現象

Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 上の Windows Internet Explorer 9 で、IE のセキュリティ強化の構成 (IE ESC) が有効な場合、SSL サイトで、ローカル キャッシュの利用を前提とした ActiveX コントロールが正しく表示されません。

なお、この現象は、Internet Explorer 9 のセキュリティ強化による正常な動作です。

原因

この現象は、IE のセキュリティ強化の構成が有効な場合、Internet Explorer 9 の [インターネット オプション] の [暗号化されたページをディスクに保存しない] 設定が有効になることに起因して発生します。

[暗号化されたページをディスクに保存しない] の設定は、Internet Explorer 9 で SSL 接続を行う際に受信したコンテンツなどを Internet Explorer 9 のキャッシュに保存するか、または保存しないかの設定です。この設定を有効にした場合には、ローカル キャッシュに保存しない動作となります。

この設定が有効な場合、Internet Explorer 8 までは、キャッシュとして永続的に保持はしないものの、一時的にディスク上にファイルを保存するため、ローカル キャッシュに保存されたActiveX コントロールが表示される動作となっておりました。一方、Internet Explorer 9 では、[暗号化されたページをディスクに保存しない] の設定を遵守するように強化されており、一時ファイルとしても一切ディスクに書き込みを行わないため、ActiveX コントロールが表示されない動作となります。

回避策

この現象を回避するには、以下のいずれかの方法を実行してください。

方法 1 : [暗号化されたページをディスクに保存しない] を無効に設定する。

  1. Internet Explorer 9 の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックし、[詳細設定] タブをクリックします。

  2. [セキュリティ] の [暗号化されたページをディスクに保存しない] チェック ボックスをオフにして無効に設定します。

    注 : この設定は、IE のセキュリティ強化の構成を変更し有効にした場合に、本設定も再び有効になりますのでご注意ください。

方法 2 : BypassSSLNoCacheCheck のレジストリ キーを設定する。

重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。

Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法[暗号化されたページをディスクに保存しない] の設定が有効な場合、Internet Explorer 9 はキャッシュを保存しない動作となりますが、以下のレジストリを追加することにより、通常のキャッシュとしては利用されない一時ファイルが作成されます。そのため、Internet Explorer 9 でもローカル キャッシュの利用を前提とした ActiveX コントロールが表示されます。

キー

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings

または

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings

名前

BypassSSLNoCacheCheck

種類

REG_DWORD

データ

1 (有効)


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