Outlook 2003 および Outlook 2007 でのオフライン アドレス帳の管理

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文書番号: 841273 - 対象製品
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目次

概要

Microsoft Office Outlook 2007 および Microsoft Office Outlook 2003 では、オフライン アドレス帳に関して、多くの新機能および強化点が追加されました。既定では、Outlook ではキャッシュ モード構成が使用されます。キャッシュ モードではオフライン アドレス帳が生成されるため、Microsoft Exchange 組織内で効率的に動作するようにオフライン アドレス帳を構成する方法を理解しておくことが重要です。

必要な情報を簡単に探せるように、この資料は、カテゴリ別に質疑応答形式で編成されています。

詳細

一般的な情報

Q1: キャッシュ モードとは何か教えてください。

A1:
キャッシュ モードは、Outlook の新しい既定の構成です。このモードは、以前のバージョンの Outlook におけるオフライン構成と同様の機能を備えています。キャッシュ モードでの実行時には、Exchange のメールボックスがローカル ファイル (.ost ファイル) と同期され、Exchange コンピューターのオフライン アドレス一覧がクライアント コンピューターにあるファイルのセット (.oab ファイル) と同期されます。Outlook は、直接サーバーと通信する代わりに、ハード ディスク上の .ost ファイルと .oab ファイルに直接アクセスします。そのため、Outlook と Exchange との間のネットワーク通信が大幅に減少します。

Q2: キャッシュ モードでオフライン アドレス帳が生成される理由を教えてください。

A2:
オフライン アドレス帳には、Outlook が必要とする、ユーザーのすべてのプロパティ (電子メール アドレスや名前など) のセットが格納されます。オフライン アドレス帳を使用すると、Outlook では、グローバル カタログに接続して名前を解決する必要も、個人の詳細レコードを開く必要もありません。代わりに、ローカルのオフライン アドレス帳から簡単にこの情報が取得されます。

Q3: オフライン アドレス帳の動作は、グローバル アドレス一覧の動作とまったく同じであるのかどうかについて教えてください。

A3:
オフライン アドレス帳は、グローバル アドレス一覧で使用できる Active Directory ディレクトリ サービス情報のスナップショットです。そのため、グローバル アドレス一覧で使用できる情報の一部は、オフライン アドレス帳では使用できません。グローバル アドレス一覧で使用できる以下の項目は、オフライン アドレス帳には含まれません。
  • 管理者が追加した Active Directory 内のカスタム プロパティ (各社員の社員 ID など)
  • 組織の階層情報
  • グループ メンバーシップ情報
この情報を取得するためには、Outlook からサーバーにアクセスできる必要があります。したがって、キャッシュ モードで実行していてオンラインになっている (接続状態が "接続" になっている) 場合、オフライン アドレス帳とグローバル アドレス一覧の両方を使用して、完全なユーザー情報の一覧が表示されます。キャッシュ モードで実行していて接続状態が "切断" または "オフライン" になっている場合は、オフライン アドレス帳で使用できる情報のみを表示できます。

Q4: Microsoft Exchange Server 2003 の新しいオフライン アドレス帳の機能について教えてください。

A4:
Exchange 2003 では、Unicode 形式のオフライン アドレス帳をサポートしています。Unicode バージョンは、Version 3a とも呼ばれます。Exchange 2003 では、以前のバージョンを使用している Outlook クライアント用に、従来の ANSI バージョンのオフライン アドレス帳もサポートしています。ANSI バージョンは、Version 2 とも呼ばれます。Exchange 2003 コンピューターには、Outlook で公開鍵インフラストラクチャ (PKI) のために使用する証明書のみがオフライン アドレス帳に表示されるようにする、フィルター メカニズムがあります。このメカニズムにより、Exchange 2003 を実行しているサーバーから生成されたオフライン アドレス帳のサイズは、以前のバージョンの Exchange を実行しているサーバーから生成されたオフライン アドレス帳に比べて、大幅に減少します。Unicode バージョンと ANSI バージョンのいずれでも、サイズは減少します。

ダウンロードと更新

Q5: Outlook クライアント上でオフライン アドレス帳が更新される頻度を教えてください。

A5:
常に実行中になっている場合、Outlook のキャッシュ モードでは、24 時間ごとにクライアント上のオフライン アドレス帳が自動的に更新されます。24 時間の期間は、最後にオフライン アドレス帳が正常にダウンロードされた時点から起算されます。たとえば、今日の 09:00 にオフライン アドレス帳のダウンロードが完了した場合、翌日の 09:00 ごろにオフライン アドレス帳のダウンロードが開始されます。したがって、更新を入手する時刻は、ユーザーによって異なります。

