現象
Microsoft Windows 7 および Microsoft Windows Vista 上の Microsoft Office Excel 2007 および Microsoft Excel 2010 で、選択範囲内にある非表示の列を表示するショートカット キー (Ctrl + Shift + 0 キー) を押しても、非表示の列が表示されない場合があります。
解決方法
この現象を解決するには、Excel 2007 もしくは Excel 2010 を終了後、以下のいずれかの方法を実行してください。
重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法
方法 1 : コントロール パネルから変更する
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をクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
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Windows 7 の場合は、[表示方法] を [カテゴリ] にします。Windows Vista の場合は、[コントロール パネル ホーム] をクリックします。
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[表現言語の変更] をクリックします。
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[キーボードと言語] タブ から [キーボードの変更] ボタンをクリックします。
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[テキスト サービスと入力言語] 画面の [詳細なキー設定] タブ から [キー シーケンスの変更] ボタンをクリックします。
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[キー シーケンスの変更] 画面の [キーボード レイアウトの切り替え] の [割り当てなし] をクリックします。
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[テキスト サービスと入力言語] 画面で [OK] クリックします。
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[地域と言語] 画面で [OK] クリックします。
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[コントロール パネル] を閉じます。
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Excel 2007 もしくは Excel 2010 を起動し、非表示の列を選択した状態で Ctrl + Shift + 0 を押して列が表示されるか確認します。
方法 2 : レジストリを変更する
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をクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
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[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。[ユーザー アカウント制御] 画面が表示されたら、Windows 7 の場合は [はい] を、Windows Vista の場合は [続行] をクリックします。
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[レジストリ エディター] で、以下のキーを展開します。
HKEY_CURRENT_USER\Keyboard Layout\Toggle -
HKEY_CURRENT_USER\Keyboard Layout\Toggle キーの [Layout Hotkey] を右クリックし、[修正] をクリックします。
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[値のデータ] ボックスの数値を 1 に変更し、[OK] をクリックします。
補足 : 方法 1 で設定した [キーボード レイアウトの切り替え] の設定は、[Layout Hotkey] の値に準じています。[キーボード レイアウトの切り替え] の設定を [割り当てなし] にする場合は、1 を、[Ctrl + Shift] にする場合は、2 を入力します。 -
[レジストリ エディター] を閉じます。
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Excel 2007 もしくは Excel 2010 を起動し、非表示の列を選択した状態で Ctrl + Shift + 0 を押して列が表示されるか確認します。
状況
マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。
詳細
問題の再現手順
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Windows Vista もしくは Windows 7 上で Excel 2007 もしくは Excel 2010 を起動します。
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任意の列を選択し、選択した列を非表示にするショートカット キーの Ctrl + 0 キーを押します。
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非表示の列を含んだ任意の列を選択し、非表示の列を表示するショートカット キーの Ctrl + Shift + 0 を押します。
結果
非表示の列が再表示されません。