グループ ポリシーを使用して Windows Server 2003 ターミナル サービスで自動ログオンを構成する方法

この記事では、グループ ポリシーを使用して Microsoft Windows Server 2003 ターミナル サービスで自動ログオンを構成する方法について説明します。

適用対象: Windows Server 2003
元の KB 番号: 324807

概要

リモート デスクトップ接続を使用してターミナル サービスを実行している Windows Server 2003 ベースのコンピューターに接続する場合は、接続を行う前にログオン情報を指定できます。 このようにして、これらの資格情報をサーバーに自動的に渡します。

[リモート デスクトップ接続] ダイアログ ボックスの [全般] タブでユーザー名、パスワード、ログオン ドメインを指定します ([リモート デスクトップ接続クライアント] ウィンドウで、[オプション] をクリックし、[全般] タブをクリックします)。 [接続] をクリックすると、入力したログオン情報がすべてのリモート デスクトップ接続の既定の設定になり、Default.rdp ファイルに保存されます。

グループ ポリシーを使用して Windows Server 2003 ターミナル サービスで自動ログオンを構成する手順

ユーザーが接続時にパスワードの入力を求められない自動ログオンを完全に実装するには、サーバーで [ 接続時に常にクライアントにパスワードを要求 する] ポリシー設定をオフにする必要があります。 これにより、ユーザーはリモート デスクトップ接続クライアントで自分のパスワードを指定することで、ターミナル サービスに自動的にログオンできます。

  1. [スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、[名前] ボックスに「mmc」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. [ファイル] メニューの [ スナップインの追加と削除] をクリックします。
  3. [追加] をクリックします。
  4. [オブジェクト エディターグループ ポリシー] をクリックし、[追加] をクリックします。
  5. ターゲット グループ ポリシー オブジェクト (GPO) をクリックします。 既定の GPO はローカル コンピューターです。 [参照] をクリックして目的の GPO を選択し、[完了] をクリックします。
  6. [閉じる] をクリックし、[OK] をクリックします。
  7. グループ ポリシー オブジェクトを展開し、[コンピューターの構成]、[管理用テンプレート]、[Windows コンポーネント]、[ターミナル サービス] の順に展開し、[暗号化とセキュリティ] をクリックします。
  8. 右側のウィンドウで、[ 接続時に常にクライアントにパスワードの入力を求める] をダブルクリックします。
  9. [無効] をクリックします。
  10. [OK] をクリックし、グループ ポリシー オブジェクト エディター スナップインを終了します。