: Exchange コンピューターの既定の設定では、毎朝 05:00 にオフライン アドレス帳の差分ファイルが生成されます。Active Directory に対して行われた変更がクライアント コンピューターに反映されるまでに、次の処理が実行される必要があります。
  • オフライン アドレス帳ファイルを生成する Exchange コンピューターが、変更を入手する必要があります。これには、数時間かかることがあります。最長で、24 時間後になることがあります。この時間を "x" とします。
  • Outlook クライアントが、24 時間ごとにオフライン アドレス帳の更新をダウンロードする必要があります。この更新は、数時間後になることがあります。最長で、24 時間後になることがあります。この時間を "y" とします。
更新は、x + y 時間後にクライアント コンピューターに到達します。Active Directory またはパブリック フォルダーのレプリケーションに問題があった場合を除き、クライアントに更新が反映されるまでに 48 時間以上の遅延が発生することは、ほとんどありません。

Q6: オフライン アドレス帳の次回のダウンロード予定時刻を確認する方法を教えてください。

A6:
最後にオフライン アドレス帳がダウンロードされた時刻を把握していない限り、オフライン アドレス帳の次回のダウンロード開始予定時刻はわかりません。Outlook のユーザー インターフェイスには、オフライン アドレス帳のダウンロード予定を示す項目はありません。そのため、手動で強制的に最新のオフライン アドレス帳をダウンロードするには、次のいずれかの方法を使用します (ダウンロードできる最新のオフライン アドレス帳が Exchange コンピューターにあることが前提です)。
  • [ツール] メニューの [送受信] をポイントし、[アドレス帳のダウンロード] をクリックします。
  • Outlook を終了し、再起動します。Outlook が起動してから 1 〜 5 分後に、オフライン アドレス帳のダウンロードが開始されます。

    : Outlook では、最後のダウンロードのシーケンス ID と Exchange サーバー上の完全/差分 OAB ファイルのシーケンス ID が比較されます。Outlook で、ダウンロードされたシーケンス ID に比べていずれかのシーケンス ID が高いと判断された場合、ダウンロードがトリガーされます。
Q7: Exchange コンピューターでオフライン アドレス帳ファイルが生成される頻度を教えてください。

A7:
既定では、毎朝 05:00 に Exchange コンピューターでオフライン アドレス帳ファイルが生成されます。

Q8: サーバー上およびクライアント上で、オフライン アドレス帳が更新されるしくみについて教えてください。

A8
: 毎日、Exchange コンピューター上でオフライン アドレス帳全体と、前日からの差分ファイルが生成されます。当日分については、差分ファイルと完全なファイルが保存され、以前の日の分については差分ファイルのみが保存されます。

次の表に、クライアントにダウンロードするオフライン アドレス帳ファイルを判別するために Exchange と Outlook で実行される処理の概要を示します。
元に戻す全体を表示する
ExchangeOutlook
完全なオフライン アドレス帳の連番差分の連番クライアントの動作クライアント上のオフライン アドレス帳
00差分なし。なし。なし。
111なし。なし。
222Outlook が起動される。2 番のオフライン アドレス帳がダウンロードされる。
333なし。なし。
444Outlook が起動される。3 番と 4 番の差分がダウンロードされる (3 番と 4 番の差分が 4 番の完全なオフライン アドレス帳のサイズの 8 分の 1 を超える場合は、4 番のオフライン アドレス帳がダウンロードされる)。
Q9: オフライン アドレス帳の一般的なサイズを教えてください。

A9:
オフライン アドレス帳のサイズは、(非圧縮の状態で) 3 〜 700 MB です。オフライン アドレス帳のサイズには、以下の要因が影響します。
  • 社内での証明書の使用状況。PKI 証明書の数が多いほど、オフライン アドレス帳のサイズが大きくなります。PKI 証明書のサイズは、1 〜 3 KB です。PKI 証明書のサイズは、単体でオフライン アドレス帳のサイズに影響する、最も大きな要因です。
  • Active Directory 内のユーザー数。
  • Active Directory 内の配布グループ数。
  • 社内で Active Directory の各ユーザー、および各配布グループに対して追加した情報。たとえば、組織によって、アドレスのプロパティを入力する場合と入力しない場合があります。
Q10: Exchange コンピューター上でオフライン アドレス帳ファイルを更新する回数を増やすことができるかどうかについて教えてください。

A10:
クライアントおよびサーバーのパフォーマンスに影響する可能性があるため、更新回数を増やすことはお勧めしません。Exchange コンピューター上でオフライン アドレス帳ファイルを生成する回数が増えると、サーバーでパフォーマンス上の問題が発生することがあります。以下の局面で、パフォーマンスへの影響が発生します。
  • サーバーで、より頻繁にオフライン アドレス帳を生成する必要があります。Active Directory のサイズによっては、この処理に数時間かかることもあります。
  • Outlook では、更新のたびにローカル コンピューターにオフライン アドレス帳のコピーを作成し、サーバーから取得した差分の変更を適用する必要があります。ローカル コンピューター上のオフライン アドレス帳が 150 MB の場合、更新のたびに 150 MB のデータのコピーを作成する必要があります。
  • Outlook には、ユーザー操作が検出された場合にオフライン アドレス帳の更新速度を低下させる、"調整" メカニズムがあります。ユーザー操作が継続的に発生する場合、オフライン アドレス帳のサイズによっては、更新に 1 〜 8 時間ほどかかることがあります。
更新回数を増やす場合は、オフライン アドレス帳のサイズが合理的な大きさであることを確認します。妥当なサイズは、非圧縮の状態で 1 〜 25 MB です。

