現象

Windows Server 2008 R2 Hyper-V 2.0 環境のホストにネットワーク アダプタを共有しない形式で "外部" 仮想ネットワークを構成し、仮想マシンのネットワーク アダプタに仮想ネットワークを割り当てて正常に通信が行えることを確認した後、いったん仮想マシンのネットワーク アダプタを削除すると、再度仮想マシンのネットワーク アダプタを構成しなおした際に正常に通信ができなくなる場合があります。

原因

Windows Server 2008 R2 Hyper-V 2.0 から、仮想スイッチの VLAN 設定を自動構成する機能が追加されていますが、任意のネットワーク アダプタが削除されて、仮想スイッチに接続されているネットワーク アダプタがなくなった場合、VLAN を利用しているかどうかに関係なく、仮想スイッチの VLAN 設定を Trunk mode に自動構成してしまうために、この現象が発生します。

回避策

この現象を回避するには、 対象となっている仮想ネットワークをいったん削除して作成し直すか、レジストリ エディタ (regedit.exe) を使用して、仮想スイッチの VLAN を Access mode に戻し てください。

重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。

322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法仮想ネットワークを作成し直す :

  1. 仮想ネットワーク マネージャーを起動します。

  2. 利用出来なくなっている仮想ネットワークを選択し、削除します。

  3. [新しい仮想ネットワーク] から、新規に仮想ネットワークを作成し直します。

LAN を Access mode に戻す :

  1. レジストリ エディタ (regedit.exe) を起動します。

  2. \\HKLM\System\CurrentControlSet\services\VMSMP\Parameters\SwitchList 配下にある 仮想スイッチの GUID それぞれを確認し、"FriendlyName" が、通信ができない仮想ネットワークの名前と同じものを探します。

  3. 該当する仮想スイッチを開き、配下の GUID に割り当てられている "FriendlyName" が "<仮想ネットワーク名>_ExternalPort" に設定されていることを確認します。

  4. "VlanMode" の値が 0x00000002 に設定されていることを確認し、これを 0x00000001 に変更します。


    注 : 本現象が発生していない場合には "VlanMode" の値を 0x00000001 に変更しないでください。

  5. レジストリ エディタを終了します。

  6. Hyper-V サーバーを再起動します。

詳細

問題の再現手順

  1. Windows Server 2008 R2 Hyper-V ホストにネットワーク アダプタを共有しない形式で "外部" 仮想ネットワークを構成します。

  2. 仮想マシンのネットワーク アダプタに、手順 1 で作成した仮想ネットワークを割り当てます。

  3. ゲスト OS から正常にネットワーク通信が行えることを確認します。

  4. ゲスト OS のネットワーク アダプタを削除します。 (仮想スイッチに接続されたアダプタがなくなります。)

  5. 仮想マシンにネットワーク アダプタを新規作成し、手順 1 で作成した仮想ネットワークを割り当てます。

結果

ゲスト OS からネットワーク通信ができません。

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