概要
SQL Server 2014 Service Pack 2 (SP2) または SQL Server 2016 で、プラン表示 XML の QueryPlan 要素に新しい TraceFlags 要素が追加されました。クエリ プランをコンパイルすると、インスタンスまたはセッション レベルで有効なすべてのトレース フラグがこの要素に列挙されます。また、実際の実行プラン表示について、特定のクエリが実行されます。TraceFlags 要素には最大 2 つのインスタンスを使用できます。1 つはコンパイル時用 (IsCompileTime 属性が 1)、もう 1 つは実行時用です (コンパイル時と実行時の両方でトレース フラグが有効な場合、両方の一覧に示されます)。各要素は、2 つの属性を含む 1 つまたは複数の TraceFlag 要素の一覧を持つことができます。Value 属性でトレース フラグ番号が識別されます。また、Scope 属性は、トレース フラグを有効にした方法に応じて "Global" と "Session" のいずれかになります (OPTION QUERYTRACEON を使用してクエリ レベルでトレース フラグを有効にすると、プラン表示の "Session" スコープ内にあるものとして表示されます)。
コンパイル時または実行時にトレース フラグが有効にされなかった場合、対応する要素は含まれません。 注: プラン表示 XML には、有効なトレース フラグが最大 100 個列挙されます。解決方法
Service Pack の情報
SQL Server 2014 Service Pack 2 SQL Server 2016 Service Pack 1 SQL Server の Service Pack の概要 Service Pack は累積的であり、最新の Service Pack には新しい修正プログラムと共に、それ以前の Service Pack に含まれていたすべての修正プログラムが含まれています。最新の Service Pack と、その Service Pack の最新の累積的な更新プログラムを適用することをお勧めします。最新の Service Pack をインストールする前に、以前の Service Pack をインストールする必要はありません。最新の Service Pack と最新の累積的な更新プログラムについての詳細は、以下の記事の表 1 を参照してください。SQL Server とそのコンポーネントのバージョン、エディション、更新プログラムのレベルを確認する方法
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。