サーバー上で、これらのファイルの生成をカスタマイズするには、以下の手順を実行します。
  1. Exchange システム マネージャー (ESM) で、[受信者] コンテナーを展開します。
  2. [オフライン アドレス一覧] をクリックします。
  3. メールボックス ストアに指定したオフライン アドレス一覧を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [カスタマイズ] をクリックします。
  5. サーバーでオフライン アドレス帳ファイルを生成する時刻と回数をカスタマイズします。
Exchange コンピューター上でオフライン アドレス帳ファイルの生成回数を増やした場合は、クライアント側のオフライン アドレス帳のダウンロード回数も増やす必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [送受信]、[送受信の設定] を順にポイントし、[送受信グループの定義] をクリックします。
  2. [新規作成] をクリックします。
  3. カスタム グループの名前を入力します。
  4. 使用している Exchange アカウントをクリックし、[この送受信グループに選択されたアカウントを含める] チェック ボックスをオンにします。
  5. [選択したアカウントのオプションを設定します] グループで、[オフライン アドレス帳のダウンロード] チェック ボックスのみがオンになっていることを確認し、[OK] をクリックします。
  6. [送受信グループ] ダイアログ ボックスで、新しく作成したグループをクリックします。
  7. [グループ "Group_name" の設定] で、[次の時間ごとに自動的に送受信を実行する] チェック ボックスのみをオンにし、分数を入力します。
  8. [Outlook がオフラインのとき] のすべてのチェック ボックスをオフにします。
  9. [閉じる] をクリックします。
Outlook は、このカスタム送受信グループを使用して、送受信の設定で指定した分数に基づいて、サーバーからのオフライン アドレス帳のダウンロードを要求します。

Q11: Outlook のオブジェクト モデルを使用して、プログラムによってオフライン アドレス帳をダウンロードできるかどうかについて教えてください。

A11:
できません。オフライン アドレス帳のダウンロードは、Outlook のオブジェクト モデルでは公開されていません。

Q12: Active Directory に新しいユーザーを追加しましたが、そのユーザーが Outlook に表示されません。

A12:
オフライン アドレス帳が最新の状態になっていません。変更が Outlook に反映されるまでに、次の 2 つの処理が発生する必要があります。
  • サーバーで、オフライン アドレス帳を生成し、変更を差分ファイルに含める必要があります。
  • Outlook クライアントで、サーバーから変更をダウンロードする必要があります。
1. の処理が確実に発生している場合は、オフライン アドレス帳のダウンロードを手動で実行できます。これを行うには、以下の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [送受信] をポイントし、[アドレス帳のダウンロード] をクリックします。
  2. [オフライン アドレス帳] ダイアログ ボックスで、[前回の送受信以降の変更をダウンロードする] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
  3. [OK] をクリックします。
オフライン アドレス帳を頻繁に変更する場合は、ネットワーク上の Outlook コンピューターがアドレス帳にアクセスする方法を変更することができます。オフライン アドレス帳のダウンロードを無効にして、Exchange キャッシュ モードが使用される場合に Outlook コンピューターでオンラインのグローバル アドレス一覧を強制的に使用することができます。

これを行うには、実行している Outlook のバージョンに応じて、コンピューターに以下のレジストリ値を追加します。


Outlook 2010

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Cached Mode
パラメーター: DownloadOAB
種類: REG_DWORD
値: 0

Outlook 2007

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Cached Mode
パラメーター: DownloadOAB
種類: REG_DWORD
値: 0

Outlook 2003

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Cached Mode
パラメーター: DownloadOAB
種類: REG_DWORD
値: 00

値 0 (ゼロ) を使用すると、オフライン アドレス帳は自動的にはダウンロードされず、また Outlook はオンラインのグローバル アドレス一覧に問い合わせる必要があります。 DownloadOAB レジストリ パラメーターの値の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
823580 Exchange キャッシュ モードで Outlook 2003 を使用する際にオフライン アドレス帳をどのようにダウンロードするかを構成する方法
この資料に記載されているとおり、オフライン アドレス帳 (.oab) ファイルが既にダウンロードされており、Outlook の MAPI プロファイルに関連付けられている場合、この設定は正常に機能しません。この設定を使用するには、レジストリ値を設定して、ローカル コンピューターから .oab ファイルを削除した後、同期を実行する必要があります。

