適用先
SharePoint Server サブスクリプション エディション SharePoint Server 2019 SharePoint Server 2016 SharePoint Server 2013 SharePoint Server 2013 Enterprise Microsoft 365 の SharePoint SharePoint Foundation 2010 SharePoint Server 2010 Microsoft 365 Small Business の SharePoint Windows SharePoint Services 3.0

一定期間の投資に対する利率を返します。 RATE では反復計算によって値が算出されるため、結果は 0 個以上になります。 RATE で 20 回の反復計算を行い、連続する計算結果の収束値が 0.0000001 以下にならない場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

構文

R ATE(nper,pmt,pv,fv,type,guess)

引数である、期間、定期支払額、現在価値、将来価値、支払期日の詳細については、PV 関数を参照してください。

期間     は、年金の支払期間の合計数です。

Pmt     は、各期間に行われた支払いであり、年金の有効期間中に変更することはできません。 通常、pmt には元金と利息が含まれますが、その他の手数料や税金は含まれていません。 pmt を省略する場合は、fv 引数を含める必要があります。

現在価値     は現在の値です。一連の将来の支払いが今価値がある合計金額です。

将来価値     は、将来の価値、または最後の支払いが行われた後に達成する現金残高です。 将来価値を省略すると、0 を指定したと見なされます (たとえば、ローンなどの借入金の将来価値は 0 になります)。

     は 0 または 1 の数値で、支払い期限を示します。

型を に設定する

支払いが完了した場合

0 または省略

各期の期末

1

各期の期首

推定値    は、レートが何であるかを推測します。 推定値を省略すると、10% として計算されます。 RATE 関数の結果が収束しない場合は、推定値の値を変えてみてください。 通常、推定値に 0 ~ 1 の範囲の値を指定すると、計算結果が収束します。

解説

推定値と期間を指定するときは、時間に関する単位を一致させる必要があります。 たとえば、年利 12% の 4 年ローンを月払いで返済する場合、推定値には 12%/12 = 1 (%) を、また期間には 4*12 = 48 (月) を指定します。 また、これと同じローンを年払いで返済する場合は、推定値に 12 (%)、期間に 4 (年) を指定します。

使用例

この例では、ローンの年数に 12 を乗算して月数を取得します。

期間内支払回数

Pmt

PV

説明 (計算結果)

4

-200

8000

=RATE([Nper]*12, [Pmt], [PV])

指定された引数を持つローンの月次レート (1%)

4

-200

8000

=RATE([Nper]*12, [Pmt], [PV])*12

指定された引数を持つローンの年率 (0.09241767 または 9.24%)

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