概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows のセキュリティ機能のバイパスを解決します。攻撃者がコンピューター上で Kerberos 認証をバイパスし、BitLocker が有効になっているドライブを暗号化解除する可能性があります。このバイパスが悪用されるのは、コンピューターで PIN または USB キーを使用せずに BitLocker が有効になっていて、コンピューターがドメインに参加し、攻撃者がコンピューターに物理的にアクセスできる場合のみです。
この脆弱性の詳細については、マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-122 を参照してください。
詳細
重要
-
今後の Windows RT 8.1、Windows 8.1、および Windows Server 2012 R2 のすべてのセキュリティ更新プログラムと通常の更新プログラムには、更新プログラム 2919355 がインストールされている必要があります。将来の更新プログラムをインストールするために、Windows RT 8.1 ベース、Windows 8.1 ベース、または Windows Server 2012 R2 ベースのコンピューターに更新プログラム 2919355 をインストールしておくことをお勧めします。
-
この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
以下の資料には、各製品のバージョンに関連付けられているこのセキュリティ更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている場合があります。
更新プログラムを入手してインストールする方法
方法 1: Windows Update
この更新プログラムは、Windows Update を介して利用可能です。自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。自動更新を有効にする方法の詳細については、 「セキュリティ更新プログラムを自動的に入手」をご覧ください。
注: Windows RT および Windows RT 8.1 の場合、この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ利用可能です。
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得できます。ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。
マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-122 で、搭載されている Windows のバージョンに対応するダウンロード リンクをクリックします。
詳細
Windows Vista (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista: |
|
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista: |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
削除に関する情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA でインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル]をクリックし、[セキュリティ]をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされている更新プログラムの表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3101246 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows Server 2008 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべての Windows Server 2008 (32 ビット): |
|
サポートされているすべての Windows Server 2008 (x64 ベース): |
|
サポートされているすべての Windows Server 2008 (Itanium ベース): |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
削除に関する情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA でインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル]をクリックし、[セキュリティ]をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされている更新プログラムの表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3101246 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows 7 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべてのエディションの Windows 7 (32 ビット版): |
|
サポートされているすべてのエディションの Windows 7 (x64 ベース): |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用します。または、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされている更新プログラムの表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3101246 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2: |
|
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 R2: |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用します。または、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされている更新プログラムの表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3101246 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows 8 および Windows 8.1 (すべてのエディション)
参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべてのエディションの Windows 8 (32 ビット版): |
|
サポートされているすべてのエディションの Windows 8 (x64 ベース): |
|
サポートされているすべてのエディションの Windows 8.1 (32 ビット版): |
|
サポートされているすべてのエディションの Windows 8.1 (x64 ベース): |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用します。または、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックします。[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3101246 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 (すべてのエディション)参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2012: |
|
すべてのサポートされている Windows Server 2012 R2: |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用します。または、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックします。[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3101246 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Windows 10 (すべてのエディション)参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべてのエディションの Windows 10 (32 ビット版): |
