Outlook 2010 でメールボックスの容量が異なる値で表示される

現象

Outlook 2010 で [ファイル]-[メールボックスの整理] で表示されるメールボックスの容量が設定した値と異なる値で表示される

原因

Outlook 2010 で容量表示が 設定した値と異なる値を表示するのは想定されている動作です。

サーバーで保存される容量単位が KB である一方、Outlook で保存される容量単位が MB または GB であることによる表示上の差異です。



例: 容量の値を 4GB と設定すると、Outlook 上の容量の表示は 3.9 GB と表示します。この時、サーバー上には4 09,600 KB と保存されます。



1 MB = 1,024 KB、1GB = 1,024 MB のため、上記の値を変換する際の計算式は以下のとおりです。

409600 ÷ 1024 ÷ 1024 = 3.90625

詳細

メールボックスの容量を設定する方法と、容量を確認する方法の手順は以下のとおりです。

  • 容量を設定する

    1. Exchange 管理コンソールで [受信者の構成]-[メールボックス] でプロパティ画面を表示します。

    2. [メールボックスの設定] で [格納域の制限] をダブルクリックし、[格納域の制限] 画面を表示します。

    3. [メールボックス データベースの既定値を使用] のチェックを外し、[送信を禁止するサイズ] を設定します。
      この時、[警告を表示するサイズ]  [送受信を禁止するサイズ] も同時に設定する必要があります。

  • 正確な容量を確認する    

    メールボックスの容量の値は、Exchange サーバーでは ProhibitSendQuota、Outlook では PR_QUOTA_SEND として保持しています。

    • Exchange サーバーでは容量に表示する値を ProhibitSendQuota として保持しています。

      1. Exchange Management Shell を起動します。

      2. 下記コマンドレットを入力します。
          Get-Mailbox メールボックス名

      3. Alias、ServerName、ProhibitSendQuota が表示されます。


    • Outlook 上で確認する
      Outlook では容量に表示する値を PR_QUOTA_SEND より取得し表示します。

      • 事前準備

        1. MFCMAPI をダウンロードする
          以下のサイトから、お使いの Outlook に合わせて、x86 または x64 のものをダウンロードします。
          Title: MFCMAPI
          URL : http://mfcmapi.codeplex.com/releases/view/97321

        2. フォルダーを解凍します。

      • 容量のプロパティ確認

        1. Outlook 2010 を起動した状態で、解凍した MFCMAPI.exe を起動します。

        2. Version 情報が表示されますので、[OK] をクリックします。

        3. [Session]-[Logon...] をクリックします。

        4. [プロファイルの選択] 画面で、該当のプロファイルを選択します。

        5. [Property]-[Additional Properties] をクリックします。

        6. 表示された[Additional Properties ] 画面にて [Add] をクリックします。

        7. [Property Tag Editor] 画面で、"Property Tag" にて "0x341B0003" と入力し [OK] をクリックします。

        8. [Extra properties] 画面を [OK] にて閉じます。

        9. Display Name で確認したいプロファイルを選択し、Property name (s) から PR_QUOTA_SEND の値を確認します。

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