概要
Windows Update のWeb ページが適切に表示されない場合に、問題を切り分けて対処する方法について説明します。Windows Update の Web ページにアクセスすると空白ページが表示される場合は、次の原因が考えられます。
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Visual Basic スクリプト サポート コンポーネントが破損または正しくインストールされていない場合
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キャッシュや履歴に問題がある場合
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ウィルス対策、またはインターネット アクセラレータなどの常駐プログラムが原因の場合
詳細
ここでは、問題点を切り分け、解決をする方法について説明します。 問題を解決するには、下記の手順を順番に実行してください。ここでは例として、Windows Me の画面で説明します。
Windows Script 5.6 をインストールする方法
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Windows Script 5.6 の Web ページを開きます。
Windows 98、Windows Millennium Edition (Windows Me)、および Windows NT 4.0 用の Windows Script 5.6 の Web ページを開きます。 -
[Windows Script 5.6] をダウンロードします。
[Windows 98、Windows Millennium Edition (Windows Me)、および Windows NT 4.0 用の Windows Script 5.6] ページが表示されたら、右側にある [ダウンロード] をクリックします。
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scr56jp.exe ファイルを保存します。
[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスが表示されたら、[保存] をクリックします。
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ファイルを保存する場所を選択し、保存します。
[保存する場所] ボックスの一覧から、任意の場所を選択します。次に、[保存] をクリックします。
ここでは例として、[デスクトップ] に保存します。
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[Windows Script 5.6] ファイルを開きます。
ダウンロードが完了したら、[ファイルを開く] をクリックします。
※ [ダウンロードの完了] ダイアログ ボックスが自動的に閉じる場合
[ダウンロード完了後、このダイアログ ボックスを閉じる] チェック ボックスにチェックが入っていると、ダウンロード完了後、[ダウンロードの完了] ダイアログ ボックスが自動的に閉じます。
その場合は、保存した場所を表示して、[scr56jp.exe] ファイルのアイコンをダブルクリックします。
ここでは例として、手順 4. で [デスクトップ] に保存した [scr56jp.exe] ファイルのアイコンをダブルクリックします。
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Windows Script 5.6 をインストールします。
"Windows Script 5.6 をインストールしますか?" というメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
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使用許諾契約書を確認します。
使用許諾契約書の内容を確認し、同意できる場合は [はい] をクリックします。
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インストールを完了します。
"Windows Script 5.6 のインストールが完了しました。" というメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
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コンピュータを再起動します。
"今すぐ再起動しますか?" というメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
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Windows Update の Web サイトを表示します。
コンピュータが起動したら、[スタート] ボタンをクリックし、[Windows Update ] をクリックします。
Windows Update の Web ページが表示されない場合は、次の手順に進みます。
Windows Update Web サイトに関連しているファイルを登録し、キャッシュと履歴をクリアする方法
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[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスを表示します。
[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
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以下のコマンドを実行します。
[名前] ボックスに、次のコマンドを入力します。次に、[OK] をクリックします。 ここでは、Windows システムがインストールされているハード ディスク ドライブを C ドライブと仮定しています。
regsvr32 c:\windows\system\vbscript.dll
※ c: の部分には、Windows システムがインストールされているドライブを指定します。
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コマンドが正しく実行されたことを確認します。
"vbscript.dll succeeded." というメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
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次のコマンドを実行します。
[名前] ボックスに、次のコマンドを入力します。次に、[OK] をクリックします。 ここでは、Windows システムがインストールされているハード ディスク ドライブを C ドライブと仮定しています。
regsvr32 c:\windows\system\mshtml.dll
※ c: の部分には、Windows システムがインストールされているドライブを指定します。
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コマンドが正しく実行されたことを確認します。
"mshtml.dll succeeded." というメッセージが表示されたら [OK] をクリックします。
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[オプション] ダイアログ ボックスを表示します。
Internet Explorer を起動します。次に、[ツール] をクリックし、[オプション] をクリックします。
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インターネット一時ファイルを削除します。
[全般] タブをクリックします。次に、[インターネット一時ファイル] の [ファイルの削除] をクリックします。
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ファイルの削除を確認します。
"[Temporary Internet Files] フォルダのすべてのファイルを削除しますか? " というメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
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表示した Web サイトの履歴を削除します。
[履歴] の [履歴のクリア] をクリックします。
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履歴の削除を確認します。
"表示した Web サイトの履歴を削除しますか?" というメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
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[オプション] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックします。
Windows Update の Web ページが表示されない場合は、次の手順に進みます。
常駐プログラムを無効または一時的に停止する方法
ウィルス対策、またはインターネット アクセラレータなどのプログラムが常駐していることが原因で、Windows Update の Web ページが表示されない場合があります。 プログラムによって無効または終了する手順は異なります。詳細についてはそのプログラムのヘルプかマニュアル、または製造元メーカーにお問い合わせください。
ここでは、次のいずれかの手順を実行して、常駐プログラムを一時的に停止する方法について説明します。
操作方法 1 : タスク バーの通知領域からプログラムを一時的に停止するには
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プログラムを一時的に停止します。
タスク バーの通知領域に表示されている常駐プログラムのインジケータを右クリックします。次に、ショートカット メニューの [終了]、[無効] および [閉じる] のいずれかをクリックします。
ここでは例として、[IntelliPoint] インジケータを右クリックします。次に、ショートカット メニューの [IntelliPoint を閉じる] をクリックします。
注意 : 実際には、ウィルス対策、またはインターネット アクセラレータなどの常駐プログラムを終了してください。
操作方法 2 : [プログラムの強制終了] ダイアログ ボックスでプログラムを一時的に停止する方法
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[プログラムの強制終了] ダイアログ ボックスを表示します。
Ctrl キーと Alt キーを押しながら Del キーを押します。
Ctrl キー + Alt キー + Del キー -
プログラムを終了します。
任意のプログラムをクリックします。次に、[終了] をクリックします。ここでは例として、[Explorer] をクリックし、[終了] をクリックします。
注意 : 実際には、ウィルス対策、またはインターネット アクセラレータなどの常駐プログラムを終了してください。
関連情報
Windows Update のセルフ サポート情報を参照するには、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
Windows Update 総合情報関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
881219 Windows Update を利用できない場合の確認事項
881246 Windows Update の Web ページにアクセスすると、空白ページが表示される場合の対処方法 (Windows 2000 および Windows XP の場合)
880733 Windows Update カタログから Windows システムの更新を検索するには
880734 Windows Update カタログから ハードウェア デバイス ドライバの更新を検索するには
880736 Windows XP の自動更新を有効に設定するには
241783 [WINUP] プロキシ サーバーまたはファイアウォールを経由して Windows Update を使用した場合のエラー メッセージについて