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[リンク] フィールドは、 OLEを使用して、別のアプリケーションからWord ドキュメントに情報をリンクします。 Microsoft Wordは、別のアプリケーションから情報をコピーし、[特殊な貼り付け] コマンド ([ホーム] タブ、[クリップボード グループ]、[コマンド矢印の貼り付け] ボタン) を使用してWordドキュメントに貼り付けると、このフィールドを挿入します。

セキュリティ メモ: フィールド コードは文書を読んでいるすべてのユーザーが表示できるため、フィールド コードを配置する情報は秘密にしておきたい情報ではないようにしてください。

書式

ドキュメントの FieldName フィールドを表示すると、構文は次のようになります。

{ LINK ClassName "FileName" [PlaceReference ] [スイッチ ] }

注:  フィールド コードはフィールドに表示する内容を指定します。 フィールドの実行結果はフィールド コードを評価した後文書に表示されます。 フィールド コードとフィールド コードの実行結果の表示を切り替えるには、Alt キーを押しながら F9 キーを押します。

説明

ClassName

リンクされた情報のアプリケーションの種類。 たとえば、Microsoft Excel グラフの 場合、ClassName は "Excel.Chart.8" です。 Wordは、ソース アプリケーションからこの情報を決定します。

"ファイル名"

ソース ファイルの名前と場所。 場所にスペースを含む長いファイル名が含まれている場合は、引用符で囲みます。 1 つの円記号を 2 つの円記号に置き換えて、 パスを指定します。例:

"C:\\MSOffice\\Excel\\Rfp\\Budget.xls"

PlaceReference

リンクされているソース ファイルの部分を識別します。 ソース ファイルが Microsoft Excel ブックの場合、参照にはセル参照または名前付き範囲を指定できます。 ソース ファイルがWordドキュメントの場合、参照は ブックマークです。

スイッチ

\a

[LINK] フィールドを自動的に更新します。手動更新を使用するには、このスイッチを削除します。

\b

リンクされたオブジェクトをビットマップとして挿入します。

\d

グラフィック データはドキュメントと共に格納されないため、ファイル サイズが小さくなります。

\f

次のいずれかのパラメーターに従って、 リンク オブジェクト の書式を特定の方法で更新します。

指定内容

0

ソース ファイルの書式設定を維持する

1

サポートされていません

2

コピー先ドキュメントの書式設定と一致する

3

サポートされていません

4

ソース ファイルが Excel ブックの場合は、ソース ファイルの書式設定を維持する

5

ソース ファイルが Excel ブックの場合は、コピー先ドキュメントの書式設定と一致します

\h

リンクされたオブジェクトをテキスト形式 HTML 挿入します。

\p

リンク オブジェクト を図として挿入します。

\r

リンクされたオブジェクトをリッチ テキスト形式 (RTF) で挿入します。

\T

リンクされたオブジェクトをテキストのみの形式で挿入します。

\u

リンクされたオブジェクトをテキストとして Unicode 挿入します。

次の例では、Microsoft Excel ワークシートからセル範囲を挿入します。 \a スイッチを使用すると、Microsoft Excel でワークシートが変更されるたびに、Wordで情報が確実に更新されます。

{ LINK Excel.Sheet.8 "C:\\My Documents\\Profits.xls" "Sheet1!R1C1:R4C4" \a \p }

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