はじめに
ウイルス対策ソフトウェア を使用中に受け取る警告メッセージは、Microsoft Windows XP の [セキュリティ センター] が出しています。 [セキュリティ センター] は、コンピューターのセキュリティ状態を一括管理するツールで、インストールされているウイルス対策ソフトウェアの状態を監視し、ユーザーにその状態を通知します。
ウイルス対策ソフトウェアの中には、[セキュリティ センター] で認識されないものもあります。この場合、[セキュリティ センター] はコンピューターを安全な状態に保護できていないと判断し、そのことを警告メッセージでユーザーに知らせます。
ウイルス対策ソフトウェアが [セキュリティ センター] で認識されない場合に、[セキュリティ センター] でウイルスソフトを監視しない設定に変更することで、警告メッセージは出なくなります。
ただし、この設定をすると [セキュリティ センター] ではウイルス対策ソフトウェアを監視しなくなるので、コンピューターを安全な状態に保護するために、自動更新機能などを使ってウイルス対策ソフトウェアを常に最新の状態に維持してください。維持の方法は、予防のヒントを参照してください。
使用しているウイルス対策ソフトウェアが [セキュリティ センター] で認識されない理由については、ウイルス対策ソフトウェア メーカーへお問い合わせ下さい。
ウィルス対策ソフトを監視しない設定に変更する
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以下のいずれかの警告メッセージが表示された場合には、メッセージを確認し、メッセージをクリックし、[セキュリティ センター] を開きます。
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[セキュリティ センター] にある [ウイルス対策] の項目から [推奨される対策案] ボタンをクリックし、[推奨される対策案] を開きます。
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[推奨される対策案] で [自分でウイルス対策ソフトウェアをインストールし、管理します] チェック ボックスをオン
にします。 これにより [セキュリティ センター] でウイルス対策ソフトを監視しないようになり、警告メッセージも出なくなります。
セキュリティに関しての重要な項目ですので、表示されるメッセージを確認の上、操作してください。 -
[OK] をクリックし、[推奨される対策案] を閉じます。
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以下のように [ウイルス対策] の項目表示が [監視していません] に変更されます。 この設定を行うことにより、手順 1 の警告メッセージは表示されなくなります。
上記の設定が完了したら、予防のヒントに進み、ウイルス対策ソフトを常に最新の状態に保つための対応をします。
予防のヒント
常にウイルス対策ソフトウェアを最新の状態に保つために、自動更新プログラムを使用して定期的に更新することを薦めます。使用しているウイルス対策ソフトウェアのメーカーから更新の年間購読を購入していれば、ほとんどのウイルス対策ソフトウェアは、インターネットに接続した際、自動的に更新されます。ウイルス対策ソフトウェアの自動更新を使用する方法は、ウイルス対策ソフトウェアのマニュアルを参照するか、ウイルス対策ソフトウェア メーカーにお問い合わせください。
関連情報
ウイルス対策ソフトウェアがインストールされているかの確認方法などウイルス対策ソフトウェアに関連する情報は、次のマイクロソフト サイトを参照してください。
ウイルス対策ソフトウェアに関する FAQ
http://www.microsoft.com/japan/protect/computer/viruses/antivirus.mspx