Q13: オフライン アドレス帳のダウンロードがネットワークに及ぼす影響、およびオフライン アドレス帳のダウンロードによってネットワーク負荷がピークに達することがあるかどうかについて教えてください。

A13:
キャッシュ モードのプロファイルが初めて起動されたときに、Outlook によって、サーバーからオフライン アドレス帳全体がダウンロードされます。この処理は、特に複数のクライアントが同時に起動中の場合に、ネットワークの負荷に影響する可能性があります。

Outlook クライアントでオフライン アドレス帳全体をダウンロードする必要が生じるその他のケースについては、Q14 に記載されています。すべてのクライアントで毎日差分ファイルが更新されていれば、差分ダウンロードによってネットワークに多大な負担がかかることはないと考えられます。

Outlook では、オフライン アドレス帳の余分なダウンロードによってネットワークに負担がかからないように、次のセーフガードが設けられています。
  • 既定の構成では、13 時間につき 1 回のみ、オフライン アドレス帳がダウンロードされます。ダウンロードの回数は、Outlook がサーバーからの応答を受信し、少なくともオフライン アドレス帳のダウンロードが開始できる状態になったときにカウントされます。
  • Outlook の既定の構成では、差分の更新回数は制限されていません。差分の更新が失敗した場合、1 時間後に更新が再試行されます。
また、Outlook では、クライアントがヘッダーのみモードで実行されている場合、オフライン アドレス帳の完全ダウンロードも差分ダウンロードも実行されません。既定の構成では、56 KB などの低速回線接続が検出されると、自動的にヘッダーのみモードに切り替わります。注

: ヘッダーのみモードの構成は、Exchange 2003 でのみ機能します。このモードは、Microsoft Exchange 2000 Server と Microsoft Exchange Server 5.5 ではサポートされていません。
Q14: Outlook でオフライン アドレス帳の完全ダウンロードが実行される状況について教えてください。

A14:
Outlook のキャッシュ モードでは、以下の条件に該当する場合にオフライン アドレス帳の完全ダウンロードが実行されます。
  • クライアント コンピューターにオフライン アドレス帳がない場合。この条件は、Outlook で最初の完全な同期化が実行されていない場合に発生することがあります。
  • 差分ファイルの合計サイズが完全なオフライン アドレス帳のサイズの 8 分の 1 を超えている場合。この場合、パフォーマンスが向上するように、オフライン アドレス帳全体がダウンロードされます。この状況は、Active Directory オブジェクトの変更に伴い、オフライン アドレス帳内の多くの属性が変更される場合に発生することがあります。たとえば、電話番号の市外局番が新しい番号に変わった場合、Active Directory の全ユーザーに対して部門が追加された場合、新しい住所の種類が追加された場合などが該当します。

    8 分の 1 ルールを変更するには、次の手順を実行します。

    重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    322756 Windows XP でレジストリをバックアップおよび復元する方法
    1. Outlook クライアント コンピューターで、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Exchange\Exchange Provider
    3. 右側のウィンドウに [OAB Dif Divisor] エントリが表示されていない場合は、このエントリを作成します。これを行うには、次の手順を実行します。
      1. 左側のウィンドウで、[Exchange Provider] サブキーを右クリックし、[新規] をポイントして [DWORD 値] をクリックします。
      2. OAB Dif Divisor」と入力し、Enter キーを押します。
    4. [OAB Dif Divisor] をダブルクリックします。
    5. [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスの [値のデータ] ボックスに「4」と入力し、[OK] をクリックします。



      : OAB Dif Divisor レジストリ値が 0 (ゼロ) に設定されている場合、ゼロ除算が行われないように 16 が使用されます。
    6. レジストリ エディターを終了します。
  • 親識別名テーブルが変わった場合。この現象が発生すると、すべての Outlook クライアントで完全ダウンロードが実行されます。この変更は、新しい PDN が作成された場合や、PDN が削除された場合に発生している可能性があります。

    親識別名は、以前のバージョンの Exchange の識別名 (DN) の一部で、最終的な相対識別名 (RDN) は含まれません。たとえば、/o=org/ou=site/cn=Recipients/cn=bob の親識別名は o=org/ou=site/cn=Recipients です。

