ここでは、Microsoft Excel の FORMULATEXT 関数の書式および使用法について説明します。
説明
数式を文字列として返します。
書式
FORMULATEXT(参照)
FORMULATEXT 関数の書式には、次の引数があります。
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参考 必須です。 セルまたはセル範囲を参照します。
解説
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参照されているセルを選択すると、数式バーに表示されている内容が返されます。
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対象範囲は、別のワークシートやブックに指定することができます。
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対象範囲が別のブックにあり、そのブックが開いていない場合は、エラー値 #N/A が返されます。
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対象範囲が行全体や列全体、または 1 つ以上のセルを含む範囲または定義名である場合、行、列、または範囲の左上隅のセルの値が返されます。
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次のような場合は、エラー値 #N/A が返されます。
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対象範囲として使用されるセルに数式が含まれていない場合。
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セル内の数式が 8,192 文字を超えている場合。
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ワークシート保護などのために、数式がワークシートに表示されない場合。
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数式が含まれている外部のブックが Excel で開かれていない場合。
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入力として無効なデータ型を使用すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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関数を引数として入力しているセルへの参照を入力すると、循環参照に関する警告は発生しません。 処理が成功した場合、数式は文字列してセルに返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
=TODAY() |
C2 の数式を使用すると、セル A2 の数式がテキスト文字列として返されるため、その構成を容易に確認できます。 A2 に入力されている数式は、A2 に現在の曜日を返す =TODAY() です。 C2 には、この数式 =TODAY() がテキストとして表示されます。 |
=FORMULATEXT(A2) |