概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows および Microsoft Office の脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、ユーザーが特別に細工されたリンクをクリックした場合にメモリ アドレスを漏えいさせるか、SSL (Secure Sockets Layer) 2.0 の使用を明示的に許可することにより、情報漏えいが起こる可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者には、特別に細工されたリンクをユーザーに強制的にクリックさせる手段はありません。通常は、電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせることが攻撃者にとっての必要条件となります。
この脆弱性の詳細については、マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-084 を参照してください。
詳細
重要
-
今後の Windows RT 8.1、Windows 8.1、および Windows Server 2012 R2 のすべてのセキュリティ更新プログラムと通常の更新プログラムには、更新プログラム 2919355 がインストールされている必要があります。将来の更新プログラムをインストールするために、Windows RT 8.1 ベース、Windows 8.1 ベース、または Windows Server 2012 R2 ベースのコンピューターに更新プログラム 2919355 をインストールしておくことをお勧めします。
-
この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
以下の資料では製品バージョン別に、このセキュリティ更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている可能性があります。
更新プログラムを入手してインストールする方法
方法 1: Windows Update
この更新プログラムは Windows Update から入手できます。自動更新を有効にすると、この更新プログラムが自動的にダウンロードされてインストールされます。自動更新を有効にする方法の詳細については、「
セキュリティ更新プログラムを自動的に入手」をご覧ください。
注: Windows RT および Windows RT 8.1 の場合、この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ利用可能です。
スタンドアロンの更新プログラム パッケージを Microsoft ダウンロード センターから入手できます。更新プログラムをインストールするには、ダウンロード ページのインストール手順に従います。
マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-084 で、搭載されている Windows のバージョンに対応するダウンロード リンクをクリックします。
詳細
Windows Vista (すべてのエディション)参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Vista のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Vista のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows Vista のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Vista のすべての x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA でインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル]、[セキュリティ] の順にクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムの表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 3076895 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows Server 2008 (すべてのエディション)参考表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Server 2008 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Server 2008 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows Server 2008 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Server 2008 のすべての x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows Server 2008 のすべてのサポートされている Itanium-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0 |
|
Windows Server 2008 のすべての Itanium-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA でインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル]、[セキュリティ] の順にクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムの表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 3076895 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows 7 (すべてのエディション)参考表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows 7 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows 7 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows 7 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows 7 のすべての x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ] の順にクリックし、[Windows Update] で [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 3076895 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)参考表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Server 2008 R2 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Server 2008 R2 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows Server 2008 R2 のすべてのサポートされている Itanium-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Server 2008 R2 のすべての Itanium-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ] の順にクリックし、[Windows Update] で [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 3076895 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows 8 および Windows 8.1 (すべてのエディション)参考表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows 8 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows 8 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows 8 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows 8 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows 8.1 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows 8.1 のすべてのサポートされている 32 ビット版上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows 8.1 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows 8.1 のすべてのサポートされている x64-based エディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 3076895 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 (すべてのエディション)参考表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows Server 2012 のすべてのサポートされているエディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Server 2012 のすべてのサポートされているエディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
|
Windows Server 2012 R2 のすべてのサポートされているエディション上の Microsoft XML コア サービス 3.0: |
|
Windows Server 2012 R2 のすべてのサポートされているエディション上の Microsoft XML コア サービス 6.0: |
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 3076895 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows RT および Windows RT 8.1 (すべてのエディション)参考表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
企業環境での |
これらの更新プログラムは Windows Update でのみ入手できます。 |
再起動の必要性 |
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 3076895 を参照してください。 |
Microsoft Office 2007 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Microsoft Office 2007 Service Pack 3: |
Microsoft InfoPath 2007 Service Pack 3: |
|
インストール スイッチ |
サポート技術情報 912203 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] を使用します。 |
ファイルに関する情報 |
ファイル情報のセクションを参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
対象外 |
File name |
SHA1 hash |
SHA256 hash |
---|---|---|
msxml52007-kb2825645-fullfile-x86-glb.exe |
E4E818F834F7A93520F938BA2851603C2E15264F |
94592E3DDDE0E9A28BC8AC7F3BF1B0F904E26322CC0D17EBDA9A8C202A093D14 |
Windows6.0-KB3076895-ia64.msu |
6BD52774ED55EBFC480509FA4539054DAF7EA9DB |
058B768B2839E62D94BF61DE17FA61CAB22F1D96B05D20E552E7184D894E6397 |
Windows6.0-KB3076895-x64.msu |
C5EE548DE68654F028EF0FA2AC8280C6807B9D9C |
C11E0873A423D36F2150FEB142757CF007AAE7FF4CF02F2DA7B397CDBC33EA61 |
Windows6.0-KB3076895-x86.msu |
0A5020F8E15B01CFF1D8CD085B25923460CECFC4 |
2660F711FAD513EDB984CCE139BD30FF2FC90E0111042D5D065894E6DEFD25DF |
Windows6.1-KB3076895-ia64.msu |
A6333C214493BFDB0B0DC1AE69B4EBBAC3BA6DA5 |
3E91A571930A14BEA90C5C22380CEAE6D4DFEB65D602E84B40953B58D4B485B4 |
Windows6.1-KB3076895-x64.msu |
6A8FB82FA391D09A078B7F6D63A070A481D0750B |
E4866715BB1866800832D3355C1EA08F16A090CE2EBF3636CFC5DBAD2522BE46 |
Windows6.1-KB3076895-x86.msu |
B4E92BB314404801D2816C2D53B6449E654CE6BC |
254905B50E0FE4D265F801721264592D11C29BF9065A7F101122DF228E438C6B |
Windows8.1-KB3076895-arm.msu |
06197DED083E19A9BF16D8F9754FC1544EEA152F |
DE333EAF430879D0284595F3AA39A8CAFDD7CABECD5B87CFD7262F1076990246 |
Windows8.1-KB3076895-x64.msu |
24498C2C6B322768636629F4FA65884696B35FE8 |
7A1CCBE3CA5E0B281366411F338DC5989123908D3D375E9809BF148F49EBD3C0 |
Windows8.1-KB3076895-x86.msu |
2C68ADB1F0CF7C444759E3DCE0468E98AFCD2D96 |
CA2097E4AF45A8D278AF104F903E53BEBA95D55237EE58C4C434C54BBF9F007C |
Windows8-RT-KB3076895-arm.msu |
C101A950AC266885594445FF2411BA377068E082 |
A7C9D24F3082EC0FF395FA1B83405F5986B028A7B8F3D084A966C099B3230B95 |
Windows8-RT-KB3076895-x64.msu |
717FAE16466BBA4B0323189D2A3573DF61B10795 |
DA7A1E3A2B5C73C1C392DFFA149E58467179B3261B21A4B45111DEA545DFE6F3 |
Windows8-RT-KB3076895-x86.msu |
D19CBA004640047D334E2948173B130D6D3FBAE0 |
50769FB19ADA4452151C80072F24BE8D031606310B472BAC835E482C2EBB0F7A |
更新プログラムのインストールのヘルプ:Windows Update サポート ページ
IT プロフェッショナル向けのセキュリティ ソリューション:TechNet セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する: ウイルスとセキュリティ サポート ページ
国ごとのローカル サポート: その他の地域のサポート