現象

Microsoft Office 2007 または Microsoft Office 2010 をインストールした後に、他言語の Office 2007 Language Pack または Office 2010 Language Pack をインストールすると Excel 2007 または Excel 2010 の一部のアドインが Language Pack でインストールした言語で表示されます。また、[Microsoft Office 2007 言語設定] または [Microsoft Office 2010 言語設定] で言語の表示を切り替えても、アドインの表示は Language Pack でインストールした言語のままになります。

たとえば、日本語版 Office 2007 をインストールした後に、英語の Language Pack をインストールすると Excel の一部のアドインが英語で表示 されます。

補足 : 各 Language Pack によって含まれるアドインの数や種類は異なります。また、最後にインストールした Language Pack の言語に含まれないアドインは、それ以前にインストールした、そのアドインが含まれる言語の Office スイートまたは Language Pack の言語の表示になります。 

たとえば、言語 A の Office 2007、言語 B の Language Pack、言語 C の Language Pack を順にインストールするとします。 この場合、言語 A、B、C のすべてに対応するアドインは、C の言語で表示されます。 言語 A と B にのみ対応するアドインは、C をインストール後も B の言語で表示されます。 言語 A にのみ対応しているアドインは、B と C をインストール後も A の言語で表示されます。

原因

この現象は、Excel 2007 または Excel 2010 の実装に応じた制限事項です。

Excel 2007 形式 または Excel 2010 形式のアドイン (.XLAM ファイル) は、アドイン単体で他言語に対応するようには設計されていません。また、Excel 2007 または Excel 2010 に組み込むアドインのインストール方法では、言語別にインストールできるようには設計されていないため、最後にインストールした Office の言語のアドインのみを配置します。さらに、Office スイートの言語設定で言語の表示の切り替えを行ってもアドインの表示とは連動していないため、言語の切り替えが行われません。

アドインに関連するレジストリ等の情報も最後にインストールした言語のみを保持するようになっています。なお、アドイン情報は以下のフォルダーに保存されています。

Office 2007 の場合
C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office12¥Library



Office 2010 の場合

  • 32 ビット 版
    C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\Library

  • 64 ビット版
    C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\Library



回避策

Language Pack をインストールした後に、アドインの表示言語を Office スイートの言語に戻すには、以下の手順で、Language Pack の言語の使用中のアドインを無効にした後にアドインのファイルを削除し、 Office スイートの [修復] インストールを実行し、修復が完了した後にアドインを再度有効にしてください。

  1. 使用中のアドインを無効にします。

    1. Excel を起動します。

    2. Excel 2007 の場合は、Office ボタンをクリックし、[Excel のオプション] ボタンをクリックします。Excel  2010 の場合は、[ファイル] タブ、[オプション] を順にクリックします。

    3. [Excel のオプション] 画面で [アドイン] をクリックします。

    4. [管理] の [Excel アドイン] をクリックし、[設定] ボタンをクリックします。

    5. [アドイン] 画面で、チェックが入っているチェック ボックスをオフにして、[OK] をクリックします。

    6. Excel を終了します。

  2. アドインのファイルを削除します。

    1. 以下のフォルダーに移動します。

      Office 2007 の場合
      <ドライブ名>:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office12¥Library

      Office 2010 の場合
      <ドライブ名>:\Program Files\Microsoft Office\Office14\Library
      <ドライブ名>:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\Library

    2. 既定の言語の表示に戻したいアドインのファイルを削除します。

      各アドインのファイルは以下の通りです。

      [Lookup ウィザード]

      LOOKUP.XLAM

      [ソルバー アドイン]

      SOLVER フォルダー

      [ユーロ通貨対応ツール]

      EUROTOOL.XLAM

      [ラベル印刷ウィザード]

      Label Print フォルダー

      [分析ツール]

      Analysis フォルダー

      [条件付合計式ウィザード]

      SUMIF.XLAM

  3. Office 2007 または Office 2010 の [修復] インストールを実行します。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。

    2. [プログラム] をクリックし、[プログラムと機能] をダブル クリックします。

    3. [名前] リスト ボックスから、日本語版 Office 2007 の [Microsoft Office <エディション名> 2007] または日本語版 Office 2010 の [Microsoft Office <エディション名> 2010] をクリックします。

    4. [変更] をクリックします。

    5. [修復] をクリックし、[修復] インストールを実行します。

    6. 修復が完了したら、OS (オペレーティング システム) を再起動します。

  4. アドインを再設定します。

    1. Excel を起動します。

    2. Excel 2007 では Office ボタンをクリックし、[Excel のオプション] ボタンをクリックします。Excel  2010 の場合は、[ファイル] タブ、[オプション] を順にクリックします。

    3. [Excel のオプション] 画面で [アドイン] をクリックします。

    4. [管理] の [Excel アドイン] をクリックし、[設定] ボタンをクリックします。

    5. [アドイン] 画面で、使用するアドインのチェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

詳細

問題の再現手順

  1. 日本語版 Office 2007 または日本語版 Office 2010 をインストールします。

  2. Excel 2007 を起動して、Office ボタンをクリックし、[Excel のオプション] ボタンをクリックします。 Excel 2010 の場合は、[ファイル] タブ、[オプション] を順にクリックします。

  3. [Excel のオプション] 画面で [アドイン] をクリックします。

  4. [管理] の [Excel アドイン] をクリックし、[設定] ボタンをクリックします。

  5. リスト ボックス内のすべてのアドインが日本語で表示されていることを確認します。

  6. 日本語以外の Office 2007 Language Pack または Office 2010 Language Pack をインストールします。

  7. Excel 2007 を起動して、Office ボタンをクリックし、[Excel のオプション] ボタンをクリックします。 Excel 2010 の場合は、[ファイル] タブ、[オプション] を順にクリックします。

  8. [Excel のオプション] 画面で [アドイン] をクリックします。

  9. [管理] の [Excel アドイン] をクリックし、[設定] ボタンをクリックします。

結果

一部のアドインが手順 6 でインストールした Language Pack の言語で表示されます。

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