    親識別名テーブルは、Active Directory 内に存在するすべての親識別名のセットです。親識別名は、legacyExchangeDN 属性および proxyAddresses 属性から取得され、次の接頭辞で始まります。x500:X500 アドレスは、アドレスが /o=orgname で始まる場合のみ追加されます (orgname は、実際のローカル Exchange 組織の名前です)。つまり、別の組織から移行されたユーザーの x500 アドレスは追加されません。
  • サーバーの差分ファイルが不足している場合。差分ファイルがないと、現在のバージョンに更新できません。この現象は、次のいずれかの条件に該当する場合に発生することがあります。
    • 31 日以上 Outlook を起動 (Exchange メールボックスにログオン) しなかった場合。Exchange サーバーのポリシーにより、差分ファイルが使用できるのは 30 日間のみです。
    • サーバーでエラーが発生し、ある日の差分ファイルが生成されなかった場合。
    • サーバーから完全なオフライン アドレス帳ファイルがパブリック フォルダーに送信された後、差分ファイルが送信される前に、サーバーがリセットされたか、クラッシュした場合。
  • サーバー上のバージョンとクライアント上のバージョンが一致しない場合。サーバー上にあるオフライン アドレス帳のバージョンの方が新しい場合があります。たとえば、現在、Version 3a (Unicode 形式のオフライン アドレス帳) が使用可能になっていて、以前に Version 2 のオフライン アドレス帳をダウンロードした場合などです。
  • オフライン アドレス帳への変更の適用が失敗した場合。たとえば、サーバー上の差分ファイルが破損している場合があります。差分ファイルの生成中にサーバーが異常終了した場合、差分ファイルが破損することがあります。
  • legacyDN テーブルへの変更が発生した場合。たとえば、新しい legacyDN テーブルが追加された場合や、既存の legacyDN テーブルが Active Directory から削除された場合などです。
  • 1 つ以上のオフライン アドレス帳ファイルがクライアント コンピューター上に存在しない場合。たとえば、ユーザーがコンピューター上の .oab ファイルのいずれかを誤って削除してしまった場合などです。
  • 前回の完全ダウンロードが失敗し、最初からダウンロードし直す必要がある場合。
: クライアント コンピューター上のディスク容量に問題がある場合、完全ダウンロードは実行されません。この制約は、ネットワークで余分なダウンロードが発生しないようにするためのセーフガードです。

Q15: オフライン アドレス帳のダウンロード中にデータが圧縮されるのかどうかについて教えてください。

A15:
帯域幅を節約するために、オフライン アドレス帳は、ダウンロード時に完全なサイズの 3 分の 1 未満に圧縮されます。組織のオフライン アドレス帳のサイズは、Exchange システムのパブリック フォルダー内のオフライン アドレス帳の保存場所で確認できます。完全なオフライン アドレス帳ファイルは、Outlook Web Access で以下のような URL を使用して参照できます。
http://Exchange_computer_name/public/ non_ipm_subtree/offline%20address%book
見積もりの基準として、完全なオフライン アドレス帳のサイズは、1,000 ユーザーにつき約 1 MB です。オフライン アドレス帳にユーザー証明書が存在する場合は、さらに、1 証明書につき約 1 KB が追加されます。

Q16: Outlook に長時間 "アドレス帳を更新しています" という状態が表示されています。これはなぜですか。

A16:
Outlook には、Outlook の使用中にアドレス帳の更新を遅らせる調整機能があります。そのために、長時間 "アドレス帳を更新しています" という状態が表示されている可能性があります。Outlook では、アドレス帳の更新によってユーザーの操作が妨げられないようにしています。

Q17: Outlook に "アドレス帳を更新しています" という状態が表示されているときに、コンピューターの速度が低下します。理由を教えてください。

A17
以前のポータブル コンピューターなど、低速のハード ディスク ドライブを搭載したコンピューターでは、ハード ディスクが断片化されていると、アドレス帳の更新処理によってコンピューターの速度が低下することがあります。オフライン アドレス帳のダウンロード パフォーマンスを向上させるには、ハード ディスクの最適化を実行します。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
314848 Windows XP のハード ディスクのボリュームを最適化する方法
Q18: 送受信の設定が 24 時間ごとの自動オフライン アドレス帳ダウンロードに影響するかどうかについて教えてください。

A18:
[送受信設定 - Group_name] ダイアログ ボックスの [オフライン アドレス帳のダウンロード] チェック ボックスは、24 時間ごとのダウンロード処理には影響しません。注

このオプションを表示するには、次の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [送受信]、[送受信の設定] を順にポイントし、[送受信グループの定義] をクリックします。
  2. 使用しているアカウント グループをクリックして、[編集] をクリックします。
[オフライン アドレス帳のダウンロード] チェック ボックスをオンにし、[アドレス帳設定] をクリックすると、[オフライン アドレス帳] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで、[詳細情報なし] または [完全な詳細情報] を指定できます。これらの設定は、オフライン アドレス帳のダウンロードに影響します。たとえば、[詳細情報なし] を選択すると、オフライン アドレス帳のダウンロード時に、詳細ではないバージョンが自動的にコンピューターにダウンロードされます。

Q19: クライアントでオフライン アドレス帳の完全ダウンロードが実行されるかどうかを確認する方法を教えてください。

A19:
オフライン アドレス帳のダウンロードを開始する前に確認のダイアログ ボックスが表示されるようにするには、次の手順を実行します。

重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows XP でレジストリをバックアップおよび復元する方法
  1. Outlook クライアント コンピューターで、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
  3. 右側のウィンドウの [名前] 列に [Allow Full OAB Prompt] というエントリが表示されていない場合は、このエントリを作成します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
    2. Allow Full OAB Prompt」と入力し、Enter キーを押します。
  4. [Allow Full OAB Prompt] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  5. 1」と入力し、[OK] をクリックします。

