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現象
Windows ファイアウォールを開始しようとしたときにファイアウォール サービスが無効になっている場合またはコンピューターがマルウェアに感染している場合、次のエラーが表示されます。
0x8007042c
解決方法
この問題を解決するには、方法 1 の手順に従ってマルウェアをスキャンして削除します。それでも問題が解決しない場合は、方法 2 の手順を使用して Windows ファイアウォールの問題のトラブルシューティングを行います。
コンピューターでウイルスやマルウェアを最近スキャンしていない場合は、スキャンすることをお勧めします。Microsoft Safety Scanner を使用すると、コンピューターからマルウェアを削除できます。これを行うには、以下の手順を実行します。
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次のマイクロソフト Web サイトにアクセスします。Microsoft Safety Scanner
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[今すぐダウンロード] をクリックします。画面の指示に従って Microsoft Safety Scanner をダウンロードしてインストールします。ファイルを保存するダイアログ ボックスが表示されたら、デスクトップにファイルを保存します。
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インストールが完了したら、デスクトップに移動し、Microsoft Safety Scanner アイコンをダブルクリックします。このアイコンは msert と表示される場合があります。
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[使用許諾契約に同意します] チェック ボックスをオンにし、[次へ] を 2 回クリックします。
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[クイック スキャン] をクリックし、[次へ] をクリックします。
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Microsoft Safety Scanner によって、コンピューターがスキャンされ、すべてのマルウェアが削除されます。
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[スタート] ボタンをクリックし、[プログラムとファイルの検索] ボックス (Windows 7) または [検索の開始] ボックス (Windows Vista) に「Windows ファイアウォール」と入力します。
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[Windows ファイアウォール] をクリックします。
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[コントロール パネル] のナビゲーション ウィンドウ (左側のウィンドウ) で、[Windows ファイアウォールの有効化または無効化] をクリックします。
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各ネットワークの場所について、[Windows ファイアウォールを有効にする] をクリックし、[OK] をクリックします。
Windows ファイアウォールを有効にしようとしたときに引き続きエラー 0x8007042c が表示される場合は、方法 2 に進みます。
この問題を自動的に解決するには、下の Fix-It 画像をクリックします。セキュリティに関する通知が表示された場合は、[実行] をクリックします。
Windows ファイアウォールを有効にしようとしたときに引き続きエラー 0x8007042c が表示される場合は、方法 3 に進みます。
Windows ファイアウォール サービスを手動で開始して、今後は自動的に開始されるようにすることができます。これを行うには、次の手順を実行します。
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[スタート] ボタンをクリックし、[検索] ボックスに「サービス」と入力します。
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[サービス] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。管理者のユーザー名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されたら、それらを入力して、Enter キーを押します。
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[Windows ファイアウォール] が表示されるまでスクロールし、[Windows ファイアウォール] をダブルクリックします。
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[スタートアップの種類] ボックスをクリックし、[自動] をクリックします。
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[サービスの状態] が [停止] になっている場合は、[開始] をクリックします。
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[適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
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[ベース フィルター エンジン] が表示されるまでスクロールし、[ベース フィルター エンジン] をダブルクリックします。
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[サービスの状態] が [停止] になっている場合は、[開始] をクリックします。
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[適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
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Windows を再起動し、Windows ファイアウォールが有効になっているかどうかを確認します。
Windows ファイアウォールを有効にしようとしたときに引き続きエラー 0x8007042c が表示される場合は、方法 4 に進みます。
バッチ ファイルを使用してこれらのサービスを停止してから再開するには、次の手順を実行します。
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[スタート] ボタンをクリックし、[検索] ボックスに「メモ帳」と入力し、[プログラム] の一覧で [メモ帳] をクリックします。
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次のテキスト選択し、選択したテキストを右クリックして、[コピー] をクリックします。[メモ帳] ウィンドウ内の任意の場所を右クリックし、[貼り付け] をクリックします。
sc config MpsSvc start= auto
sc config KeyIso start= auto sc config BFE start= auto sc config FwcAgent start= auto net stop MpsSvc net start MpsSvc net stop KeyIso net start KeyIso net start Wlansvc net start dot3svc net start EapHostnet net stop BFE net start BFE net start PolicyAgent net start MpsSvc net start IKEEXT net start DcaSvcnet net stop FwcAgent net start FwcAgent -
メモ帳で、[ファイル] をクリックし、[名前を付けて保存] をクリックして、[ファイル名] ボックスに「Repair.bat」と入力します。
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[ファイルの種類] ボックスをクリックし、[すべてのファイル] をクリックします。
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左側のウィンドウで、[デスクトップ] をクリックし、[保存] をクリックします。
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[ファイル] メニューの [レジストリ エディターの終了] をクリックします。
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デスクトップで、手順 5. で保存した Repair.bat ファイルを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。
重要 サービスの停止を確認するメッセージが表示されたら、キーボードの Y キーを押し、Enter キーを押します。 -
Windows ファイアウォールをもう一度開始します。Windows ファイアウォールを開始できる場合は、Repair.bat ファイルを削除します。これを行うには、Repair.bat を右クリックし、[削除] をクリックして、[はい] をクリックします。
Windows ファイアウォールを開始するときに引き続きエラー 0x8007042c が表示される場合は、Microsoft Consumer Security Support Center に問い合わせることができます。このためには、https://consumersecuritysupport.microsoft.com にアクセスします。
詳細
Windows ファイアウォールの詳細については、Windows ファイアウォールにアクセスしてください。 マイクロソフトでは、コンピューターをマルウェアから保護するために役立つ無料のセキュリティ プログラム Microsoft Security Essentials を提供しています。Microsoft Security Essentials の詳細については、Consumer Security Support Center にアクセスしてください。