マイクロソフトはセキュリティ情報 MS06-013 を公開しました。このセキュリティ情報には、セキュリティ更新プログラムの関連情報がすべて記載されています。この情報には、ファイルの一覧情報および展開オプションが記載されています。セキュリティ情報の詳細を参照するには、状況に応じて、次のマイクロソフト Web サイトのいずれかにアクセスしてください。
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ホーム ユーザー向け
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IT プロフェッショナル向け
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms06-013
注意事項
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読み込まれる前に確認メッセージが表示されるコントロール
注: この問題は、推奨されている手法を使用していない Web サイトで発生します。この問題は、次の Web サイトに記載されている手法を使用することで解決されます。http://msdn.microsoft.com/ja-jp/ie/default.aspx
Web ページ上で特定のコントロールが読み込まれるときに、この更新プログラムの機能が原因でコントロールが正しくマスクされません。このようなコントロールには、Macromedia Shockwave Director、QuickTime Player、および Virtools Web Player で使用されるコントロールがあります。Windows によりコントロールが非アクティブであると判断されると、コントロールが読み込まれる前に、ユーザーに確認メッセージが表示されます。 -
利用可能な互換性修正プログラム (セキュリティ更新プログラム 917425)
Internet Explorer の ActiveX 更新プログラム (更新プログラム 912945) は、Windows XP Service Pack 2、Windows Server 2003 Service Pack 1、Windows XP Professional x64 Edition、Windows Server 2003 x64 Edition ファミリ、および Windows Server 2003 Service Pack 1 (Itanium ベースのシステム) 用のこの累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれています。この更新プログラムにより、ユーザー インターフェイスをクリックするか、または Tab キーおよび Enter キーを使用して、手動でユーザー インターフェイスを有効にした後でのみ、お客様は特定の Web ページに読み込まれている Microsoft ActiveX コントロールを対話的に操作できます。更新の準備に時間を要するお客様をサポートするために、マイクロソフトでは互換性修正プログラムをリリースしました。互換性修正プログラムを展開すると、ActiveX コントロールに関する Internet Explorer の処理方法が、一時的に以前の処理方法に戻ります。この修正プログラムは 6 月に累積的な Internet Explorer 更新プログラムがリリースされるまで機能します。その後は、Internet Explorer での ActiveX コントロールの処理方法の変更が恒久的になります。917425 Mshtml.dll に関する Internet Explorer ActiveX 互換性更新プログラム
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ActiveX コントロールを使用する Siebel プログラム
ソフトウェア更新プログラム 912945 は、すべての Siebel 7 High Interactive クライアントに影響を及ぼします。この更新プログラムの適用後、Siebel プログラムで対話的な処理を行うには、プログラム内の ActiveX コントロールごとに 1 回ずつ、数回にわたってクリックする必要があります。Siebel ではマイクロソフトと共に解決方法を調査しています。Siebel 製品の更新プログラムが 2006 年春にリリースされる予定です。互換性更新プログラム 917425 を適用して、Internet Explorer の ActiveX 更新プログラムの動作を無効にすることができます。Siebel 製品の更新プログラムについては、Siebel のサポートにお問い合わせください。 -
Siebel プログラムが応答を停止する
セキュリティ更新プログラム 912812 を適用すると、Siebel 7 クライアントが応答を停止するという既知の問題があります。互換性修正プログラム 917425 を適用して、Internet Explorer の ActiveX 更新プログラムの動作を無効にすることができます。Siebel 製品の更新プログラムは 2006 年春にリリースされる予定です。Siebel 製品の更新プログラムについては、Siebel のサポートにお問い合わせください。 -
Java Platform Standard Edition 1.3 または Standard Edition 1.4 を使用する ActiveX コントロール
Java Platform Standard Edition (J2SE) 1.3 または J2SE 1.4 を使用してアプレット コントロールを実行するプログラムの中の ActiveX アプレット コントロールをクリックしても、フォーカスがアプレット コントロールに移動しません。フォーカスを移動するために、もう一度、このコントロールをクリックする必要があります。フォーカスは、J2SE 1.5 では正常に移動します。J2SE の最新バージョンを入手するには、次の Sun Microsystems, Inc. の Web サイトを参照してください。http://java.sun.com/j2se
ActiveX コントロールをユーザーの介入なしで機能させるための手法については、次の MSDN Web サイトを参照してください。 -
累積的なセキュリティ更新プログラム 910620 には、マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-004 に記載されているセキュリティ関連の修正内容が含まれています。また、この更新プログラムのロールアップには、セキュリティ情報 MS04-004 および MS04-038 の公開後にリリースされた Microsoft Internet Explorer 用修正プログラムも含まれています。
