ここでは、Microsoft Excel の T 関数の書式および使用法について説明します。
説明
指定した値が表している文字列を返します。
書式
T(値)
T 関数の書式には、次の引数があります。
-
値 必ず指定します。 テストする値を指定します。
解説
-
指定した値が文字列を表している場合、その値が返されます。 値が文字列以外のデータを表している場合は、空白文字列 ("") が返されます。
-
数式中の値は必要に応じて自動的に変換されるため、数式の中で T 関数を使用する必要はほとんどありません。 この関数は、他の表計算プログラムとの互換性を維持するために用意されています。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ |
||
降水量 |
||
19 |
||
TRUE |
||
数式 |
説明 (計算結果) |
結果 |
=T(A2) |
最初の値は文字列のため、その文字列が返されます (降水量) |
降水量 |
=T(A3) |
2 つ目の値は数値のため、空白文字列が返されます () |
|
=T(A4) |
3 つ目の値は論理値のため、空白文字列が返されます () |