Wordなどの他の Microsoft Office プログラムとは異なり、Excel には、セル内のデータのすべてまたは個々の部分を強調表示するために使用できるボタンは用意されていません。
ただし、セルに強調表示色を塗りつぶすことで、 ワークシート 内のセルの強調表示を模倣できます。 強調表示を簡単に模倣するには、カスタム セル スタイルを作成して、セルを強調表示色で塗りつぶすために適用できます。 次に、そのセル スタイルを適用してセルを強調表示した後、 書式ペインターを使用して、強調表示を他のセルにすばやくコピーできます。
セル内の特定のデータを目立たせたい場合は、そのデータを別のフォントの色または形式で表示できます。
セルを強調表示するセル スタイルを作成する
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[ ホーム ] > [新しいセル スタイル] をクリックします。
注:
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[セル スタイル] が表示されない場合は、セル スタイル ギャラリーの横にある [その他の ] ボタンをクリックします。
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[ スタイル名 ] ボックスに、新しいセル スタイルの適切な名前を入力します。
ヒント: たとえば、「Highlight」と入力 します。
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[書式設定] をクリックします。
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[ セルの書式設定 ] ダイアログ ボックスの [ 塗りつぶし ] タブで、強調表示に使用する色を選択し、[OK] をクリック します。
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[ OK] を クリックして [ スタイル ] ダイアログ ボックスを閉じます。
セル スタイル ボックスの [ カスタム ] の下に新しいスタイルが追加されます。
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ワークシートで、強調表示するセルまたはセル範囲を選択します。 セルを選択する方法
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[ ホーム ] タブの [ スタイル ] グループで、作成した新しいカスタム セル スタイルをクリックします。
注: カスタム セル スタイルは、セル スタイルの一覧の上部に表示されます。 [ スタイル ] グループにセル スタイル ボックスが表示され、新しいセル スタイルがリストの最初の 6 つのセル スタイルのいずれかである場合は、[ スタイル ] グループでそのセル スタイルを直接クリックできます。
書式ペインタを使用して他のセルにハイライトを適用する
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使用する強調表示で書式設定されたセルを選択します。
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[ ホーム ] タブの [ クリップボード ] グループで、[ ペインタの書式設定 ]をダブルクリックし、強調表示するセルまたはセル範囲にマウス ポインターをドラッグします。
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完了したら、[ ペインタの書式設定 ] をもう一度クリックするか、Esc キーを押してオフにします。
特定のデータを異なるフォントの色または形式で表示する
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セルで、別の色または形式で表示するデータを選択します。
セル内のデータを選択する方法
セルの内容を選択する方法
操作
セル内
セルをダブルクリックしてから、選択するセルの内容をドラッグします。
数式バー
セルをクリックしてから、数式バーで、選択するセルの内容をドラッグします。
キーボードを使用する
F2 キーを押してセルを編集し、矢印キーを使用して挿入ポイントを配置し、Shift キーを押しながら方向キーを押して内容を選択します。
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[ホーム] タブの [フォント] グループで、次のいずれかの操作を行います。
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テキストの色を変更するには、[ フォントの色] の横にある矢印をクリックし、[ テーマの色] または [ 標準の色] で使用する色をクリックします。
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最近選択したテキストの色を適用するには、[ フォントの色 ]をクリックします。
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使用可能なテーマの色と標準の色以外の色を適用するには、[その他の色] をクリックし、[色] ダイアログ ボックスの [標準] タブまたは [カスタム] タブで使用する色を定義します。
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形式を変更するには、[ 太字 ]、[ 斜体 ]、または [ 下線 ]をクリックします。
キーボード ショートカット Ctrl + B キー、Ctrl + I キー、または Ctrl + U キーを押すこともできます。
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