初めて Office プログラムをインストールして使用するとき、下の画像のようなダイアログ ボックスが表示され、ユーザー名とイニシャルを入力するように求められます。
入力した名前とイニシャルはこれから作成するあらゆる Office 文書に関連付けられ、コメント、改訂、文書の全般プロパティなどの場所に表示されます。 任意の名前を入力できますが、文書を共有する相手や校閲する人のことを考えてユーザー名を決めることをお勧めします。 ほとんどのユーザーは単純に自分の氏名を利用します。
Office プログラムを起動するたびに [ユーザー名] ダイアログ ボックスが表示される場合、「ユーザー名とイニシャルの要求を停止する」を参照してください。
ユーザー名とイニシャルを変更する
他のユーザーと共有する Office 文書を作成している場合、適切な属性や正しい作成者情報が重要になることがあります。 ユーザー名とイニシャルはいつでも変更できます。
重要: 1 つの Office プログラムで名前やイニシャルを変更すると、お使いのコンピューターにインストールしているその他すべての Office プログラムで名前とイニシャルが変更されます。
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[ファイル] メニューの [オプション] をクリックします。
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[オプション] ダイアログ ボックスの [Microsoft Office のユーザー設定] セクションでユーザー名とイニシャルを変更します。
ユーザー名とイニシャルの要求を停止する
[ユーザー名] ダイアログ ボックスは 1 回だけ、すなわち、新しくインストールした Office プログラムを開いたときにだけ表示されることになっています。 このダイアログ ボックスがプログラムを開くたびに表示される場合、レジストリのアクセス許可を変更することで停止できる場合があります。
警告: この手順には、コンピューターのレジストリを変更する方法が記載されています。 レジストリを間違えて変更すると、深刻な問題が発生する可能性があります。 手順を実行する際には十分に注意してください。 万が一の場合に備え、変更前にレジストリをバックアップしておいてください。 そうすることで、問題が発生した場合に、レジストリを復元できます。 レジストリをバックアップおよび復元する方法については、「 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法」を参照してください。
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Windows 10、Windows 8、Windows 7、Windows Vista の Windows スタート画面から、検索ボックスに「regedit.exe」と入力し、Enter キーを押します。
注: Windows XP の場合、[スタート] をクリックして [実行] をクリックし、「regedit.exe」と入力して Enter キーを押します。
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レジストリ エディターで、次の場所に移動します。HKEY_Current_User\Software\Microsoft\Office\Common\UserInfo
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[ユーザー情報] をクリックします。
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[編集] メニューの [アクセス許可] をクリックします。
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ユーザー名をクリックします。
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[フル コントロール] の [許可] チェック ボックスを選択します。
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[適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
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レジストリ エディターを終了します。