PV 関数

適用先
Excel for Microsoft 365 Excel for Microsoft 365 for Mac Excel 2024 Excel 2024 for Mac Excel 2021 Excel 2021 for Mac Excel 2019 Excel 2016

PV (財務関数の 1 つ) は、一定利率に基づいて、ローンまたは投資の現在価値を計算します。 PV 関数は、定期的な定額支払 (住宅ローンや他のローンなど) または投資目標である将来価値とともに使用できます。 

書式

PV(利率, 期間, 定期支払額, [将来価値], [支払期日])

PV 関数の書式には、次の引数があります。

  • 必須。 投資期間を通じて一定の利率を指定します。 たとえば、年利 10% の自動車ローンを利用して月払いで返済を行う場合、月単位の金利は 10%/12 = 0.83% となります。 この場合、数式には 10%/12、0.83%、または 0.0083 の形式で指定します。
  • Nper 必須。 投資期間全体での支払回数の合計を指定します。 たとえば、4 年ローンを利用して月払いで返済を行う場合、このローンの支払回数は 4*12 = 48 となります。 この場合、数式には 48 の形式で指定します。
  • Pmt 必須。 支払いは各期間を行い、年金の有効期間中に変更することはできません。 通常、pmt には元金と利息が含まれますが、その他の手数料や税金は含まれていません。 たとえば、10,000 ドル、4 年の自動車ローンの 12% での毎月の支払いは$263.33 です。 pmt として数式に「-263.33」と入力します。pmt を省略する場合は、fv 引数を含める必要があります。
  • Fv オプション。 最後の支払いが行われた後に達成する将来価値または現金残高。 将来価値を省略すると、0 を指定したと見なされます (たとえば、ローンなどの借入金の将来価値は 0 になります)。 たとえば、18 年間で 500 万円をためることを目標にした場合、この投資の将来価値は 500 万円になります。 投資期間の金利を予測することにより、毎月の貯蓄額を決めることができます。 将来価値を省略した場合は、定期支払額を必ず指定してください。
  • オプション。 いつ支払いが行われるかを、数値の 0 または 1 で指定します。
支払期日 支払いが行われる時期
0 または省略 各期の期末
1 各期の期首

解説

  • 利率と期間内支払回数を指定するときは、時間単位を一致させる必要があります。 たとえば、年利 12% の 4 年ローンを月払いで返済する場合、利率には 12%/12 = 1 (%) を、期間内支払回数には 4*12 = 48 (月) を指定します。 また、これと同じローンを年払いで返済する場合は、利率に 12 (%)、期間内支払回数に 4 (年) を指定します。
  • 以下の関数は、投資やローンを計算するために使用することができます。
CUMIPMT PPMT
CUMPRINC PV
FV RATE
FVSCHEDULE XIRR
IPMT XNPV
PMT
  • これらの関数の対象となる投資は、定額の支払いが定期的に行われることが前提になっています。 たとえば、自動車ローンや不動産ローンなどが投資の対象になります。 詳細については、各関数の説明を参照してください。
  • 年金機能では、預貯金など、支払った現金は負の数で表されます。 配当金チェックなど、受け取った現金は正の数値で表されます。 たとえば、銀行口座の預金 10 万円を引数として使用する場合、預金者側は -100000、銀行側では 100000 と指定します。
  • Microsoft Excel では、財務関数の引数は相互に関連しています。 たとえば、利率が 0 でない場合は、次の数式が成立します。
    数式
    利率 = 0 の場合は、次の数式が成立します。

(定額支払額 * 期間) + 現在価値 + 将来価値 = 0

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ 説明
$500.00 毎月末の証券配当額。
8% 年利
20 配当年数
数式 説明 結果
=PV(A3/12, 12*A4, A2, , 0) A2:A4 内の期間における、投資の現在価値を求めます。 (¥5,977,715)