メッセージ バーには、安全でない可能性のあるアクティブなコンテンツ (マクロ、ActiveX コントロール、データ接続など) や Office ファイル内の機密情報がある場合に、セキュリティ アラートが表示されます。 このような場合、黄色または赤色のメッセージ バーと盾アイコンなどのアイコンが表示され、問題を起こす可能性があることを通知するメッセージが表示されます。
信頼できる発行元から入手したコンテンツであることがわかっている場合、黄色のメッセージ バーで [コンテンツの有効化] をクリックして、コンテンツを信頼済みドキュメントにできるほか、そのセッションでコンテンツを有効にすることができます。 赤色のメッセージ バーでは、警告テキストをクリックできます。
[ ファイル ] タブをクリックして、追加情報とオプションを表示することもできます。
ここでは、メッセージ バーの例をいくつか示します。
セキュリティの警告を表示しない場合は、メッセージ バーを無効にすることができます。
重要: セキュリティ センターのセキュリティ設定を変更しないことをお勧めします。 変更すると、データの損失や盗難、コンピューターやネットワークのセキュリティの低下を招く可能性があります。
メッセージ バーのセキュリティの警告またはポリシー チップの有効/無効を切り替える
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[ファイル] タブ、[オプション] の順にクリックします。
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[セキュリティ センター] をクリックし、[セキュリティ センターの設定] をクリックします。
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[メッセージ バー] をクリックします。
次の情報を使用して、[メッセージ バー] タブのオプションを選びます。
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ActiveX コントロールやマクロなどのアクティブなコンテンツがブロックされている場合は、すべてのアプリケーションでメッセージ バーを表示 します。これは既定です。 安全でない可能性のあるコンテンツが無効になった場合、メッセージ バーが表示されます。
注: セキュリティ センターの [マクロの設定] で [警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする] を選択すると、このオプションは選択されず、メッセージ バーは表示されません。
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ブロックされたコンテンツに関する情報を表示しない - このオプションはメッセージ バーをオフにし、セキュリティの問題に関するアラートは、セキュリティ センターのセキュリティ設定に関係なく表示されません。
注: この設定では、保護ビューで Office が開いた場合に表示されるメッセージ バーは変更されません。
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[ポリシー ヒントをメッセージ バーに表示します。 これをオフにすると、組織で必要とされる場合を除いて、ポリシー ヒントはすべて無効になります。- このオプションをオンにすると、ドキュメントがorganizationのポリシーと競合する場合、メッセージ バーにポリシー ヒントが表示されます。 たとえば、文書にクレジット カード番号や顧客の口座番号などの機密情報が含まれている場合に、ポリシー チップが表示されます。
注: ポリシー チップが表示されるには、管理者が前もってユーザーに通知するためのルールを作成しておく必要があります。 組織には、ユーザーがこのオプションをオフにした場合でもポリシー チップを表示するポリシーが用意されている場合があります。 一般に、"通知のみ" のポリシー チップは表示されないようにできますが、ユーザーのアクションを必要とするポリシーの場合は、ポリシー チップを表示するオプションを設定していない場合でも、メッセージ バーが表示されます。
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