文書番号: 2517374 - 対象製品
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目次

現象

次のような状況で問題が発生します。
  • Windows Server 2008 R2 を搭載しているコンピューターで Advanced Vector Extensions (AVX) 機能をサポートする Intel CPU を使用しています。

    注:
    Intel は、Sandy Bridge プロセッサ ファミリで AVX 機能のサポートを導入しました。
  • Hyper-V サーバー ロールをコンピューターにインストールしています。
  • コンピューター上で仮想マシンを作成した後で仮想マシンを起動しようとします。
この場合、仮想マシンを起動できません。また、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
選択した仮想マシンの起動中にエラーが発生しました。
<仮想マシン名> を初期化できませんでした。

<仮想マシン名> を初期化できませんでした (仮想マシン ID <仮想マシン GUID>)
さらに、[アプリケーションとサービス ログ] の [Hyper-V-Worker] ノードにイベント 3040 が記録され、次のようなエラー メッセージが記録されます。
<仮想マシン名> パーティションのプロパティを設定または変更できませんでした

原因

この問題は、Windows Server 2008 R2 が AVX 機能をサポートしていないために発生します。

解決方法

注: この修正プログラム パッケージは、仮想マシンを正常に起動できるように仮想プロセッサ上の AVX 機能を無効にします。AVX 機能をサポートし、仮想コンピューターを正常に実行して AVX 命令を利用できるようにするには、Windows Server 2008 R2 SP1 にアップグレードする必要があります。

修正プログラムの情報

マイクロソフトでは、この問題を修正する修正プログラムを提供しています。ただし、この修正プログラムは、ここで説明する問題のみを修正することを目的としたものです。この修正プログラムは、ここで説明する問題が発生しているシステムにのみ適用してください。この修正プログラムは、今後さらにテストを行う場合があります。したがって、この問題で深刻な影響を受けていない場合は、この修正プログラムが含まれる次のソフトウェア更新プログラムがリリースされるまで待つことを推奨します。

修正プログラムをダウンロードできる場合は、このサポート技術情報の上部に「修正プログラムのダウンロード」セクションがあります。このセクションが表示されていない場合は、マイクロソフト カスタマー サービス サポートにお問い合わせのうえ、修正プログラムを入手してください。

注: 別の問題が発生した場合、またはトラブルシューティングが必要な場合には、別のサービス リクエストの作成が必要になる場合があります。特定の修正プログラムの対象とならない追加の質問および問題については、通常のサポート料金が適用されます。マイクロソフト カスタマー サービス サポートの電話番号一覧を参照、または別のサービス リクエストを作成するには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ln=ja&ws=support#tab0
注: 「修正プログラムのダウンロード」フォームには、修正プログラムを入手できる言語が表示されます。使用している言語が表示されない場合は、その言語の修正プログラムは提供されていません。

必要条件

この修正プログラムを適用するには、コンピューターで Windows Server 2008 R2 を搭載し、Hyper-V サーバー ロールをインストールする必要があります。

レジストリ情報

このパッケージに含まれている修正プログラムを使用するために、レジストリを変更する必要はありません。

再起動の必要性

この修正プログラムの適用後、コンピューターを再起動する必要があります。

修正プログラムの置き換えに関する情報

この修正プログラムを適用しても、以前にリリースされた修正プログラムが置き換えられることはありません。

ファイル情報

この修正プログラムのグローバル版では、次の表に示す各属性を持つファイル群がインストールされます。これらのファイルの日付と時刻は世界協定時刻 (UTC) で記載されています。お使いのコンピューターでは、これらのファイルの日付と時刻は夏時間 (DST) 調整済みのローカル時刻で表示されます。さらに、ファイルに対して特定の操作を実行すると、日時が変更される場合があります。
Windows Server 2008 R2 のファイル情報メモ
  • 特定の製品、マイルストーン (RTM、SPn)、および区分 (LDR、GDR) に適用されるファイルは、以下の表に示すファイル バージョン番号で識別できます。
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    バージョン製品マイルストーン区分
    6.1.760 0.16xxxWindows Server 2008 R2RTMGDR
    6.1.760 0.20xxxWindows Server 2008 R2RTMLDR
  • 各環境にインストールされる MANIFEST ファイル (.manifest) および MUM ファイル (.mum) は、「Windows Server 2008 R2 の追加ファイル情報」セクションに個別に記載されています。MUM ファイル、MANIFEST ファイル、および関連するセキュリティ カタログ (.cat) ファイルは、更新されたコンポーネントの状態を維持するために不可欠です。属性の一覧が表示されていないセキュリティ カタログ ファイルは、Microsoft デジタル署名で署名されています。
サポートされているすべてのバージョンの Windows Server 2008 R2 (x64 ベース)
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File nameFile versionFile sizeDateTimePlatform
Hvax64.exe6.1.7600.16774634,36805-Mar-201103:40x64
Hvboot.sys6.1.7600.16774117,63205-Mar-201106:26x64
Hvix64.exe6.1.7600.16774686,59205-Mar-201103:40x64
Hvax64.exe6.1.7600.20916634,36805-Mar-201103:41x64
Hvboot.sys6.1.7600.20916117,63205-Mar-201106:30x64
Hvix64.exe6.1.7600.20916686,59205-Mar-201103:41x64

