参照をループして、Microsoft Access でそのプロパティを表示する方法

元の KB 番号: 209849

概要

[ツール] メニューの [参照] ダイアログ ボックスで参照の場所を表示すると、ダイアログ ボックスの制限により、パス名の末尾の部分が切り捨てられる可能性があります。 この記事では、Visual Basic for Applications プロシージャを使用して References コレクションをループし、各参照のプロパティを取得する方法について説明します。

Microsoft は、例示のみを目的としてプログラミング例を提供しており、明示または黙示にかかわらず、いかなる責任も負わないものとします。 これには、市販性または特定の目的との適合性についての黙示の保証も含まれますが、これに限定はされません。 この記事は、説明されているプログラミング言語、手順を作成およびデバッグするために使用されているツールに読者が精通していることを前提にしています。 マイクロソフト サポート窓口では、特定のプロシージャの機能説明に関するご質問に対して支援いたしますが、本例を特定の目的を満たすために機能を追加したり、プロシージャを構築することは行いません。

詳細

References コレクションをループし、各参照のプロパティを取得するには、次の手順に従います。

  1. モジュールを作成し、[ 宣言 ] セクションに次の行を入力します (まだ存在しない場合)。

    Option Explicit
    
  2. 次の手順を入力します。

    Function ReferenceInfo()
    
        Dim strMessage  As String
        Dim strTitle    As String
        Dim refItem     As Reference
    
        On Error Resume Next
    
        For Each refItem In References
            If refItem.IsBroken Then
                strMessage = "Missing Reference:" & vbCrLf & refItem.FullPath
            Else
                strMessage = "Reference: " & refItem.Name & vbCrLf _
                           & "Location: " & refItem.FullPath & vbCrLf
            End If
            Debug.Print strMessage
        Next refItem
    
    End Function
    
  3. この関数をテストするには、[イミディエイト] ウィンドウに次の行を入力し、Enter キーを押します。

    ? ReferenceInfo
    

    注:

    各参照が [イミディエイト] ウィンドウに一覧表示されます。

関連情報

References コレクションの詳細については、Visual Basic エディターの [ヘルプ] メニューの [Microsoft Visual Basic ヘルプ] をクリックし、Office アシスタントまたは応答ウィザードで参照オブジェクトを入力し、[検索] をクリックしてトピックを表示します。

For Each..を使用した References コレクションの列挙の詳細については、以下を参照してください。次のステートメントの Visual Basic エディターで、[ヘルプ] メニューの [Microsoft Visual Basic ヘルプ] をクリックし、Office アシスタントまたは応答ウィザードで「next」と入力し、[検索] をクリックしてトピックを表示します。