され、ブックでは非表示のデータが含まれているワークシートの名前。 外部リンクには、次の場所で使用されている外部参照が含まれます。

  • ワークシートのセル

  • 名前

  • オブジェクト (テキスト ボックス、シェイプなど)

  • グラフ タイトル

  • グラフのデータ系列

埋め込まれたファイルまたはオブジェクト

ブックでは非表示のデータが含まれている可能性がある埋め込みファイル (Office ドキュメント、テキスト ドキュメントなど)、または埋め込みオブジェクト (グラフ、数式など)。 いくつかのオブジェクトの種類の例を以下に示します。

  • ビットマップ画像オブジェクト

  • Microsoft Equation 3.0 オブジェクト

  • Microsoft Graph グラフ オブジェクト

  • PowerPoint プレゼンテーション オブジェクト

  • Visio 描画オブジェクト

  • Word ドキュメント オブジェクト

  • OpenDocument テキスト オブジェクト

VBA コードのマクロ

ブックでは非表示のデータが含まれている可能性がある Macro または VBA の項目。 これには、次の内容が含まれます。

  • マクロ (Excel 4.0 マクロ シート (XLM) を含む)

  • VBA モジュール

  • COM または ActiveX コントロール

  • ユーザー フォーム (Excel 5.0 フォームを含む)

  • ユーザー定義関数 (UDF)

キャッシュ データありの BI 機能

ブックと共に保存され、非表示のキャッシュ データが含まれている可能性がある BI 機能。 ドキュメント検査では、ピボットキャッシュ、スライサーキャッシュ、またはキューブ式のキャッシュが含まれている可能性がある次の項目が確認されます。

  • ピボットテーブルとピボットグラフ

  • スライサーとタイムライン

  • キューブ式

Excel アンケート

Excel ブックで作成され、そこに Web 用 Excel 保存されたアンケートの質問。

Scenario Manager のシナリオ

Scenario Manager で定義され、キャッシュ データまたは非表示データがブックと共に保存される可能性があるシナリオ。

フィルター

ブックにキャッシュ データまたは非表示データが作成される可能性があるフィルター。 ドキュメント検査では、データに適用されているオートフィルターとテーブル フィルターが確認されます。

非表示の名前

ブックに非表示データが保存される可能性がある非表示の名前。

ドキュメント検査を使用することで、PowerPoint プレゼンテーション内の非表示情報を見つけて削除することができます。

ヒント: コメントを表示するだけで印刷しないようにする場合は、[ファイル]、[印刷] の順に移動し、[フル ページ サイズのスライド] をクリックして、[コメントおよびインク注釈を印刷する] をオフにします。

非表示のデータと個人情報を見つけて削除する

重要: 元のプレゼンテーションのコピーに ドキュメント検査 を使用することを強くお勧めします。削除したデータは復元できない場合 ドキュメント検査 してください。

  1. 非表示のデータや個人情報を調べる PowerPoint プレゼンテーションを開きます。

  2. [ファイル] タブの [名前を付けて保存] を選択し、[ファイル名] ボックスに名前を入力して元のプレゼンテーションを保存します。

  3. 元のプレゼンテーションのコピーで、[ファイル] タブの [情報] を選択します。

  4. [問題のチェック] をクリックし、[ドキュメント検査] をクリックします。

  5. [ドキュメント検査] ダイアログ ボックスで、検査対象の非表示コンテンツの種類に対応するチェック ボックスをオンにして選びます。 個々の検査の詳細については、「ドキュメント、プレゼンテーション、またはブックを検査して非表示のデータと個人情報を削除する」 を参照してください

  6. [検査] をクリックします。

  7. [ドキュメント検査] ダイアログ ボックスで検査結果を確認します。

  8. プレゼンテーションから削除する項目の検査結果の隣にある [すべて削除] をクリックします。

    • プレゼンテーションから削除した非表示の内容は、[元に戻す] をクリックしても復元できないことがあります。

    • OpenDocument プレゼンテーション (.odp) 形式で保存するプレゼンテーションから非表示データと個人情報を削除する場合は、この形式でプレゼンテーションを保存するたびにドキュメント検査を実行する必要があります。

非表示データと個人情報の種類

PowerPoint プレゼンテーションには、いくつかの種類の非表示データと個人情報が保存されている可能性があります。 そのような情報は直接表示されないことがありますが、それでもプレゼンテーションから取得することが可能です。

非表示の情報には、他のユーザーと共同でプレゼンテーションを作成できるように PowerPoint が追加するデータが含まれることがあります。 また、ユーザーが意図的に非表示に指定した情報も含まれることがあります。

