現象
Windows Server 2003 環境で IPv6 を含む UNC パスを利用して共有リソースへアクセスする事ができません。
\\IPv6 アドレス\IPC$
原因
Windows Server 2003 では IPv6 アドレスが含まれた UNC パスをサポートしておりません。これは Windows Server 2003 の想定された動作になっています。
解決方法
重要です このセクション、メソッド、またはタスク、レジストリを変更する方法を示す手順が含まれています。ただし、レジストリを誤って変更すると深刻な問題が発生。そのため、慎重にこの手順を実行することを確認します。これを変更する前に追加された保護のため、レジストリのバックアップを作成します。その後、問題が発生した場合、レジストリを復元できます。レジストリを復元する方法の詳細については、Knowledge Base の資料を参照するのには、次の資料番号をクリックしてください。 (http://support.microsoft.com/kb/322756/ ) Windows でレジストリを復元する方法
プログラムから IPv6 アドレスを含む UNC パスを利用して共有リソースへアクセスしたい場合は、以下の手順を実行します。これにより、IPv6 アドレスではなく、特別な NetBIOS 名で共有リソースへアクセスします。
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レジストリエディタ (Regedt32.exe) を起動します。
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レジストリ内で次のキーを選択します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters -
「編集」メニューをクリックして、DWORD (32 ビット) 値のレジストリ値を追加します。
値の名前 : DisableStrictNameChecking
データ型 : REG_DWORD
表記 : 10 進
値のデータ : 1 -
レジストリエディタを終了します。
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コンピュータを再起動します。