概要
この資料には、作業中のブックのすべてのワークシートをループするマクロ (Sub プロシージャ) の Microsoft Visual Basic for Applications が含まれています。このマクロには、各ワークシートの名前も表示されます。
詳細情報
マイクロソフトでは、プログラミングの例だけで明示または黙示の保証もないです。ここで言う保証とは、特定の目的に対する商品性や適合性の暗示的保証を含んでいますが、それに限定されるわけではありません。この資料では、例示されているプログラミング言語およびプロシージャの作成やデバッグに使用するツールにお客様が精通していることを前提としています。マイクロソフトのサポート エンジニアは、特定のプロシージャの機能を説明することができますが、機能の追加またはお客様固有の要件を満たすようにプロシージャを作成するこれらの例は変更されません。サンプル マクロには、これらの手順に従います。
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新しいモジュール シートに次のマクロ コードを入力します。
Sub WorksheetLoop() Dim WS_Count As Integer Dim I As Integer ' Set WS_Count equal to the number of worksheets in the active ' workbook. WS_Count = ActiveWorkbook.Worksheets.Count ' Begin the loop. For I = 1 To WS_Count ' Insert your code here. ' The following line shows how to reference a sheet within ' the loop by displaying the worksheet name in a dialog box. MsgBox ActiveWorkbook.Worksheets(I).Name Next I End Sub
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マクロを実行するのには"Sub WorksheetLoop()"、行にカーソルを置き、f5 キーを押します。
マクロは、ブック内をループし、ループを実行するたびに別のワークシートの名前をメッセージ ボックスを表示します。このマクロをワークシート名のみ表示するに注意してください。ブック内の他の種類のワークシート名は表示されません。'For' ループを使用してブック内のワークシートのすべてをもループします。
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新しいモジュール シートに次のマクロ コードを入力します。
Sub WorksheetLoop2() ' Declare Current as a worksheet object variable. Dim Current As Worksheet ' Loop through all of the worksheets in the active workbook. For Each Current In Worksheets ' Insert your code here. ' This line displays the worksheet name in a message box. MsgBox Current.Name Next End Sub
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マクロを実行するのには"Sub WorksheetLoop2()"、行にカーソルを置き、f5 キーを押します。
このマクロ機能は同じ、WorksheetLoop マクロを作業中のブックのワークシートのすべてを処理する別の種類のループを使用します。
参照情報
Visual Basic for Applications のヘルプの詳細については、次のマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。
163435 VBA: Visual Basic for Applications のプログラミング リソース
226118 off 2000: Visual Basic for Applications のプログラミング リソース