PowerPoint プレゼンテーションに含まれる非表示のデータや個人情報には、次の種類があります。

  • コメントおよびインク注釈    他のユーザーと共同作業してプレゼンテーションを作成する場合、プレゼンテーションにコメントやインク注釈などのアイテムが含まれている可能性があります。 この情報を使用すると、他のユーザーが加えた変更と、プレゼンテーションの作業を行ったユーザーの名前と、レビュー担当者からのコメントを表示できます。

  • 変更履歴データ   クラウドに保存されている共有ドキュメントで共同作業を行う場合、 PowerPoint 2016 for Microsoft 365 には、ドキュメントに変更を加えたユーザーと変更がいつ行われたかに関するデータが保存されます。

  • ドキュメントのプロパティと個人情報     ドキュメントのプロパティはメタデータとも呼ばれ、作成者、件名、タイトルなどのプレゼンテーションについての詳細が含まれます。 ドキュメントのプロパティには、プレゼンテーションを最後に保存したユーザーの名前やドキュメントが作成された日付など、Office プログラムによって自動的に保持される情報も含まれます。 特定の機能を使用した場合、電子メール ヘッダー、校閲者への送信に関する情報、回覧用紙、Web ページを発行するためのファイル パス情報など、個人を特定できる情報 (PII) も含まれることがあります。

  • スライド上の非表示の内容     プレゼンテーションには、非表示に設定されているために表示されないオブジェクトが含まれる場合があります。

  • スライド外のコンテンツ     PowerPoint スライドからスライド外の領域にドラッグされたため、すぐには表示されないオブジェクトがプレゼンテーションに含まれている場合があります。 このスライド外のコンテンツには、テキスト ボックス、クリップ アート、グラフィック、表を含めできます。

  • プレゼンテーションノート     PowerPoint プレゼンテーションの [ノート] セクションには、特にプレゼンテーションを行うユーザーの使用のみを目的としてノートが作成された場合に、公開して共有したくない可能性があるテキストが含まれている可能性があります。

  • ドキュメント サーバーのプロパティ     Windows SharePoint Servicesをベースにしたドキュメント ワークスペース サイトやライブラリなど、ドキュメント管理サーバー上の場所にプレゼンテーションが保存されている場合、プレゼンテーションには、このサーバーの場所に関連する追加のドキュメント プロパティや情報が含まれている可能性があります。

  • カスタム XML データ    プレゼンテーションには、文書自体に表示されないカスタム XML データが含まれていることがあります。 このような XML データは、ドキュメント検査で見つけて削除することができます。

ドキュメント検査で見つけて削除できる情報

PowerPoint では、ドキュメント検査で表示される複数の異なる検査項目を使用して、PowerPoint プレゼンテーションに固有の非表示データと個人情報を見つけて削除できます。 ドキュメント検査で見つけて削除できるプレゼンテーション内のさまざまな種類の非表示データと個人情報の一覧については、次の表を参照してください。

検査モジュールを追加してドキュメント検査をカスタマイズしている組織では、プレゼンテーション内でその他の種類の情報を確認できることがあります。

検査名

見つけて削除できる項目

コメントと注釈

  • コメント

  • インク注釈

ドキュメントのプロパティと個人情報

  • ドキュメント プロパティ ([<ドキュメント名> のプロパティ] ダイアログ ボックスの [ファイルの概要] タブ、[詳細情報] タブ、[ユーザー設定] タブの情報など)

  • メール ヘッダー

  • 回覧用紙

  • 校閲者への送信に関する情報

  • ドキュメント サーバーのプロパティ

  • ドキュメント管理ポリシーの情報

  • コンテンツ タイプの情報

  • Web ページを発行するためのファイル パス

変更履歴データ

ファイルの編集者と編集日時に関するデータ。

この機能は、Office Insider プログラムに参加しているMicrosoft 365 サブスクリプションをお持ちのユーザーに限り使用できます。 Microsoft 365 サブスクリプションをお持ちの場合は、最新バージョンの Office をインストールしているかどうか確認してください

スライド上の非表示の内容

非表示に設定されているために表示されないオブジェクト

この検査モジュールでは、他のオブジェクトが重なって見えなくなっているオブジェクトは検出されません。

スライド外のコンテンツ

  • スライド領域の外にあるためにプレゼンテーションに表示されないコンテンツまたはオブジェクト (次のものが含まれます)

