現象

ワークブックが非表示になっているマクロを含んだ Excel ファイルが、XLSTART フォルダーに置かれている場合、前回終了時にウィンドウが最大化されていた場合でも、Microsoft Excel 2010 が最大化されたウィンドウ サイズで起動しません。

たとえば、個人用マクロ記録ブック (PERSONAL.XLSB) を使っている場合や、XLSTART フォルダーに Excel アドインを置いている場合に、この現象が発生します。

なお、この現象が発生した際は、XLSTART フォルダーにある、他のファイル (Book.xltx などの新規ワークブックのテンプレートとして利用するファイル) が読み込めない場合があります。

回避策

この現象を回避するには、以下のいずれかの方法を実行してください。

方法 1 : XLSTART フォルダーに置かれている、ワークブックが非表示になっているマクロを含んだ Excel ファイルを開き、ワークブックを表示した状態に変更して保存する

方法 2 : ワークブックが非表示になっているマクロを含んだ Excel ファイルを、XLSTART フォルダーから別の場所に移動する

補足 : XLSTART フォルダーに配置した Excel アドインが原因の場合は、以下の手順を実行することで、本現象を回避し、かつアドインを有効にすることが可能です。

  1. Excel アドインを以下のフォルダーに移動します。

    C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\Library

  2. Excel 2010 を起動します。

  3. [ファイル] タブの [オプション] から [アドイン] を選択します。

  4. [管理] 項目で [Excel アドイン] をクリックし [設定] ボタンをクリックします。

  5. [有効なアドイン] 一覧から該当のアドインのチェック ボックスをオンにします。

  6. [OK] をクリックし、[アドイン] 画面を閉じます。

状況

マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。

詳細

問題の再現手順

  1. Excel 2010 を起動します。

  2. Alt + F11 キーを押し、Visual Basic Editor を起動します。

  3. [挿入] メニューの、[標準モジュール] をクリックします。

  4. [Module 1] に任意のコードを入力します。ここでは、例として以下のコードを入力します。

    Option Explicit

  5. Visual Basic Editor の [ファイル] メニューの [終了して Microsoft Excel へ戻る] をクリックします。

  6. [ファイル] タブの [名前を付けて保存] をクリックし、以下のいずれかの形式でファイルを保存をして閉じます。

    • Excel アドイン (*.xlam)

    • Excel 97-2003 アドイン (*.xla)

  7. 手順 6 で保存したアドイン ファイルを以下の XLSTART フォルダーに移動させます。

    C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\XLSTART

  8. Excel 2010 を起動し、ウィンドウ サイズを最大化します。

  9. Excel 2010 を一旦終了し、再度 Excel 2010 を起動します。

結果

Excel 2010 のウィンドウが最大化して起動されません。

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