組織のサポート チームは、他の企業とのフェデレーション リレーションシップを作成できます。フェデレーション リレーションシップは、組織の枠を越えた識別と承認を可能にする、仮想の連携です。
この記事の内容
フェデレーションとは
Lync Online フェデレーションを使うと、パートナー、サプライヤー、カスタマー、ベンダーなど、組織外の人々とより迅速かつ効率的にコミュニケーションを取ることができます。
フェデレーションを有効にすると、次のような処理を実行できます。
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他の組織のユーザーを連絡先リストに追加できます。
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フェデレーション関係にある連絡先にインスタント メッセージを送信できます。
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連絡先のユーザーを音声通話、ビデオ通話、または会議に招待できます。
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プレゼンス情報を交換できます。
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1 人の相手とのインスタント メッセージをマルチ ユーザーの会議に昇格できます。
また、Lync Online は Microsoft Messenger のパブリック インスタント メッセージング (IM) プロバイダーを使ったフェデレーションもサポートしています。
注: アカウントの設定によっては、これらの機能の一部を利用できないことがあります。
利用できる機能
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Lync 会議は、フェデレーションされたユーザーでもフェデレーションされていないユーザーでも利用できます。ただし、オプションが社内の従業員に対してのみ有効になっている場合、最初は、招待者は発表者として会議に参加できないように設定されています。外部の参加者に発表者権限を与えることが必要な場合は、会議中に発表者に昇格できます。
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フェデレーションされたユーザーは、IM 会話に参加したりプレゼンス情報にアクセスしたりする他に、Web 会議や音声/ビデオ電話会議にも参加できます。
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Microsoft Messenger ユーザーは、プレゼンス情報を表示したり、ピアツーピアの IM 会話とピアツーピアの音声/ビデオ通話に参加したりできます。
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ファイル転送やアプリケーション共有などの一部の機能は、パブリック IM ユーザーには利用できません。
機能 |
フェデレーションされたユーザー |
パブリック IM ユーザー |
プレゼンス |
はい |
はい |
ピアツーピア IM |
はい |
はい |
IM 会議 |
はい |
いいえ |
共同作業 (画面または PowerPoint の共有など) |
はい |
いいえ |
ピアツーピアの音声/ビデオ通信 |
はい |
はい |
音声/ビデオ電話会議 |
はい |
いいえ |
ファイル転送 |
はい |
いいえ |