ドキュメント インスペクターは、ドキュメントに表示されない可能性がある 1 つ以上の埋め込みファイル (Office やテキスト ドキュメントなど) または埋め込みオブジェクト (グラフや数式など) を見つけました。
たとえば、PowerPoint プレゼンテーションに Excel グラフを埋め込み、Excel でのみ表示できる基になるデータを含めることができます。 または、そのグラフの背後にキャッシュされたデータも表示されない場合があります。
問題
ドキュメント インスペクターは、これらのファイルまたはオブジェクトを削除できません。これは、これらの項目がドキュメントの重要な部分である可能性があるためです。 たとえば、PowerPoint プレゼンテーションに Excel グラフを挿入した場合は、アイテムを削除するのではなく、グラフイメージのコピーに置き換えることができます。
推奨される解決策
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ドキュメント検査を閉じます。
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問題を解決する適切な方法を決定します。 たとえば、Excel グラフが埋め込まれており、グラフを保持し、非表示のデータを削除する場合は、グラフを画像に変換できます。
操作手順を次に示します。
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グラフ領域を選択し、Ctrl キーを押しながら C キーを押します。
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グラフの画像を貼り付ける場所を選択し、Ctrl + Alt + V キーを押して、 図 形式を選択します。
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元の埋め込みグラフを選択し、Delete キーを押します。
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埋め込みファイルまたはオブジェクトを削除するには、それを選択して Delete キーを押します。
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問題が解決したことを確認するには、[ファイル]、[情報]、[問題のチェック] の順にクリックして、[ドキュメント検査] をクリックします。
埋め込みオブジェクトの詳細
ドキュメント インスペクターは、[オブジェクト] ダイアログ ボックスから挿入された OLE オブジェクトまたはパッケージを検出します (Office アプリケーションで [オブジェクト > 挿入] をクリックするか、コピーおよび貼り付けコマンドを使用します。
いくつかのオブジェクトの種類の例を以下に示します。
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ビットマップ画像オブジェクト
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Microsoft Equation 3.0 オブジェクト
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Microsoft Graph グラフ オブジェクト
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Microsoft PowerPoint プレゼンテーション オブジェクト
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Microsoft Visio 図面オブジェクト
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Microsoft Word 文書オブジェクト
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OpenDocument テキスト オブジェクト