はじめに
Microsoft が定めた Exchange Online のコネクタの構成には、コネクタの設定に適用される証明書が必要となる場合があります。詳細については、以下の資料を参照してください。
Office 365 の電子メールでコネクタを構成しているお客様への重要なお知らせ
本要件により、リレー コンテンツやレポート、ファックスのメッセージといったデータの送信に、インターネット インフォメーション サービス (IIS) SMTP 仮想サーバーを使用しているお客様は、必要な証明書を選択してチャネルを検索する際に問題が生じる可能性があります。
詳細情報
以下の手順に従って、適切な証明書を選択していることを確認します。
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SMTP サーバーで使用している証明書のみが、Local_Machine\Personal certificates リポジトリに存在することを確認します。その他の証明書は、後で追加することができます。
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SMTP 仮想サーバーのプロパティに構成されている完全修飾ドメイン名 (FQDN) が、証明書のサブジェクト名と一致していることを確認します。
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SMTP 仮想サーバーの FQDN を構成します。以下の手順に従って、SMTP サービスによって証明書を検索できるか確認します。
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"SMTP Virtual Server Properties” (SMTP 仮想サーバーのプロパティ) にアクセスします。
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"Delivery" (配信) タブで [Advanced] (詳細) をクリックし、[Fully-qualified domain name] ボックスに FQDN を入力します。
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SMTP サービスを再起動します。
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以下の手順に従って、SMTP サービスによって証明書を検索できるか確認します。
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"SMTP Virtual Server Properties" にアクセスします。
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"Access" タブの "Secure communications” (セキュリティで保護された通信) セクションに、以下の内容が表示されます。
A TLS certificate is found with expiration date: day/month/year
(次の有効期限の TLS 証明書が見つかりました。日/月/年) -
表示されている日付と、実際の証明書の有効期限を比べます。
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その他トピックは、Microsoft コミュニティWeb サイトを参照してください。