プロファイルに存在しない配信場所の設定が原因でメールを送信しようとすると Outlook がクラッシュする

現象

メール メッセージを送信しようとすると、Microsoft Outlook がクラッシュします。

クラッシュの詳細を確認すると、次のエラーシグネチャのような情報が表示されます。

アプリケーション名: Outlook.exe
アプリケーション バージョン: 14.0.4760.1000
モジュール名: OLMAPI32.dll
モジュール バージョン: 14.0.4760.1000
オフセット: 0x000cf4fb

原因

この問題は、POP3 メール アカウントを使用していて、このアカウントの既定の配信場所が存在しないフォルダーを参照している場合に発生します。

注:

この問題は、Microsoft Exchange Server メールボックスと POP3 アカウントが同じプロファイルにある場合に最も頻繁に発生する可能性があります。 ただし、この問題は、プロファイルにExchange Serverメールボックスがない場合にも発生する可能性があります。

解決方法

この問題を解決するには、POP3 メール アカウントを更新して、有効なフォルダーを参照します。 これを行うには、次の手順を実行します。

  1. 実行中の場合は Outlook を終了します。

  2. [ メール ] コントロール パネルで、[ プロファイルの表示] を選択します。

  3. [ メール ] ダイアログ ボックスで、POP3 アカウントを持つ Outlook プロファイルを選択し、[プロパティ] を選択 します

  4. [ メールのセットアップ] ダイアログ ボックス で、[電子メール アカウント] を選択します。

  5. [アカウント設定] ダイアログ ボックスの [電子メール アカウント] セクションの [電子メール] タブで、POP3 アカウントを選択し、[フォルダーの変更] を選択します。

    [アカウント設定] の [フォルダーの変更] ボタンを選択します。

  6. [ 新しい電子メール配信場所 ] ダイアログ ボックスで、新しいメール メッセージを配信するフォルダーを選択し、[OK] を選択 します

    [新しい電子メール配信場所] で新しいメールを選択します。

    注:

    新しいメール メッセージの一般的な配信場所は 、受信トレイ フォルダーです。

  7. [ 閉じる ] を 2 回選択し、[ OK] を選択します

  8. Outlook を起動します。