|
サポートされているすべてのエディションの Windows 10 (x64 ベース): |
|
サポートされているすべてのエディションの Windows 10 バージョン 1511 (32 ビット版): |
|
サポートされているすべてのエディションの Windows 10 バージョン 1511 (x64 ベース): |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用します。または、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックします。[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報 |
マイクロソフト サポート技術情報 3105213 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ サブキーはありません。 |
Package Name |
Package Hash SHA 1 |
Package Hash SHA 2 |
---|---|---|
Windows6.1-KB3101246-x86.msu |
8DBBFF07ACFD2527E11278C5244FFFB3A5AB98D2 |
51EB2BC6E50939F0EF629EDE02F9EA7B94FB3DF0BECF258011B26F5FFB060AA5 |
Windows6.1-KB3101246-x64.msu |
DD54CDBAE8A78634F7811D532BB33B7651D8BCA0 |
BB033BB00FE625BD14E051E5781DB531FC8DDE4E4AE1A8BE60769274C7C207E2 |
Windows8-RT-KB3101246-x86.msu |
029C4F3EEB37C6C3F23EB4759A25D961B1412072 |
190DF15FFB4882897009043C87D913D965E045ADF34E0EBAE0DF7F82C9BD51F2 |
Windows8-RT-KB3101246-x64.msu |
471AE473E52E44F080B8F10A4D9A419619EA04B0 |
C4FD66EB48CEB202EF464978DC5E2EA9E7A2B683C2C9BF987A8CFA9B1C950483 |
Windows8.1-KB3101246-x86.msu |
78B558E3B8D6BDD3B51266AB35A2821FCE96AEA6 |
E0B9B83E78A0E1561FC9E85E7E1F567269DA8CB59C46064E090F904EC697FF5D |
Windows8.1-KB3101246-x64.msu |
7C07350E0AAB83DD9DE6EE64404CD87AC3787B69 |
6E25F6AB83604AEC497D3BCB38705E196A93D7BC10E27ED491D7DD04236B434C |
Windows8-RT-KB3101246-arm.msu |
E2A8ABB2CFC35641B6FFECBD9C2D6185B72D36CA |
B3EF599DDEAF261EBA624895C46438B67AB21E8C55005D678B78B31A070CC295 |
Windows8.1-KB3101246-arm.msu |
BD94F5C9A9C630510ED61902873A550ABD284D69 |
E412D04C3E639D00264D8410E9B0884CA6F324639E8DA9F99DD6F78C6B3F0637 |
Windows6.0-KB3101246-x86.msu |
20B408C5A33759B02342F0BA608D320938B5DC87 |
454D38872FEB4B308A9AAF3CC74525C55394CF0453B2B58AC88853AB3FA4E4D5 |
Windows6.0-KB3101246-x86.msu |
20B408C5A33759B02342F0BA608D320938B5DC87 |
454D38872FEB4B308A9AAF3CC74525C55394CF0453B2B58AC88853AB3FA4E4D5 |
Windows6.0-KB3101246-ia64.msu |
38B1C93A2D2BF3F271719F48EF672AF29EF89B9C |
4713B645576D6EC3168307AB7AA036F8BE2008C9185BFBB3CC4A528C48553BA6 |
Windows6.0-KB3101246-x64.msu |
ABF282EAADA0775D26BC4D789A1EE431EC40B917 |
BFB736C090C7D31F895808920A2D488C19C0F362993606941CD07C63D16F6D38 |
Windows6.0-KB3101246-x64.msu |
ABF282EAADA0775D26BC4D789A1EE431EC40B917 |
BFB736C090C7D31F895808920A2D488C19C0F362993606941CD07C63D16F6D38 |
Windows6.1-KB3101246-ia64.msu |
45A5B90000D364B2B8CB60305A57F7327FFB62CC |
CCB92A571D1B70E5FD684FF9E2426F1A7E7DADD7B5259ACEF07D608F51CC9459 |
Windows6.1-KB3101246-x64.msu |
DD54CDBAE8A78634F7811D532BB33B7651D8BCA0 |
BB033BB00FE625BD14E051E5781DB531FC8DDE4E4AE1A8BE60769274C7C207E2 |
Windows6.1-KB3101246-x64.msu |
DD54CDBAE8A78634F7811D532BB33B7651D8BCA0 |
BB033BB00FE625BD14E051E5781DB531FC8DDE4E4AE1A8BE60769274C7C207E2 |
Windows8-RT-KB3101246-x64.msu |
471AE473E52E44F080B8F10A4D9A419619EA04B0 |
C4FD66EB48CEB202EF464978DC5E2EA9E7A2B683C2C9BF987A8CFA9B1C950483 |
Windows8-RT-KB3101246-x64.msu |
471AE473E52E44F080B8F10A4D9A419619EA04B0 |
C4FD66EB48CEB202EF464978DC5E2EA9E7A2B683C2C9BF987A8CFA9B1C950483 |
Windows8.1-KB3101246-x64.msu |
7C07350E0AAB83DD9DE6EE64404CD87AC3787B69 |
6E25F6AB83604AEC497D3BCB38705E196A93D7BC10E27ED491D7DD04236B434C |
Windows8.1-KB3101246-x64.msu |
7C07350E0AAB83DD9DE6EE64404CD87AC3787B69 |
6E25F6AB83604AEC497D3BCB38705E196A93D7BC10E27ED491D7DD04236B434C |
Windows6.0-KB3101246-x86.msu |
20B408C5A33759B02342F0BA608D320938B5DC87 |
454D38872FEB4B308A9AAF3CC74525C55394CF0453B2B58AC88853AB3FA4E4D5 |
Windows6.0-KB3101246-x64.msu |
ABF282EAADA0775D26BC4D789A1EE431EC40B917 |
BFB736C090C7D31F895808920A2D488C19C0F362993606941CD07C63D16F6D38 |
更新プログラムのインストールのヘルプ:Windows Update サポート ページ
IT プロフェッショナル向けのセキュリティ ソリューション:TechNet セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する: ウイルスとセキュリティ サポート ページ
国ごとのローカル サポート: インターナショナル サポート