回避策

Windows Server 2008 R2 での回避策

この問題を回避するために、WMI プロパティを設定することで互換性のある CPU フラグを強制的に設定できます。このプロパティは、ユーザー インターフェイス (UI) からはアクセスできません。ただし、Microsoft Software Developer Network (MSDN) Web サイトにはこのプロパティの説明が記載されています。場合によっては、作成するすべての仮想マシンについてこの回避策を実行する必要があります。変更はコンピューターの再起動後も保持されます。ただし、この回避策を実行する場合、2 つの既知の問題があります。さらに、以下のサンプルの Windows PowerShell スクリプトを参照してください。
  • この回避策は、キャッシュ行サイズなどの他の CPU 機能の互換性も設定します。そのため、仮想マシンは、CPU のすべての機能を使用できません。
  • この回避策は、新しい仮想マシンを作成するたびに実行する必要があります。
以下に、サンプルの Windows PowerShell スクリプトを示します。
LimitProcFeatures.ps1:

$VirtualMachines = gwmi -namespace "root\virtualization" Msvm_ComputerSystem $VMManagementService = Get-WmiObject -Namespace "root\virtualization" -Class Msvm_VirtualSystemManagementService

foreach ($vm in $VirtualMachines) { $vmName = $vm.Name $vmElementName = $vm.ElementName if(!$vm.Caption.Contains("Hosting Computer System")) { Write-Output "Limiting $vmElementName CPU features" $VMProcessors = (gwmi -namespace "root\virtualization" Msvm_ProcessorSettingData) | where { $_.InstanceID -match "Microsoft:$vmName.*" } $VMProcessors | foreach { $_.LimitProcessorFeatures = $true} $retValue = $VMProcessors | foreach {$VMManagementService.ModifyVirtualSystemResources($vm.__PATH, $_.GetText([System.Management.TextFormat]::WmiDtd20) )} if(!$retValue.ReturnValue) { Write-Output "Success"; } } }

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示的か黙示的かにかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

詳細

AVX 機能の詳細については、次の Intel Web サイトを参照してください。
General information about the AVX feature
ソフトウェア更新プログラムに関する用語の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
824684 マイクロソフトのソフトウェアの更新で使用される一般的な用語の説明

他社テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載されている情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。

追加ファイル情報


Windows Server 2008 R2 の追加ファイル情報

サポートされているすべてのバージョンの Windows Server 2008 R2 (x64 ベース) の追加ファイル
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File nameAmd64_7592163787ae17c6846e4fb2b40f8f5a_31bf3856ad364e35_6.1.7600.20916_none_7de78a62dc4f2890.manifest
File versionNot applicable
File size710
Date (UTC)05-Mar-2011
Time (UTC)08:43
PlatformNot applicable
File nameAmd64_f19b40c4485ced443925c7cae3f5dd26_31bf3856ad364e35_6.1.7600.16774_none_1c5e1475a6ccebec.manifest
File versionNot applicable
File size710
Date (UTC)05-Mar-2011
Time (UTC)08:43
PlatformNot applicable
File nameAmd64_microsoft-hyper-v-drivers-hypervisor_31bf3856ad364e35_6.1.7600.16774_none_8c501c427f2f0db2.manifest
File versionNot applicable
File size4,163
Date (UTC)05-Mar-2011
Time (UTC)07:03
PlatformNot applicable
File nameAmd64_microsoft-hyper-v-drivers-hypervisor_31bf3856ad364e35_6.1.7600.20916_none_8d1c9b0f981a35ab.manifest
File versionNot applicable
File size4,163
Date (UTC)05-Mar-2011
Time (UTC)07:13
PlatformNot applicable
File nameUpdate.mum
File versionNot applicable
File size1,462
Date (UTC)05-Mar-2011
Time (UTC)08:43
PlatformNot applicable

プロパティ

文書番号: 2517374 - 最終更新日: 2011年8月25日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Hyper-V Server 2008 R2
  • Windows Server 2008 R2 Datacenter
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise
  • Windows Server 2008 R2 Standard
キーワード:?
kbautohotfix kbqfe kbhotfixserver kbfix kbsurveynew kbexpertiseinter KB2517374
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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