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ここでは、Microsoft Excel の LOGNORM.INV 関数の書式および使用法について説明します。

説明

x の対数正規型の累積分布関数の逆関数を返します。ln(x) は、引数平均と標準偏差による正規型分布です。 p = LOGNORM.DIST(x,...) であるとき、LOGNORM.INV(p,...) = x となります。

対数正規型分布は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。

書式

LOGNORM.INV(確率, 平均値, 標準偏差)

LOGNORM.INV 関数の書式には、次の引数があります。

  • 確率    必ず指定します。 対数正規型分布に伴う確率を指定します。

  • 平均    必ず指定します。 ln(x) の平均値を指定します。

  • 標準偏差    必ず指定します。 ln(x) の標準偏差を指定します。

解説

  • 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • 確率 ≦ 0、または確率 ≧ 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。

  • 標準偏差 ≦ 0 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ

説明

0.039084

対数正規型分布に伴う確率

3.5

In(x) の平均値

1.2

In(x) の標準偏差

数式

説明

計算結果

=LOGNORM.INV(A2, A3, A4)

上のデータに対する対数正規型の累積分布関数の逆関数を求めます

4.0000252

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