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更新プログラムのロールアップ 873377、更新プログラムのロールアップ 889669、またはセキュリティ情報 MS04-038 の後にリリースされた Internet Explorer 用の修正プログラムがインストールされていない場合、更新プログラムのロールアップ 896727 に含まれている修正内容をインストールするには、サポート技術情報 897225 に記載されている手順を実行する必要があります。この手順を実行しない場合、インストールされている Internet Explorer 用の修正プログラムがすべて削除されます。
897225 Internet Explorer 6 Service Pack 1 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる修正プログラムをインストールする方法
詳細
既知の問題
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Microsoft Windows XP Service Pack 2 および Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 では、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] のインストール済みプログラムの一覧にソフトウェア更新プログラムの項目が表示されます。ソフトウェア更新プログラムは、更新対象の製品名の下に表示されます。Windows XP Service Pack 2 では、"Windows XP - ソフトウェアの更新" の下にこの更新プログラムが表示されます。ただし、Windows XP Service Pack 2 の [プログラムの追加と削除] では、このソフトウェア更新プログラムについて [インストール日] は表示されません。このため、このソフトウェア更新プログラムはインストール順には表示されず、"Windows XP - ソフトウェアの更新" の一覧の先頭に表示されます。
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このセキュリティ更新プログラムのインストール後、一部の WMV HD (Windows Media High Definition Video) DVD では、Microsoft Windows Media Player でチャプターをクリックしても、チャプタが再生されません。
この問題の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。884487 Windows XP Service Pack 2 で、チャプターをクリックしても再生されない WMV HD DVD ディスクがある
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Internet Explorer で ActiveX コントロールが正常に読み込まれないことがあります。この問題の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
909889 累積的なセキュリティ更新プログラム 896688 (MS05-052) で導入された多層防御の変更が原因で、ActiveX コントロールが Internet Explorer に正常に読み込まれないことがある
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Internet Explorer で、ActiveX コントロールを含む Web ページが正常に読み込まれないことがあります。この問題の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
909738 累積的なセキュリティ更新プログラム 896688 (MS05-052) で導入された多層防御の変更が原因で、カスタム ActiveX コントロールを含む Web ページが Internet Explorer に正常に読み込まれないことがある
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Internet Explorer でモニカーの使用がサポートされなくなりました。この問題の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
906294 累積的なセキュリティ更新プログラム 896727 (MS05-038) によって提供されるセキュリティ更新プログラムをインストール後、Internet Explorer でモニカーの使用がサポートされない
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HTTPS 形式の URL を使用して PDF ファイルを開くと、混在したコンテンツに関するセキュリティ警告のダイアログ ボックスが表示されます。更新プログラム 912945 を適用した後、特定の場合に、混在したコンテンツを表示すると、セキュリティ警告のダイアログ ボックスが表示されます。この問題は、HTTPS 形式の URL を使用して PDF ファイルを開くときに発生します。この問題は、Internet Explorer の最新の累積的な更新プログラム (916281) で解決されています。詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
916281[MS06-021] Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム
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.NET コントロール
Microsoft .NET WinForms コントロールを含むページでアクセス違反が発生することが報告されています。この問題は、Internet Explorer の最新の累積的な更新プログラム (916281) で解決されています。 -
パフォーマンスの問題
有効にする必要がある ActiveX コントロールがページに多数含まれている場合、特定の場合に、ページのレンダリングに時間がかかることがあります。この問題は、Internet Explorer の最新の累積的な更新プログラム (916281) で解決されています。 -
この Internet Explorer 6 Service Pack 1 用のセキュリティ更新プログラムを Microsoft Windows 98、Microsoft Windows 98 SE、または Microsoft Windows Millennium Edition に適用した後、Internet Explorer から新しい ActiveX コントロールをインストールできなくなる場合があります。マイクロソフトでは、この問題を次の Internet Explorer の累積的な更新プログラムで修正する予定です。それまでの間、ActiveX コントロールのインストールには、Internet Explorer を使用しない、別のインストール ソースを使用することができます。