    この値を 1 に設定すると、確認のダイアログ ボックスが表示されます。0 に設定すると、確認のダイアログ ボックスは表示されません。
Outlook でオフライン アドレス帳のダウンロードが開始されるときに、確認のダイアログ ボックスが表示され、完全なダウンロードを実行するかどうかを選択できます。[いいえ] をクリックすると、1 時間後に再び確認が表示されます。

Q20: Unicode 形式のオフライン アドレス帳をダウンロードすると、ANSI 形式のオフライン アドレス帳ファイルは削除されるのかどうかについて教えてください。

A20:
Outlook プロファイルが ANSI モードから Unicode モードに切り替わったときに、古い ANSI 形式のオフライン アドレス帳ファイルは削除されます。しかし、削除されるのは、現在のプロファイルに属しているオフライン アドレス帳ファイルのみです。新しい Unicode 形式のプロファイルを作成し、古い ANSI 形式のオフライン アドレス帳ファイルが別の Outlook プロファイルに関連付けられている場合は、ANSI 形式のオフライン アドレス帳ファイルも表示されることがあります。

名前の解決

Q21:オフライン アドレス帳で、エイリアスに完全一致するように指定する方法を教えてください。

A21:
キャッシュ モードで Outlook を使用している場合、オフライン アドレス帳に対する名前の照合方法は、レジストリの設定によって制御されます。既定では、名前の一部が、電子メール エイリアスだけでなく、すべての名前フィールドと照合されます。次の表に、Outlook のキャッシュ モードでの名前の解決方法の例を示します。
元に戻す全体を表示する
エイリアス
BobBrewerbobb
BobbyJohnsonbjohnson
キャッシュ モードで "宛先" フィールドに「bobb」と入力すると、"bobb" は両方のエントリに解決されます。

電子メール エイリアスの文字列の前に等号を入力することにより、電子メール エイリアスが完全に一致するエントリを検索するように指定できます。たとえば、「=bobb」と入力すると、"bobb" は Bob Brewer に解決されます。

Outlook のキャッシュ モードを使用している場合、等号を使用せずに、電子メール エイリアスに対する完全一致を有効にできます。この機能を使用するには、次の手順を実行します。

重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows XP でレジストリをバックアップおよび復元する方法
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Exchange\Exchange Provider
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. OAB Exact Alias Match」と入力し、Enter キーを押します。
  5. [OAB Exact Alias Match] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. 1」と入力し、[OK] をクリックします。

    この値を 1 に設定することで、完全一致が有効になります。
Q22: Active Directory の名前のプロパティが "姓, 名" に設定されていますが、名を解決できません。これはなぜですか。

A22:
オフライン アドレス帳では、次のプロパティに対する名前解決インデックスのみがサポートされています。
  • 表示名
  • エイリアス
  • 事業所
  • プライマリ SMTP アドレス
  • プライマリ X500 アドレス
逆に、Active Directory は構成可能です。管理者は、任意のプロパティ セットに対して名前を解決するようにサーバーを設定できます。オフライン アドレス帳の限定されたインデックスは、表示名が Active Directory で "名 姓" として設定されている組織で、正しく動作します。次のサンプルのユーザー情報で、この構成で名前解決が正しく動作する理由を説明します。
  • 姓:Pica
  • 表示名:Guido Pica
  • エイリアス:GPica
  • 事業所:18/2231
  • プライマリ SMTP アドレス:GPica@exchange.contoso.com
  • プライマリ X500 アドレス:/o=Contoso/ou=APPS/cn=recipients/cn=gpica
この構成の場合、「Guido」、「Pica」、または「Guido Pica」と入力して、このユーザーを探すことができます。

Active Directory で表示名が "姓, 名" に設定されている場合、このサンプルのユーザー情報では、次の値がプロパティのインデックスになります。
  • Pica
  • Pica, Guido
  • GPica
  • 18/2231
  • gpica@exchange.contoso.com
  • /o=Contoso/ou=APPS/cn=recipients/cn=gpica
この構成では、「Guido」と入力してもこのユーザーは検索できません。2 番目の一覧には、"Guido" で始まるプロパティがないためです。

組織で Active Directory が "姓, 名" に設定されていて、名による解決を可能にする必要がある場合は、Microsoft Office 2003 Service Pack 2 (SP2) をインストールする必要があります。SP2 のオフライン アドレス帳では PR_GIVEN_NAME 属性がダウンロードされるため、この問題は SP2 では発生しません。SP2 をインストールできない場合は、SP2 以外のクライアント用に追加の手順を実行する必要があります。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
831124 [OL2003] Outlook でプロキシ アドレスおよびカスタム プロパティをキャッシュ モードで解決させる方法
831124 の資料では、オフライン アドレス帳の名前解決機能を無効にすることを推奨していますが、無効にすると、グローバル カタログ サーバーを使用して名前解決を行う必要があるため、キャッシュ モードの効果が低下する可能性があります。

