現象

Windows Server 2008 以降の DNS サーバーが複数存在する環境の、特定の 1 台の DNS サーバーで、[この Active Directory に条件付きフォワーダーを保存し、次の方法でレプリケートする] チェック ボックスをオフにすると、その他の DNS サーバーから条件付きフォワーダーの設定が削除されます。

原因

Windows Server 2008 以降の DNS サーバーでは、[この Active Directory に条件付きフォワーダーを保存し、次の方法でレプリケートする] チェック ボックスをオンにすることで、条件付きフォワーダーの設定を Active Directory データベースに格納し、レプリケートすることが可能です。 これにより DNS サーバーが複数台存在する環境において、条件付きフォワーダーの設定を Active Directory データベースに保存する事で、一台の DNS サーバーで条件付きフォワーダーの設定を変更するだけで、その他のDNS サーバーの条件付きフォワーダー設定に反映する事が可能となります。 また、このオプションは、条件付きフォワーダーを設定する DNS ドメイン毎に指定することが可能です。



[この Active Directory に条件付きフォワーダーを保存し、次の方法でレプリケートする] チェック ボックスがオンになっている一台の DNS サーバーで、チェックをオフに変更すると、Active Directory データベースから条件付きフォワーダーの設定が削除され、チェックをオフにした DNS サーバーでは、その後はレジストリに保存された条件付きフォワーダーの設定を参照します。

ただし、この場合、チェックがオンになっているその他の DNS サーバーは、引き続き Active Directory データベースから情報を読み込むため、これらの DNS サーバーから条件付きフォワーダーの設定が削除される現象が発生します。


なお、Active Directory データベースから条件付きフォワーダーを削除することなく、[この Active Directory に条件付きフォワーダーを保存し、次の方法でレプリケートする] チェックボックスをオンからオフに変更する方法はありません。

回避策

この現象を回避するには、各 DNS サーバーにて個別に条件付きフォワーダーの設定を行ってください。

詳細

問題の再現手順

  1. DNS サーバー A にて、設定されていた contoso.com ドメインへの条件付きフォワーダーのプロパティから [この Active Directory に条件付きフォワーダーを保存し、次の方法でレプリケートする] のチェックをオフにします。

  2. Active Directory データベースから contoso.com ドメインへの条件付きフォワーダーの設定が削除されます。

  3. DNS サーバー B の contoso.com ドメインへの条件付きフォワーダーの設定では、[この Active Directory に条件付きフォワーダーを保存し、次の方法でレプリケートする] のチェックがオンであるため、Active Directory データベースから情報を読み込みます。

結果

Active Directory データベースには contoso.com ドメインへの条件付きフォワーダーの設定が存在しないため、DNS サーバー B から contoso.com ドメインへの条件付きフォワーダーの設定が削除されます。

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