    • クリップ アート

    • テキスト ボックス

    • グラフィック

    • ドキュメント検査では、アニメーション効果の付いたスライド外のオブジェクトは検出も削除もされません。

プレゼンテーション ノート

プレゼンテーションのノート セクションに追加されたテキスト

ドキュメント検査では、プレゼンテーションのノート セクションに追加された画像を削除することはできません。

カスタム XML データ

プレゼンテーション内に保存されているカスタム XML データ

ドキュメント検査で見つけて削除できない情報

ドキュメント検査では、プレゼンテーションで非表示のデータを含む可能性がある次の項目が検出されます。 プレゼンテーションが正しく動作しなくなる可能性があるため、ドキュメント検査ではこのような項目は削除できません。 検出された各項目を確認し、手動で削除するか、非表示データがない項目 (スタティック ピクチャなど) に置き換えてください。

項目:

ドキュメント検査で見つけることができる項目:

埋め込まれたファイルまたはオブジェクト

ブックでは非表示のデータが含まれている可能性がある埋め込みファイル (Office ドキュメント、テキスト ドキュメントなど)、または埋め込みオブジェクト (グラフ、数式など)。 いくつかのオブジェクトの種類の例を以下に示します。

  • ビットマップ画像オブジェクト

  • Microsoft Equation 3.0 オブジェクト

  • Microsoft Graph グラフ オブジェクト

  • PowerPoint プレゼンテーション オブジェクト

  • Visio 描画オブジェクト

  • Word ドキュメント オブジェクト

  • OpenDocument テキスト オブジェクト

マクロまたは VBA コード

プレゼンテーションでは非表示のデータが含まれている可能性がある Macro または VBA の項目。 これには、次の内容が含まれます。

  • マクロ

  • VBA モジュール

  • COM または ActiveX コントロール

ドキュメント検査と個人データ

Microsoft 365 Insider 向け PowerPoint 2016 ビルド 8403 で導入された変更履歴データは、 ドキュメント検査の制限事項を示しています。 たとえば、Kelly と Linda が Microsoft 365 で共同作業し、プレゼンテーション A を作るとします。 変更履歴データ (つまり、編集者のユーザー名と編集日時) がプレゼンテーションに追加されます。 その後、Mohammed が PowerPoint 2013 でプレゼンテーション A を開き、ファイルで ドキュメント検査 を実行して個人データを削除すると、そのバージョンの PowerPoint の ドキュメント検査 は、Kelly と Linda によって使用される新しい Microsoft 365 バージョンの PowerPoint によってプレゼンテーションに追加された変更履歴データを検出および削除することはできません。 Mohammed は、現在のバージョンの PowerPoint にアップグレードして、変更履歴データを実行しない ドキュメント検査

他の Office 用アプリの場合と同じように、Visio の非表示情報を削除することができます。 他のユーザーに Visio ドキュメントのコピーを渡す前に、ドキュメントと、ドキュメント ファイル プロパティから削除の必要がある情報が存在する可能性があります。

個人情報は、Visio の次の機能領域から簡単に削除することができます。

  • ドキュメントのページに挿入されたコメント

  • ファイル プロパティ (作成者マネージャー会社)

  • 校閲者の名前、頭文字、変更履歴

  • ステンシル ファイル パス

  • テンプレート ファイルのパスと名前

注: 共有サーバー上で他のユーザーがドキュメントを使用できる場合、他のユーザーがドキュメントを開くたびに、ファイルを開いているユーザーの名前と、ファイルが格納されているコンピューターの名前に関する情報が表示されます。 この情報を保護するために、すべての共有ドキュメントには信頼できるユーザーのみがアクセスできるようにしてください。

以下の手順により、Visio プレゼンテーション内の非表示情報を見つけて削除することができます。

  1. [ファイル] タブ>情報>削除] をクリックします

  2. [個人情報] タブをクリックします。

  3. [以下のアイテムをドキュメントから削除する] チェック ボックスをオンにします。

    ヒント: 個人情報を再挿入しようとするたびに警告を表示する場合は、[情報が再挿入されるときに警告を表示する] チェック ボックスをオンにします。

  4. 外部データ ソースからの機密である可能性があるデータを削除するには、[ドキュメントに保存されている、外部ソースからのデータを削除する] チェック ボックスをオンにします。

    注: このチェック ボックスをオンにすると、図形にリンクされているデータは削除されません。 図からデータ ソースは削除されますが、データ ソースからのデータが図にある場合は、手動で削除する必要があります。

ご意見をお待ちしております。

この記事は、お客様のコメントを基に 2019年 1 月 8 日に最終更新されました。 この記事が役に立った場合、特に役に立たなかった場合は、下のフィードバック コントロールを使用して、改善に向け、建設的な提案をお寄せください。

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