パスワード同期と Azure Active Directory 同期ツールを使用する場合、コンピューターと職場または学校アカウントに必要な個別のパスワード
元の製品バージョン: クラウド サービス (Web ロール/Worker ロール)、Microsoft Entra ID、Microsoft Intune、Azure Backup、Office 365 ID 管理
元の KB 番号: 2853316
現象
ユーザーは、さまざまなパスワードを使用して、Office 365、Microsoft Azure、Microsoft Intuneなどの Microsoft クラウド サービスで職場または学校アカウントにサインインし、コンピューターにログオンする必要があります。 この問題は、次のアクションを実行した場合でも発生します。
- Microsoft Entra IDでパスワード同期を有効にしました
- オンプレミスの Active Directory Domain Services (AD DS) 環境のユーザー アカウントを Microsoft Entra ID に同期するように Active Directory 同期を設定する
原因
この問題は、ユーザーのクラウド サービス パスワードが変更された場合に発生します。 パスワード同期では、クラウド サービスのパスワードは同期されません。 そのため、このシナリオのユーザーは、ローカル コンピューターとクラウド サービス用に異なるパスワードを持っています。
解決方法
この問題を解決するには、次のいずれかの操作を行います。
- ユーザーに自分のコンピューター パスワードを変更してもらいます。
- ユーザーのコンピューター パスワードをリセットします。 ユーザーのパスワードをリセットするときは、[ユーザーは次回ログオン時にパスワードを変更する必要がありますチェック] ボックスがオフになっていることを確認します。
ディレクトリ同期が行われると、オンプレミスの Active Directory環境内のユーザーのコンピューター パスワードがMicrosoft Entra IDに同期されます。 その後、ユーザーは自分のコンピューターにログオンし、同じパスワードを使用してクラウド サービスにサインインできます。
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