DATETIME 関数は、DATE 関数と TIME 関数の組み合わせです。
DATE は、特定の日付を表す一連のシリアル番号を返します。
TIME は、0:00:00 (12:00:00 AM) ~ 23:59:59 (11:59:59 P.M.) の時刻を表す、0 (ゼロ) ~ 0.99999999 の範囲の値を使用した時刻の 10 進数表記を返します。
構文
DATETIME(年,月,日,時,分,秒)
年 年引数は、1 ~ 4 桁で指定できます。 1900 よりも前の年は使用できません。 年引数を 0 (ゼロ) ~ 1899 の間にすると、値が 1900 に追加されて年が計算されます。 たとえば、DATETIME(108,1,2,n,n,n) では、2008 (1900+108) 年 1 月 2 日を表すシリアル番号 39.449 が日付として返されます。 年引数を 1900 ~ 9999 の間にすると、値が年として使用されます。 たとえば、DATETIME(2008,1,2,n,n,n) でも、やはり、39.449 が日付として返されます。
Month は、年の月を表す数値です。 月に 12 より大きい数値を指定すると、指定した年の最初の月に、月引数を加えた月を指定したと見なされます。 たとえば、DATETIME(2008,14,2,n,n,n)は、2009 年 2 月 2 日を表すシリアル番号を返します。
日 は、月の日を表す数値です。 指定した月の最終日より大きい数値を日に指定すると、その月の最初の日に日引数を加えた日を指定したと見なされます。 たとえば、DATETIME(2008,1,35,n,n,n)は、2008 年 2 月 4 日を表すシリアル番号を返します。
Hour は、0 (ゼロ) から 32767 までの時間を表す数値です。 23 より大きい値は 24 で割られ、残りは時間値として扱われます。 たとえば、DATETIME(n,n,n ,27,0,0) は、時刻を午前 125 時または午前 3 時 00 分として返します。
Minute は、分を表す 0 から 32767 までの数値です。 59 より大きい値は、時間と分に変換されます。 たとえば、DATETIME(n,n,n ,0,750,0) は、時刻を .520833 または 12:30 PM として返します。
2 番目 は 0 から 32767 までの数値で、2 番目を表します。 59 を超える値は、時間、分、秒に変換されます。 たとえば、DATETIME(n,n,n ,0,0,2000) は、時刻を .023148 または 12:33:20 AM として返します
解説
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日付は連続したシリアル値として保存され、日付の計算が行われています。 既定では、1899 年 12 月 31 日はシリアル番号 1、2008 年 1 月 1 日はシリアル番号 39448 です。これは、1900 年 1 月 1 日以降の 39,448 日であるためです。
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時刻は、日付を構成する値として小数で表されます。たとえば、12:00 PM は半日なので、0.5 と表されます。
例
年 |
月 |
日 |
時 |
分 |
秒 |
数式 |
説明 (計算結果) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2006 |
12 |
1 |
12 |
45 |
25 |
=DATETIME([年],[月],[日],[時],[分],[秒]) |
日付のシリアル番号と時刻の 10 進数表記 (39,052.5315393519) |