マイクロソフトはセキュリティ情報 MS11-072 を公開しました。セキュリティ情報の詳細を参照するには、次のいずれかのマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
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ホーム ユーザー向け:
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/pc-security/bulletins/201109.aspx詳細をスキップ: ご自宅のコンピューターまたはノート PC に、Microsoft Update Web サイトから更新プログラムを今すぐダウンロードします。
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IT プロフェッショナル向け:
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms11-072
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法
ホーム ユーザーの場合は、無料サポートを利用できます。米国およびカナダのお客様は、電話で 1-866-PCSAFETY にお問い合わせください。
他の地域については、各地域の支社にお問い合わせください (各地域の支社の電話番号を確認するにはこのページを参照してください)。セキュリティ更新プログラムのサポートに関する各地域の支社の問い合わせ先については、以下のマイクロソフトの世界のサポート Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/common/international.aspx?ln=ja&rdpath=4 北米のお客様は、次のマイクロソフト Web サイトから、無条件の無償電子メール サポートまたは無条件の個人チャット サポートもご利用ください。
http://support.microsoft.com/common/international.aspx?ln=ja&rdpath=4 法人のお客様向けのセキュリティ更新プログラムのサポートについては、通常ご使用のサポート連絡先をご利用ください。
はじめに
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
このセキュリティ更新プログラムに関する既知の問題
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このセキュリティ更新プログラムをインストールした後、UNC 共有上に存在する Excel ファイルで相対外部リンクが破損する場合があります。この問題は、同じサーバー上の別の場所を指定する参照がファイルに含まれている場合に発生します。この問題が発生すると、UNC パスの共有名で重複が生じます。たとえば、"\\servername\folder\test" が "\\servername\folder\folder\test" に変換されます。
この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用します。-
ファイルのローカル コピーで作業を行います。
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リンクを修正してファイルを保存します。
注: このセキュリティ更新プログラムがインストールされているコンピューターでファイルを再度開くと、リンクが再度破損します。
この問題を解決するには、更新プログラム 2596596 をインストールします。この問題の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
2596596 Excel 2007 更新プログラム (2011 年 12 月 13 日) についてこの問題は、サポート技術情報 2596545 の修正プログラムで解決されています。以下のサポート技術情報からこの修正プログラム パッケージをダウンロードしてインストールできます。
2596545 Office Excel 2007 修正プログラム パッケージ (excel-x-none-msp、xlconv-x-none.msp、graph-x-none.msp) (2011 年 10 月 25 日) について
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Microsoft Office Excel 2007 がインストールされていないにもかかわらず、Microsoft Update または Windows Update でこの更新プログラムが提示されることがあります。この問題の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
830335 Microsoft Update および Windows Update で、現在はインストールされていない Office プログラムの更新プログラムが提示される
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この更新プログラムをインストールした後、ネットワーク共有上の Excel ファイルを保存できない場合があります。Excel ファイルをネットワーク共有から開いて保存しようとすると、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
ファイル <ファイル名> は、前回保存された後、他のユーザーによって変更された可能性があります。
その後でコピーを保存するか変更を上書きするかを確認するメッセージが表示されます。
回避策
この問題を回避するには、Excel のバージョンに応じて、次のいずれかの方法を使用します。
重要 このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。322756Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法
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Excel 2003
サポート技術情報 324491 のセクション「Excel 2003」に記載された解決方法の手順に従います。
詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。324491
Excel 2002 ブックまたは Excel 2003 ブックをネットワーク サーバーに保存するときに、エラー メッセージ "他のユーザーによって変更された可能性があります" が表示される -
Excel 2007
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[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
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レジストリで次のサブキーを見つけてクリックします。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\12.0\Excel\Options
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[編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
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DWORD 値の名前として「QFE_Saskatchewan」と入力し、Enter キーを押します。
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[QFE_Saskatchewan] を右クリックし、[修正] をクリックします。
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[値のデータ] ボックスに「2」と入力し、[OK] をクリックします。この値を入力すると、Excel は常に、タイム スタンプを取得する前にファイル キャッシュをフラッシュします (ほとんどの場合、これで問題が解決します)。または、Excel のタイム スタンプ確認を無効にして、常にダイアログ ボックスが表示されないようにするには、「1」と入力します。
注: タイム スタンプ確認を無効にすることはお勧めしません。
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Excel 2010
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[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
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レジストリで次のサブキーを見つけてクリックします。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\14.0\Excel\Options
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[編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
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DWORD 値の名前として「QFE_Saskatchewan」と入力し、Enter キーを押します。
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[QFE_Saskatchewan] を右クリックし、[修正] をクリックします。
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Excel でタイム スタンプが取得される前に、常にファイル キャッシュがフラッシュされるようにする場合は、[値のデータ] ボックスに「2」と入力して、[OK] をクリックします (ほとんどの場合、これで問題が解決されます)。または、Excel のタイム スタンプ確認を無効にして常にダイアログ ボックスが表示されないようにする場合は、「1」と入力します。
注: タイム スタンプ確認を無効にすることはお勧めしません。
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マイクロソフトでは、この問題を解決するための更新プログラムを現在作成中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。 -
このセキュリティ更新プログラムを適用するための必要条件
このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューターに 2007 Microsoft Office system 用の Service Pack 1 (SP1) または Service Pack 2 (SP2) がインストールされている必要があります。
この Service Pack の入手方法の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
949585 2007 Office スイートの最新の Service Pack を入手する方法
再起動に関する情報
このセキュリティ更新プログラムのインストール後、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示されます。
再起動の必要性を下げるには、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、影響を受けるファイルを使用する可能性があるすべてのサービスを停止し、すべてのアプリケーションを閉じます。再起動を促すメッセージが表示される理由の関連情報を参照するには、次のサポート技術情報番号をクリックしてください。
887012 Windows ベースのコンピューターにセキュリティ更新プログラムをインストールした後にコンピューターの再起動を促すメッセージが表示される理由
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムは、次のセキュリティ更新プログラムに置き換わるものです。
2541007 [MS11-045] Excel 2007 セキュリティ更新プログラム (2011 年 6 月 14 日) について
アンインストール情報
このセキュリティ更新プログラムを削除するには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] または [プログラムと機能] を使用します。
注: このセキュリティ更新プログラムを削除するときに、Microsoft Office Excel 2007 が収録されているディスクを挿入するように求められる場合があります。また、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] または [プログラムと機能] にこのセキュリティ更新プログラムをアンインストールするオプションがない場合もあります。この問題には複数の原因があります。
アンインストールの詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
903771 Office 更新プログラムのアンインストール機能に関する情報
ファイル情報
このセキュリティ更新プログラムの英語版のファイル属性 (または後のファイル属性) は次の表のとおりです。これらのファイルの日付と時刻は世界協定時刻 (UTC) で記載されています。ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。UTC とローカル時刻との時差を確認するには、コントロール パネルの [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。
File name |
File version |
File size |
Date |
Time |
---|---|---|---|---|
Excel.exe |
12.0.6565.5003 |
18,366,312 |
02-Sep-2011 |
02:59 |