追加のタイム ゾーンには、Outlook の DST 開始日に 1 時間のオフセットが表示されます

現象

Microsoft Outlook では、予定表のタイム バーに複数のタイム ゾーンを表示する機能を使用します。 夏時間 (DST) の時刻設定が変更された日に、プライマリ タイム ゾーンとセカンダリ タイム ゾーンの時間差が変わらないことに気付く場合があります。

さらに、予定表で [完全な週 ] ビューを使用すると、週全体にタイム ゾーン間のオフセットが正しく表示されます。

例:

予定表の最初のタイム ゾーンは (UTC-05:00) 東部標準時 (米国 & カナダ)、2 番目のタイム ゾーンは (UTC-00:00) (ダブリン、エディンバラ、リスボン、ロンドン) です。 東部標準時 (たとえば、2020 年 3 月 8 日) の時刻設定が変更された場合、その日曜日の Outlook のタイム バーには、2 つのタイム ゾーン間に 7 時間の差が表示されます。 ただし、2020 年 3 月 9 日には、タイム ゾーン間の正しいオフセットが表示されます。

原因

この問題は、Outlook ユーザー インターフェイスに表示するために Outlook でこれらの違いを計算する方法が原因で発生します。

回避策

この問題を回避するには、 Work Week ビューを使用します。 このビューは月曜日から始まり、タイム ゾーン間の正しいオフセットを示します。 この回避策は、ほとんどの場合に機能する必要があります。 ただし、配置されているタイム ゾーンで、他のタイム ゾーンが使用する場合とは異なる DST 開始日が使用されている場合は、 Work Week ビューに正しくないオフセットが表示される可能性があります。

状態

マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。