Q23: プロキシ アドレスを解決できません。これはなぜですか。

A23:
オフライン アドレス帳では、表示名、姓、事業所、エイリアス、および電子メール アドレスの各フィールドに対する名前解決をサポートしています。これらのフィールドでは要件に合わない場合は、Outlook で強制的にプロキシ アドレスを解決できます。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
831124 [OL2003] Outlook でプロキシ アドレスおよびカスタム プロパティをキャッシュ モードで解決させる方法
注: 資料 831124 の内容を実装した後であってもプロキシ アドレスが解決される方法には一部制限があります。詳細については、資料 831124 を参照してください。
Q24: オフライン アドレス帳にカスタム プロパティを追加できるかどうかについて教えてください。

A24:
できません。直接、オフライン アドレス帳にカスタム プロパティを追加することはできません。User_name" のプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブに追加されたカスタム プロパティは、Outlook がオンラインになっているときにグローバル カタログ サーバーから取得する必要があります。これにより、サーバーに対するリモート プロシージャ コール (RPC) が発生する可能性があり、カスタム プロパティが [全般] タブに発行される場合は、遅延が発生する可能性があります。カスタム プロパティは、代替のタブに追加することをお勧めします。たとえば、[Active Directory ユーザーとコンピューター] の ["User_name" のプロパティ] ダイアログ ボックスの [電話] タブにある "メモ" フィールドにカスタム情報を追加します。追加された情報は、オフライン アドレス帳の ["User_name" のプロパティ] ダイアログ ボックスの [電話/メモ] タブにある [メモ] ボックスに表示されます。

Outlook を使用してカスタム プロパティを解決する方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
831124 [OL2003] Outlook でプロキシ アドレスおよびカスタム プロパティをキャッシュ モードで解決させる方法
Q25: 複数のオフライン アドレス帳をダウンロードできるかどうか、およびそれぞれのオフライン アドレス帳用の 2 つのキャッシュ プロファイルを使用できるかどうかについて教えてください。

A25:
できません。Outlook でサポートされているのは、コンピューター上の 1 つのユーザー アカウントにつき 1 つのオフライン アドレス帳のみです。複数のプロファイルがある場合は、オフライン アドレス帳をダウンロードできるのは、1 つのプロファイルのみです。2 つのキャッシュ モード プロファイルを使用する必要がある場合は、いずれかのプロファイルからオフライン アドレス帳がダウンロードされないようにする必要があります。

キャッシュ モードのプロファイルを使用するために Outlook アドレス帳のダウンロードを無効にする方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
823580 Exchange キャッシュ モードで Outlook 2003 を使用する際にオフライン アドレス帳をどのようにダウンロードするかを構成する方法
Q26: Outlook でローカル コンピューター上のオフライン アドレス帳を使用しているかどうかを調べる方法を教えてください。

A26:
Outlook で使用されているのが、ダウンロードされたオフライン アドレス帳であるのか、それともグローバル アドレス一覧であるのかを確認するには、次の手順を実行します。
  1. 新しいメッセージを開き、[宛先] をクリックします。
  2. [名前を表示するアドレス一覧] ボックスの一覧で、[グローバル アドレス一覧] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

    ローカル ファイル パスが表示されている場合は、ダウンロードされたオフライン アドレス帳を使用しています。サーバー名 (Win2003GC など) が表示されている場合は、オンラインでこの情報を取得しており、まだオフライン アドレス帳の完全ダウンロードは完了していません。
Q27: オフライン アドレス帳を 1 台のコンピューター上の複数のプロファイルで共有できるかどうかを教えてください。

A27:
できません。オフライン アドレス帳に関する情報は、プロファイル単位で保管されます。オフライン アドレス帳を複数のプロファイルで共有することはできません。

Q28: Unicode 形式のオフライン アドレス帳をダウンロードする方法について教えてください。

A28:
既定では、Exchange 2003 を実行しているサーバーに接続している場合、ダウンロードされるオフライン アドレス帳は、Unicode 形式のオフライン アドレス帳です。Exchange 2000 または Exchange 5.5 を実行しているサーバーに接続している場合は、常に ANSI 形式のオフライン アドレス帳がダウンロードされます。

