現象

Windows 7、Windows Vista の [テキスト サービスと入力言語] で Microsoft Office IME 2010、Microsoft Office IME 2007 を既定の言語として設定している場合、 Windows Form、 MFC (Microsoft Foundation Class) アプリケーション、または Win32 アプリケーションのプログラム上で、起動直後にフォーカスを持つ TextBox コントロールの入力モードを [Full pitch Hiragana (全角ひらがな)]、[Half pitch Katakana (半角カタカナ)]、[Full pitch Katakana (全角カタカナ)]、[Full pitch Alpha/Num (全角英数)]、または [ Half pitch Alpha/Num (半角英数)] のいずれかに設定すると、設定値が正しく反映されず テキスト ボックスの入力モードが初期入力モードになります。 

なお、Windows Form、 MFC アプリケーション、または Win32 アプリケーションのプログラム上で起動直後にフォーカスを持たないテキスト ボックスでは、この現象は発生しません。

回避策

この現象を回避するには、次のいずれかの方法を実行してください。

方法 1 : OS 標準の Microsoft IME を使用する

既定の言語を OS 標準の Microsoft IME に変更するには、次のサポート技術情報をクリックしてください。

932104 既定の日本語入力システムを Office IME から Microsoft IME に切り替える方法

方法 2 : 起動直後にフォーカスのあるコントロールを変更する

アプリケーション プログラムの起動直後のフォーカスを TextBox コントロール以外のコントロールに設定します。

方法 3 : 仮のコントロールにフォーカスを一時的に設定する

  1. ボタンなどの TextBox コントロール以外のコントロールをダミーとして追加します。

  2. アプリケーション プログラム起動直後のフォーカスをダミーとして追加したコントロールに移動します。

  3. 該当の TextBox コントロールにフォーカスを戻します。

  4. ダミーとして追加したコントロールを非表示にします。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

問題の再現手順

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。

  2. [キーボードまたは入力方法の変更] をクリックします。

  3. [キーボードと言語] タブの [キーボードの変更] ボタンをクリックします。

  4. [全般] タブの [既定の言語] から [日本語 (日本) - Microsoft Office IME 2007] を選択し、[OK] をクリックします。

  5. Microsoft Visual Studio 2005 で新規の Visual C# プロジェクトを作成します。テンプレートは Windows アプリケーションを使用します。

  6. [Form] に TextBox コントロールを 1 つ追加します。

  7. TextBox コントロールのプロパティの [ImeMode] ドロップダウン リストから [KatakanaHalf] を選択します。

  8. Ctrl + F5 キーを押下し、プログラムを実行します。

結果

[Form] 上のテキスト ボックスの IME モードが [半角カタカナ] にならず、初期入力モードになります。

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