他のユーザー (上司など) の代理で行う Lync 会議のセットアップは、自分自身の会議のスケジューリングとよく似ています。代理で行うには、Outlook の予定表や Lync に代理人が追加されている必要があります。これにより、通常の Lync 会議とまったく同じように会議をセットアップできるようになります。
まず、委任する側のユーザーが以下の手順を実行する必要があります。
Outlook で代理人のアクセス権を設定する
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Outlook を開き、[ファイル]、[アカウント設定]、[代理人アクセス]、[追加] の順にクリックします。
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代理人を務める人の名前を探して追加します。
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[予定表] メニューをクリックし、[編集者] の権利を選択します。
詳細については「自分のメールと予定表の管理を他のユーザーに許可する」を参照してください。
Lync で代理人のアクセス権を設定する
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Lync を開いて、[オプション]、[着信の転送]、[代理人メンバーの編集] の順にクリックします。
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[追加]をクリックし、名前を選択して [OK] をクリックします。
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自分にかかってきた通話を代理人に受けてほしくない場合は、[通話の受信] をオフにします。代理人を設定しても、代理人への自動転送は行われないことに注意してください。
これで、代理人が管理者の予定表にアクセスして、その他の会議と同じように、Lync 会議をセットアップできるようになります。
会議をセットアップする方法については、「Lync 会議をセットアップする」を参照してください。
[今すぐ会議] および [会議電話]
[今すぐ会議] や [会議電話] を代理人として開始することもできます。
今すぐ会議
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Lync メイン ウィンドウのメニュー バーで、[今すぐミーティング] をクリックします。
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自分に代理人アクセス権を与えた人の名前をクリックして、会議を開始します。
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会議の [ユーザー] メニューをポイントして、参加者を招待します。
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招待された人は、会議出席依頼の通知を受け取ります。
電話会議
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キーボードの Ctrl キーを押しながら名前をクリックして、出席者の名前を選択します。
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選択した名前を右クリックして、[電話会議の開始] をポイントします。
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自分に代理人のアクセス権を与えた人の名前をポイントします。
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電話会議の開始に使用する電話番号を選びます。
注: リモート環境で Lync を使っている場合、代理人機能は利用できません。詳細については、「VDI 環境で Lync 2013 を使用する」を参照してください。
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