基本ルールは、以下のとおりです。
  • Outlook が Unicode モードで実行されている場合は、Unicode 形式のオフライン アドレス帳のダウンロードが試行されます。Unicode 形式のオフライン アドレス帳が使用できない場合は、ANSI 形式のオフライン アドレス帳がダウンロードされます。
  • Outlook が ANSI モードで実行されている場合は、常に ANSI 形式のオフライン アドレス帳がダウンロードされます。
: Exchange 2003 を実行しているコンピューターの場合、Unicode 形式のオフライン アドレス帳をダウンロードするには、使用しているプロファイルも Unicode モードに設定されている必要があります。プロファイルのモードをチェックするには、次の手順を実行します。
  1. [ツール] メニューの [電子メール アカウント] をクリックします。
  2. [既存の電子メール アカウントの表示と変更] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. 使用している Exchange アカウントをクリックして、[変更] をクリックします。
  4. [電子メール アカウント] ダイアログ ボックスで、[詳細設定] をクリックします。
  5. [詳細設定] タブをクリックします。
  6. [メールボックスのモード] に表示されている説明を確認します。
  7. Unicode 以外のモードで実行されていて、Exchange 2000 コンピューターまたは Exchange 2003 コンピューターのいずれかを使用している場合は、新しい Outlook プロファイルを作成して、Unicode モードに変更します。
Q29: キャッシュ モードでは完全な詳細情報のオフライン アドレス帳が必要なのか、それとも、詳細情報なしのオフライン アドレス帳でも動作するのかについて教えてください。

A29:
Outlook のキャッシュ モードは、完全な詳細情報のオフライン アドレス帳を使用して、キャッシュ モードでのスムーズな操作を実現しています。詳細情報なしのオフライン アドレス帳には、Outlook がサーバーにアクセスせずに動作するために必要なすべてのプロパティが含まれていません。プロパティが不足していると、場合によっては、Outlook が応答を停止することがあります。

Q30: オフライン アドレス帳に表示されるコンテナーについて教えてください。

A30:
オフライン アドレス帳では、1 つの "コンテナー" のみをサポートしています。以下の例で、この点が Outlook に与える影響について説明します。
  1. キャッシュ モードのプロファイルで新しい電子メール メッセージを開きます。
  2. [宛先] をクリックします。

    [名前を表示するアドレス一覧] ボックスに、既定のコンテナーとしてグローバル アドレス一覧が表示されます。
  3. [グローバル アドレス一覧] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

    [現在のサーバー] に、オフライン アドレス帳ファイルのローカル パスが表示されます。これは、グローバル アドレス一覧がオフライン アドレス帳のコンテナーとして使用されていることを示します。この構成では、グローバル アドレス一覧から名前を選択したときに、クライアントとサーバーの間でネットワーク トラフィックは発生しません。
  4. [グローバル アドレス一覧のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
  5. [名前を表示するアドレス一覧] ボックスの一覧をクリックします。
  6. [All Address Lists] の下にあるその他のコンテナーに注意してください。これらのコンテナーは、いずれもオフライン アドレス帳には含まれていません。
  7. [All Address Lists] で、コンテナーをクリックします。たとえば、[すべての連絡先] をクリックします。

    [すべての連絡先] コンテナー内の名前をクリックすると、ローカルのオフライン アドレス帳ではなく、サーバーから情報がダウンロードされます。
Q31: オフライン アドレス帳ファイルの保存場所を教えてください。

A31:
オフライン アドレス帳ファイルは、%userprofile%\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlook フォルダーに保存されます。このフォルダーには、完全な詳細情報のオフライン アドレス帳の場合は 6 つ、詳細情報なしのオフライン アドレス帳の場合は 5 つのファイルが含まれています。ファイル名で、オフライン アドレス帳が Unicode 形式であるか、ANSI 形式であるかが識別されます。次の表に、このフォルダーに含まれるファイル名の一覧を示します。
元に戻す全体を表示する
ANSIUnicode
Anrdex.oabUanrdex.oab
Browse.oabUbrowse.oab
Details.oabUdetails.oabこのファイルは、詳細情報なしのオフライン アドレス帳の場合は存在しません。
Rdndex.oabUrdndex.oab
Pdndex.oabUpdndex.oab
Tmplts.oabUtmplts.oab
Q32: ドライブ C に空き容量がありません。オフライン アドレス帳を別のドライブに移動することができるかどうかを教えてください。

A32:
できます。オフライン アドレス帳を移動するには、次の手順を実行します。

重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows XP でレジストリをバックアップおよび復元する方法
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[文字列値] をクリックします。
  4. 001e660e」と入力し、Enter キーを押します。
  5. [001e660e] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. [値のデータ] ボックスに、オフライン アドレス帳ファイルを保存するフォルダーのパスを入力し、[OK] をクリックします。
  7. レジストリ エディターを終了します。
キャッシュ モードとオフライン アドレス帳の追加情報については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc917502.aspx
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=%2Fservicedesks%2Fwebcasts%2Fen%2Ftranscripts%2Fwct011304.asp

プロパティ

文書番号: 841273 - 最終更新日: 2011年9月11日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Outlook 2007
  • Microsoft Office Outlook 2003
キーワード:?
KB841273
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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